海外に旅行に行った際、バングラデシュ人やインド人などのアジア系の男性たちが、2人で手を繋いで歩いているところを見たことはありませんか?日本では、女性同士が手を繋ぐのに対して特に違和感は抱きませんが、男性同士が手を繋いでいると変な目で見てしまう傾向があります。しかし驚いたことに、アジア地域の男性は男同士で手を繋ぐ習慣が普通にあるようなのです。

筆者が住むUAE(アラブ首長国連邦)には、フィリピン人はおろか、多くものアジア人が労働のために在住しています。都市から離れた街では、金曜日の休日ともなると、バングラデシュ人やインド人の男性たちが休日を楽しむためにビーチや公園でくつろいでいる姿を良く見かけます。

そんな中で、仲良く手を繋いで歩いている男性たちを目にします。初めて見た時にはぎょっとしましたが、どうやらゲイではなさそう。イチャイチャするのではなく、子供同士が手を繋いでいる感覚と言っていいでしょうか?特別な感情があって手を繋ぐのではなく、あくまで"友情表現"です。

バングラデシュの文化やイスラム文化では、婚前の男女交際は公に行えるものではなく、手を繋いで歩いたりする姿は目にかかれません。
一方で友情関係は別もの。日本でも女性同士が手を繋いで歩いてもおかしくないように、バングラデシュでは仲のいい男友達が手を繋いでいます。
手を繋いで歩くだけでなく、座っておしゃべりする時も肩を組んだり、時には膝枕をしたりするほどとても仲が良いです。

出典 http://eedu.jp

辛い生活で芽生えた友情

UAEで働くアジア系男子たちが仲良くなっている背景には、彼らの給料の問題がありました。学歴が少ない彼らは限られた仕事をするしかなく、給料は高学歴者の10分の1程、いや、それ以下しか貰えていません。その上、母国に住んでいる家族に仕送りをするので、残されたお金はわずか。一人暮らしなんてする余裕さえありません。

そこで彼らは家賃を分担し、共同で暮らしているのです。食事代や電気水道代も分担。それならわずかなお金でも暮らすことができます。

共同生活をする中で、同じ状況にある仲間同士には友情が芽生え、仲良くなった彼らは自然に手を繋いでしまいます。男同士が肩を組むのと同じです。

動画はかなりシビアなところを鋭く突いていますが、全てのアジア男子がそうであるわけではありません。私が知っている限りですが、カフェテリアや車修理、配管業、タクシー運転手、バス運転手などをしている人もいます。それでも給料は高学歴者には到底およびません。しかしそれでも心底明るい性格の彼らは、少しも辛さを見せることはありません。前向きです。

あの有名な世界一高いビルのBurj Al Kharifa (バージュカリファ)を建設したのは、建設業を務めるアジア人たち。この華やかなドバイが出来た影には、彼らの存在があったからだと思います。正に縁の下の力持ちです。

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