パチンコやパチスロなどのギャンブル依存や、スマホゲームの課金の問題は社会問題に発展しています。本来は、楽しむための娯楽であるはずのそれらのものに大金を貢いでしまい、人生が狂ってしまう人も多くいます。

そんななかツイッターに「娯楽と依存の境界線」をわかりやすく説明しているツイートが投稿され、話題を呼んでいます。

ストレスから逃れる為に

楽しかった → 娯楽
後悔しながらもやめられない → 依存症

※権利者の許可を得て掲載しています。

イライラしながらも金を叩きつけてる人は依存症

「娯楽」と「依存症」のボーダーラインは覚えておいたほうがいい。

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各国のギャンブル依存症有病率

出典 http://www.jcp.or.jp

ギャンブル依存症の疑いがある人は成人男性の8・8%、女性の1・8%で、全体では4・8%にのぼりました。
ほとんどの国が1%前後なのにたいして、日本の数値は“異常”ともいえる高さなのです。

ギャンブルで勝った体験が、強烈に脳の記憶に刻印されてしまうんですね。
そのために、繰り返しその刺激を求めていくと。
ギャンブルで勝った時の体験がイメージされて、それが強烈な欲求になってくると。
結果として、ほかの娯楽や、ほかのゲームでの快感というものがあまり感じられなくなって、そういうギャンブルに特異的に反応するような、脳の機能変化が起きてくるんですね。

出典 http://www.nhk.or.jp

ギャンブルで勝ったときの高揚感が忘れられず他の娯楽で快感を得ることができなくなってしまうのです。

スマホゲームは昔のゲームと異なり、終わりがないのが特徴です。
課金中毒者の場合、終わりないゲームを延々と続けることになります。
難しいミッションをクリアしても時間が経てばアップデートされ、新しいミッションが待っています。

課金中毒者は課金してでもそのミッションをクリアしたいと思いお金をかけてしまいます。
期間限定アイテムなども出てきますから、使わないだろうと思っていてもレア度が高いため、課金中毒者の性である課金をしてしまうという結果になってしまうのです。

また友達に追いつくため、勝ちたいために行うこともあげられます。
ここから恐ろしい課金中毒者が誕生するというわけです。

出典 http://tokutyou.com

スマホゲームはどんどん低年齢化しているのが現実です。親が知らないうちに課金してしまっていることも多いのです。

ギャンブル依存を予防するには?

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ギャンブルには、勝ち負けがあります。そして、依存者でなくとも負けた時には悔しいと感じ、取り返したいと思うものです。しかし、ある一定の金額や時間を超えた時点で、浪費してしまったことを後悔して引き上げるのが普通の人と言えるでしょう。

ところが、ギャンブル依存症になってしまうと、負けの記憶や後悔は他の方に比べて極端に残りづらくなってしまいます。逆に、勝ちの記憶は鮮烈に頭に残るために、いくら負けても勝った時の興奮を味わいたくなってしまうのです。ですから、依存症とならないためには、通常の感覚でいるうちに「ギャンブルにのめり込むと怖いことになる」と自覚することが重要となります。

そのためには、自分自身もそうですが家族の働きかけも重要です。パチンコ店へ出かけることが多いと感じるのであれば、注意するだけでなく他の興味を引くようなイベントへ誘うなど、ギャンブル以外の楽しみを見つける手伝いをしても良いでしょう。そうして、依存になる前の段階から、ギャンブルに対する興味を通常の範囲へ留めさせることが予防につながるはずです。

出典 http://xn--ock3dqb7a0b3537avfr0k2c.cc

ギャンブルで負けたときは誰しも悔しいと思うのが当たり前です。そして、なんとか取り返したいと思うもの。しかし、引き際がとても大切だと言えます。ギャンブル自体を楽しみたいのであれば、あらかじめ予算を決めてそれ以上は使わないと強い心で臨まなければなりません。

ギャンブルを趣味に持つことが悪いわけではありません。ツイッターに投稿されたように「娯楽」と「依存症」にはボーダーラインが存在するのです。楽しむということがキーワードです。

それでも依存症に陥ってしまうひとはたくさんいます。決めた金額のなかで遊んだり、別の趣味を見つけたり、家族や友人に協力してもらい、アドバイスをしてもらうのもひとつの方法だと思います。

それでも、「依存症」から克服できない場合は、医療機関に相談に行ったり、支援団体や自助グループなどを活用するのもいいと思います。

こどものスマホゲームなどの課金は、お子さんが利用している端末を確認してください。端末に登録しているクレジットカードの情報は、削除することができます。

ギャンブル依存症にならないためには「依存症を知る」ことかもしれません。もし罹ってしまったら、生活を破たんさせかねないことを念頭に置いて、節度を保って興じることが大切だと思います。

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東京が好きで、昭和が好きで、古い日本のドラマも好きで、カフェが好き。
忘れられかけている遠い記憶のことを掘り起こしています。

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