「これ、外が暑過ぎでフィルムに張り付いちゃって取れませんよ、食べられない。」

こんな言葉と共に、Twitterに一枚の写真が投稿されました。

外が暑すぎて・・・

大正15年に発売されたボンタンアメ

出典 http://www.amazon.co.jp

たわわなボンタンが印象的な今も変わらないパッケージが懐かしさを感じさせてくれます。

南国特産と書かれたボンタンアメは南国特産のボンタンの爽やかな味わいが口いっぱいに広がる、セイカ食品から大正15年に誕生したソフトキャンディです。

元々は水飴で作った朝鮮飴というもち米と水飴と砂糖を独自の製法で捏ね合わせて、片栗粉をまぶした熊本銘菓をヒントに作られたお菓子です。

オブラートに包まれている!

出典 http://www.fj9.info

フィルムではなくて、ひとつひとつオブラートに包まれています。

ボンタンアメの原料は主にもち米であり、油を使っていないため、オブラートで包まなければ箱の中で飴同士がくっついてしまうので、包み紙ごと食べられるオブラートで包むことにしたそうです。

出典 http://www.amazon.co.jp

オブラートというのはオランダ語です。デンプンから作られていて水に溶けやすい半透明の薄い膜のことをオブラートと呼びます。薬やお菓子などを包み、そのまま体内に摂取することができます。

入れ歯の固定に!

出典 http://arinco11.exblog.jp

オブラートのパッケージの裏には、入れ歯の固定にピッタリという説明があります。

唇のパックに!

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by Titian_1253

唇が荒れた時などに、たっぷりのリップクリームを塗って、オブラートを乗せれば、そのまま就寝してもオッケーです。万が一食べてしまってもオブラートなら害はありません。

オブラートアートも!

これは芸術の域ですよね!

オブラートアートでパンも!

ひとつづつ表情も違って楽しいパンアートができます。

子ども達も大喜び!

カラフルでなんて可愛いんでしょう!

ムーミンパン!

なんてお洒落なんでしょう!

プリンにも!

繊細な絵がかけるのもオブラートだからこそ、素敵ですよね。

オブラートシートの作り方

用意するもの

①好きなイラスト
②オブラート
③クリアファイル(プラ板でもOK)
④霧吹き
⑤キッチンペーパー
⑥筆
⑦食紅(黒色は黒食紅か竹炭パウダー)

子どもの頃に食べた記憶のあるボンタンアメ。たまにスーパーなどのお菓子売り場で見つけると嬉しかったり、ほっとしたりします。オブラートのまま食べるという発想は、今の若い世代のひとには馴染みがないのかもしれません。

あのセロファン独特の匂いがお菓子の甘さと融合してなんともいえない懐かしい味わいになるのです。飴同士がくっつかないようにとの工夫から生まれたものですが、食の安全も考えられていて、子どもも安心して食べられました。

最近は、オブラートの特性を利用したオブラートアートが流行しています。これも素敵なアイデアですよね。いろいろなものに表情を変えながら私達の生活のなかにいるオブラート。家にひとつは常備しておきたいです。

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東京が好きで、昭和が好きで、古い日本のドラマも好きで、カフェが好き。
忘れられかけている遠い記憶のことを掘り起こしています。

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