記事提供:LITALICO 発達ナビ

娘と関わりたがらない夫に不満をぶつけると衝撃的な言葉が返ってきました。それでも私は娘のことを諦めて欲しくありませんでした。今回は、そんな夫と娘の成長を描きたいと思います。

娘とコミュニケーションを取ろうとしない夫

我が家の娘は自閉症と診断されています。

夫は娘に障害が分かるまで育児に協力的でしたが、発達障害を疑い始めた頃から一切関わらなくなってしまいました。娘の自我が出てきて、私以外の人に世話をされるの拒否するようになってきたのもあるかもしれません。

でも娘は、家の中で「できた!」と自分が感じたときにはそれを夫にを誉めて欲しくて、手をパチパチしながら夫のことをチラチラ見ています。それでも、夫は顔をあげることなく無視し続けていました。

世話はできなくても、話しかけることくらいはできるのに……。娘に対する夫の態度を見て、私は不満を募らせていきました。

たまりかねた私、夫からの衝撃の言葉

たまりかねた私はある日、「娘に話しかけてあげてよ」と夫に言いました。夫から返ってきたのは、「障害があるんだから、どうせ何を話しかけたって分かっていないよ。僕はもう娘のことは人間だと思っていないし期待するのはやめたんだ。」という衝撃的な言葉でした。

夫は娘の障害をかなり重く考えているようでした。「確かに今は分かっていないかもしれないよ……でも毎日話しかけていることは分かってきたじゃん!」「ほとんどど分かってないだろ!」「そんなことない!!」

娘に話しかけてもこれから先、一生言葉が分からない?そんなことはありません。私は娘を信じていました。

娘を信じて、話しかけつづけた毎日

出典553kmn(こころ)

出典553kmn(こころ)

娘は夫に興味がない訳じゃありません。一時期は夫に後追いをしていましたし、パパという言葉が夫だということもちゃんと分かっています。私は毎日、「パパ、どこかな?」「お風呂に行ったね」というように娘に話しかけ続けました。

すると娘は、私が「パパ、どこ?」と話しかけるとキョロキョロ探すようになり、指差しが出来るようになってからは、夫に指を差すようになりました。「パパは〇〇に行ったね」「もうすぐ戻ってくるからね」「パパどこ?」「一緒に探しに行こうか」

毎日話しかけてるうちに娘は、夫が急にいなくなるとすぐに「ばばー!」と呼ぶようになりました。

そんなある日、娘に変化が…

出典553kmn(こころ)

そんなある日、娘は夫が仕事で家にいないときに、自分から夫を探し始めたのです!長く姿を見せていない夫を、本人がいない時に娘が呼ぶなんて初めてのことでした。

そのとき私は「パパ、もうすぐ帰ってくるよ」と伝えましたが、娘は結局夫が帰ってくるまで、ずっと「ばばー!」と呼んでいました。私に「パパはどこ?」聞きたかったのかもしれません。

それからまた娘は夫を意識し始めました。夫に後追いをしたり、スピードを合わせて歩いたり、私以外の人には拒否していた抱っこを許すようになりました。夫が帰ってきたらとても嬉しそう顔をしてお出迎えするようにもなりました

出典553kmn(こころ)

話しかけることは、無意味なんかじゃない!

娘は夫を意識するようになりましたが、それでも夫が娘に話しかけることはほとんどなく、仕事から帰ってきたらずっとスマホを触っていました。話しかけることは無意味ではないと、娘の成長を見て私は確信していました。

だから夫もたくさん話しかけて、娘の世界を広げてあげて欲しいのです。どうせ言っても取り合ってくれないんだろうけど…それでも私は諦めずに夫に伝えました。

「小さくて可愛いこの時期に娘に関わらなくてほんとにいいの?娘が2歳の今日は二度と戻ってこないんだよ。本当はもう分かっているんでしょ?話しかけても無意味じゃないって。」

夫にもとうとう変化が訪れた

そのとき夫は何も言い返してきませんでしたが、その日から明らかに対応が変わりました。娘に話しかけたり、たまには娘の歯を磨き、寝かしつけて、朝ごはんを食べさせてくれるようになったのです……!

あんなに娘と関わることを拒否していた夫が娘の面倒を見ている……!そして私以外に世話をされることを拒否していた娘も、夫に面倒を見られることを許していたのです。夫の変化に加えて娘の成長を感じ、ダブルで嬉しかったです。

因みに娘は「ババ」と毎日何度も言うようになりましたが、「ママ」は本当にまれにしか言いません。こんなにパパって呼んで貰える夫が正直、うらやましいなぁと思ったりします。(笑)

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