「たとえ将来バイトと掛け持ちしてでも、芸能界でやっていく。ここ最近で決めました」

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彼の名は「加藤清史郎」。爽やかな佇まいから咄嗟に結びつかないかもしれませんが、あの可愛い“こども店長”の現在の姿です。15歳になり、早くも来年高校生になる加藤清史郎さんは、生後2ヶ月で事務所に登録し、1歳ほどで芸能界デビューを果たしています。

出典劇団ひまわり様ご提供

圧倒的なキャリアを誇る彼は、子役を経て多感な時期を迎えた今、将来も芸能界で生きていく決断をしていました。単独取材で語られた、その胸中をお届けします。

“前略、今どうしてる?” Special interview

来年は高校生。“こども店長”と親しまれた「加藤清史郎」の今

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これまでは、お仕事が「趣味」に近かった部分はありました。人前に出て多くの方に見られるというのは特殊でしたが、学校の友達みんなが、放課後にサッカーや野球をやったりするのと同じような感覚で、ずっと僕は芸能活動をやっていました。

本当に辛いこともあるんですけど、それを打ち消すぐらいの楽しさが、活動の中でボンボン出てきているんです。何よりお芝居、歌、ダンスなどをするのが好きなので、将来も職業としてやり続けたい”とここ1〜2年で決めました。決意するきっかけがあったというより、徐々にそういう気持ちが芽生えていった感じです」

「両親からは“辞めたかったら辞めていい”と言われている」

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「芸能界は、母が僕が赤ちゃんのときに、“将来の思い出作りになればいいね”と入れてくれて、1歳ほどでデビューしました。でも実は、父と母からは節々に「辞めたかったら辞めていい」と言われているんです。小学校に上がるとき、高学年になるタイミング、そして中学に上がるときにも「辞める?」と聞かれたけれど「楽しいからやります」と答えてきました。表現する楽しさを教えてくれた父と母には、本当に、本当に感謝しています

堤真一さん、櫻井翔さんに憧れて

「僕としては、こういう役が似合うと固定されない、どんな役でもできる人になりたい。でも本当に、どのようなイメージが付くかは運もあるので、難しいですね。ただ、やっぱりカッコいい役者ではありたいです」

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「憧れの芸能界の先輩として、最近名前を挙げさせていただいているのは、堤真一さん。ダンディでコワモテの役もとても似合うし、優しい役も演じていらっしゃる。僕が目指しているのはそういった“偏らない”役者です。他には、山﨑賢人さんのようにたくさんの作品に出演して「こんな役もできるんだ」と言ってもらえる俳優さんにも憧れています。

小さい頃は、オールマイティーという面で、櫻井翔さんにも憧れていました。頭が良くて、ニュースキャスター、歌、ダンス、それにお芝居もやられている。“本当に何でもできて凄い”と思っています」

“この役をやりたい”と、自分から願うようになった

「将来的にテレビ俳優以外のこともやっていきたいです。そのひとつでもあるのが「舞台」。好きになったきっかけは、劇団ひまわりの先輩が出ている「レ・ミゼラブル」というミュージカルを見てからです。広いステージの上で堂々と胸を張って歌い、踊って走り回っている姿を見て、”この役をやりたい”と自分から思いました

それからオーディションを受けて、たくさん練習を重ねました。やっぱりミュージカルの表現方法は、歌。昔CDも出させてもらったんですけど、全然発声も違いますし、ボイストレーニングは0からやりました。今、変声期に入っているので、落ち着いたら腹式のトレーニングで、声を作り直していきたいと思っています」

オーディションに落ちても前向きに“次へ”

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「「レ・ミゼラブル」の舞台に参加させていただいてから、どんどんとミュージカルをやりたい気持ちが強くなって「エリザベート」に挑戦して、新しい演出に変わってから初めてとなる「レ・ミゼラブル」にも再び出演させていただきました。

舞台でも映像でもありがたいことにオファーをいただけることもありますが、ミュージカルの子役は基本はすべてオーディションなので、「この役をやりたいんですけど…」と、事務所の方に話して応募しています。落ちることもありますけどまったく苦ではなくて、ただ“次へ次へ”と考えるだけです。

演技が好きなので、全部前向きに考えられます。自信があるかという問題は別にして、今はいろいろ経験し、演技者としての扉をどんどん開いていかなければと思っています」

「僕という人間は、“楽しい”でできている」

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「僕はどんなことでも“次へ”と考える性格です。たとえば、通っている中学校には野球部が無かったんです。これから入ってくる後輩たちが残念に思わないように、野球部が無いなら自分たちの代で立ち上げようと考えました。それで先生や3人の仲間と協力して野球部を作りました。今は部員が5人に増えました。僕、部長なんですよ。いっても、創設者の3人みんな部長なんですけど(笑)

“好きだから”、“楽しいから”というのが僕にとって1番重要なこと。それが人生の要なんだと思います。楽しみがないと、かなりしょぼくれるかもしれない。それは私生活でも同じで、だから毎日が笑いに溢れています

ひとりの役者として、“覚悟”ともとれる胸中を語られた加藤清史郎さん。実はこの取材は彼のバースデー前日、14歳最後の日に行われました。高校生になる15歳の1年を見据え、その先の人生をも滲ませた骨太な言葉に、引き込まれる意志が存在していたのではないでしょうか。

最後に、加藤清史郎さんのとっておきフォトをお届けします。表情、所作、そして不意打ちのドキッとするポージングをご堪能ください。

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【加藤清史郎(かとうせいしろう)プロフィール】
2001年8月4日生まれ。神奈川県出身。幼少の頃から、映画、ドラマ、舞台など多方面で活躍。近年の出演作品は映画『暗殺教室~卒業編』、NHK大河ファンタジー『精霊の守り人』、味の素『クノール』CMなど。

最新作品として、映画『クハナ!』(秦建日子監督)が9月3日から東海地区の上映を皮切りに、全国ロードショー。ドラマスペシャル 湊かなえサスペンス『望郷』が9月28日(水)にテレビ東京系列で放送予定。舞台『スマイルマーメイド』が12月1日〜5日にシアター1010/12月10日〜12日にシアター・ドラマシティで上演予定。

Costume / CASPER JOHN Location / フォトスタジオPimo

Photo / 堀広明(フォトスタジオPimo) Styling /鳥羽栞 Hair&Make / 筒井みどり(フォトスタジオPimo) Interview&Text / 黒川沙織

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