記事提供:キングコング西野 オフィシャルダイアリー

ビジネス書『魔法のコンパス ~道なき道の歩き方~』が好調で、発売日(8月12日)の3日後にはAmazonや楽天ブックスから姿を消し、大型の重版が決定した。

次回の入荷は9月2日だそうな。

そんな中、最初から大量に入荷してくださっていた新宿紀伊國屋書店さんと、大阪のスタンダードブックストア心斎橋店さんには救われっぱなしです。

Twitterで、

といったツイートを見かける度、ネット販売もしてくださっている新宿紀伊國屋書店さんと大阪のスタンダードブックストア心斎橋店さんを案内させてもらっています。

スタンダードブックストア心斎橋店では、9月14日に『発売記念トークショー』がありますので、是非、遊びにいらしてください。→コチラ

さてさて。

この本を出版したところ、

「西野さんが本屋さんを開くなら、どんな店にしますか?」

という質問を本屋さんからいただいて、とても面白い質問だと思ったので、前回のブログでお答えしたところ、ものすごーく長くなってしまったので、今日は、その後編を。

《魔法のコンパス》

僕が本屋さんを開くなら~その②~

撮影スポットを作る。

これはもう本屋さんに限った話ではなく、すべてのエンタメに関わってくる話です。

とにもかくにも今は、お客さん一人一人がメディア(発信力)を持っています。

とくにInstagram、今は写真中心の文化です。

たとえば、こんなツイートをしても拡散するハズがなく、この手の宣伝をしていたら、いつまでたってもエンタメを提供する側が告知せねばなりません。

せっかく、お客さん一人一人に発信力があるのですから、告知はお客さんに任せちゃいます。

僕自身、今のように写真中心の文化になってからというもの、いわゆる《お笑い劇場》で自分の単独公演を打つことをやめました。

劇場の内装や舞台セットが、写真に撮って、Instagramにアップしたいものではないからです。

なので、僕が仕掛ける学校イベント『サーカス』のステージセットは、こんな感じ。

先日、全公演SOLD OUTで、約4500人を動員した『西野亮廣独演会in東京』のステージセットもこんな感じ。

これらの写真はTwitterから拾ってきたもので、お客さん(一部、関係者)が、勝手に写真に撮って、勝手にアップして、結果的に宣伝してくれたものです。

(独演会の動画はコチラ

ライブの制作費の内訳は、宣伝費を大幅に削って(ほぼゼロ円)、その分、美術費にまわしています。

ビジュアルが充実していれば、お客さんが勝手に写真に撮って、勝手に宣伝してくれるから。

つまるところ、お客さんの宣伝力を信用するということだと思います。

当然ですが、ライブのポスターもキチンと写真家とデザイナーを入れて、キチンと作ります。

なんなら、少しハナにつく感じで撮ります。

『魔法のコンパス ~道なき道の歩き方~』で書いている拡散の魔法《マズ味調味料》がコレです。

自分の活動に対してネガティブなアクションをおこしてくる方々の力をお借りします。

「西野の今度のライブポスター、いけすかねぇな」で全然構いません。

それで、その画像が広まって、認知度が広まれば、当然、足を運んでくださる方も増えます。

分母を大きくすればよくて、加えてありがたいことに、写真は文章と違って、基本的には《切り取りハラスメント》ができないので、伝達の段階で、形が変わるようなことはありません。

本屋さんといえば、どこもだいたいこんな感じ。

これはこれで素晴らしいのですが、いかんせん、店内を撮影して、InstagramやTwitterにアップする理由がないので、僕が本屋さんをするなら、書棚を減らしてでも、内装に力を入れて、撮影スポットを…写真を撮る理由を作ります。

前回、「小さくてもいいから、ステージを作る」と書きましたが、たとえば、そのステージの装飾なんかも、やはり、写真に撮りたくなるようなものにします。

とにもかくにも、写真中心の文化ですから、ビジュアルには細心の注意を払います。

だから劇場選びにはこだわりますし、だから美術セットにはこだわりますし、だからポスター&フライヤーのデザインにはこだわります。

そんな中、吉本から、ライブの依頼をいただいた。

ぜんじろうサンと二人のトークライブ。

9月8日に下北沢で開催される、そのライブのタイトルは、

『世界のエンターテイメントをやっつけろ』

…ずいぶん大きく出たが、面白いじゃないか。

世界のエンタメ退治、俺、全然やってやりますよ!

そんでもって、そのイベントのポスターがコチラ…。

だ、ダセエ!!!!!

なんだ、これは?

本当に、俺がやるライブなのか!?

ついさっきまで「だから、ビジュアルが大切なんだ」とか何とか言っていた男がやるライブなのか?

なんか、天使の輪っなみたいなのが付いているぞ!

なんだ、この世界観は!!

そして、さきほど、「文章と違って、写真は切り取られない」と言ったが、全言撤回する!!

強烈なコラージュ!!!

なんだよ、この肩幅!!

荻野目洋子じゃん!

1980年じゃん!!

ライブ前に、結論から言っておく。

こんな奴らに世界のエンタメを倒せるわけがない。

あなた方が、この肩幅たちに何を期待するのかは分からないが、9月8日、下北沢で待ってるぞ!!

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