記事提供:Doctors Me

医師が解説する医療・健康サイト「Doctors Me」編集部です。
こめかみが痛くなる頭痛の代表的なものとして、片頭痛筋緊張性頭痛があります。
頭痛は引き起こると辛いですが、メカニズムと対処法を知れば改善に向かいます。

今回はこめかみが痛くなるそれぞれの頭痛の症状、解消法について医師に解説していただきました。

こめかみが痛くなる頭痛の症状

【片頭痛】
片側のこめかみがズキンズキンと脈打つように痛むタイプの頭痛です。血管が拡張しすぎることが原因です。
女性ホルモンも関係するといわれ、女性では月経周期ごとに片頭痛がみられることがあります。

【筋緊張性頭痛】
両側のこめかみが締め付けられるように痛むタイプの頭痛です。
長時間同じ姿勢での作業などにより、頭から肩にかけての筋肉に負担がかかることが原因です。

こめかみが痛くなる頭痛の原因

【生活習慣】
寝不足は脳の血管が緊張してしまい、血流が悪化し、頭痛を引き起こします。
逆に寝すぎも、 脳の血管が拡張することによって、その血管の周囲の神経を刺激し、頭痛の原因となります。

他にも喫煙によって、ニコチンが脳の血管を収縮したり、収縮し続けた血管がその反動で拡張することによって頭が痛くなるケースもあります。

【食事】
チョコレート、チーズ、ハム、ヨーグルト、赤ワインなどに含まれる「チラミン」という成分は血管を拡張させる作用があるので、食べすぎると片頭痛の原因となります。

【気候】
低気圧になると気圧の低下で、血管が拡張して頭の神経を圧迫し、片頭痛が起こることがあります。

【肩こり】
肩こりがある人では頭から首にかけての筋肉にも負担がかかっていることが多く、筋緊張性頭痛の原因となります。

【ストレス】
ストレスを感じると、脳が緊張によって血管を収縮させるため、片頭痛の原因となります。

【目の疲れ】
長時間パソコンやモニター画面を見るなど目を酷使するような作業をしていると、目周囲の筋肉に負担がかかり、眼精疲労、筋緊張性頭痛の原因となります。

左右のこめかみのどちらかが急に痛む頭痛に注意

・左のこめかみ
左のこめかみが痛む場合は、片頭痛、緊張型頭痛、激しく痛む場合には、脳梗塞脳出血などの脳の病気の疑いがありますので、早めに医療機関を受診しましょう。
また、自殺頭痛と呼ばれる、群発頭痛の可能性もあるので注意が必要です。


・右のこめかみ

右のこめかみが痛む場合も、片頭痛、緊張型頭痛が考えられますが、突発的に激しく痛む場合はくも膜下出血の危険性もあります。

※(頭痛の中で最悪レベルの「群発頭痛」、またの名を「自殺頭痛」と呼ぶ理由...。)

こめかみが痛くなる頭痛の解消法

【片頭痛】
血管が拡張しすぎていることが原因なので、血管を冷やし収縮させることが効果的です。
痛い部分を冷たいタオルで冷やし、お風呂も長くつかりすぎないようにしましょう。

また、暗いところで静かに休むことでも改善します。

【筋緊張性頭痛】
筋肉の疲れから起こる頭痛なので、血流を良くするために痛いところを温めたり、お風呂でリラックスしたりすることが効果的です。

また長時間同じ姿勢をとったりパソコンやモニター画面を見続けたりしないようにして、適宜休憩をとりストレッチなどで体を動かすようにしましょう。

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医師からのアドバイス

同じようにこめかみが痛くなる頭痛であっても、頭痛のタイプによって対処法が異なります。

ご自身の頭痛のタイプを見極め、頭痛を起こしやすい原因を避けて、有効な対処法をとるようにしましょう。

(監修:Doctors Me 医師)

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