記事提供:AbemaTIMES

東京都内に5店舗の店があるカレー店「シャンティ」が、従業員15人に6200万円の給料を未払いにしていた件で、明るい兆しが見えた。

19日に放送されたAbemaTVの報道番組『AbemaPrime』では、従業員(調理師)、支援者、弁護士、行政書士が出演し、現在の改善された状況を語った。

発端は店に貼られた貼り紙の文面だ。「~お知らせ~ 私達は6月20日で解雇・お店閉鎖を通告されています。賃金も2年払われていません。皆さん助けて下さい。=シャンティ従業員一同=」。

この貼り紙がツイッターなどで拡散し、この問題が表面化。しかし、日本人社長は連絡がつかない状況になっていた。

会社は破産手続き入り、保健所の営業許可は取り消しになって営業は停止された。その間、従業員は店舗に寝泊まりしながら新しい経営者を探していた。そんな中、従業員の雇用と経営を引き継ぎたいという人物が登場した。

従業員のジョシさんは「2年分の未払い関係は何もなっていない。でも、これからはいい仕事になると思う。会社もがんばっていけると思う。従業員15人のうち10人が新経営者と契約します」と語った。

支援者のアミンさんによると、5月に始まった支援活動を経て約3ヶ月、

「本当にみんなのお陰でここまでこられました。(弁護士の)指宿(昭一)先生も助けてくれた。国民から励ましが多かったです。カンパの米とか小麦粉とかももらいました。105万円ぐらいカンパもらった。そこから8月1日に15人に5万円ずつ出しました。今日残りのお金を先生(弁護士)に払った。残りを組合の活動に使いました」

と語った。

また、この件は、『AbemaPrime』で2回にわたって報じられたが「Abemaを通じて支援いただき感謝しています。でも、もう終わった。Abemaで始まりAbemaで終わる」と語った。

従業員を支援する弁護士の指宿氏は、

「お金がない、住むところがない。このままだと在留資格が亡くなる――こんなどうしようもない状況でしたが、一応、雇用が確保された。在留資格もこれでなんとかなりそうだし、大きな一歩。希望が見えるところまできました」

と述べた。

行政書士の古谷武志氏は、

「雇用と在留資格はセットですからね。最終的に救世主が現れて救われたケース。そうでないケースの方が多いんですよ。転職先が見つからないとか、帰国せざるを得ないケースが多い。今回、AbemaTVをはじめ、メディアを通じて日本の国民が彼等を助けてくれた。まだまだ日本は捨てたものではないと思った」

と語った。

ジョシさんによると現状の契約にはまだ至っていないようだが、指宿弁護士は、

「今回、様々な問題があったので、新しいオーナー、労働基準法とか、問題のない契約を結んでくれた。ビザの更新も含め、大丈夫なようにしてくれる。高い給料ではないが、スタートの時点ではいいと思ってる」

と希望が見えていると明かす。

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