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医師が解説する医療・健康サイト「Doctors Me」編集部です。
夏の食べ物といえば、まず頭に浮かぶもののひとつに「スイカ」があるのではないかと思います。
熱く火照った肌、のどの乾いたときに冷たくて水分を多く含んだスイカは、本当においしいですよね。食べ終わった後、身体が冷えてしゃきっとした感じにもなります。
今回は、この「スイカ」に含まれる栄養や、健康効果などについて医師に解説していただきました。

「スイカに栄養はない」は間違い!

「スイカ」は漢字で「西瓜」と書くように、ウリ科の一年草で、蔓を持つ植物です。
アフリカの砂漠やサバンナ地帯など、乾燥地域の原産とされていて、ほかの多くの外来の植物と同様、日本には中国から伝わっています。

全体の9割を占めるほど水分が多く、甘くておいしいけれど、栄養はあまりないようなイメージを持たれがちなスイカですが、実はいくつも注目の成分が含まれています。

スイカに含まれる栄養素とは?

1.カリウム
カリウムは特に塩分を摂りすぎたときや、身体が夏の冷房などで冷えてしまったとき、身体がむくんでしまったときに、体にたまった余計な水分を体外に排出する役割があります。スイカを食べた後、尿がたくさん出たという記憶がある方は多いと思います。

2.リコピン
リコピンは活性酸素を抑える働きを持ちます。どちらかといえばトマトに含まれることで有名な栄養素ですが、赤い果肉のスイカにも含まれ、がん抑制などの働きを持ちます。トマトの1.5倍量も含まれるのはとてもうれしいですね。

3.シトルリン
シトルリンは一種のアミノ酸であり、体に不必要な物質や有害なものを尿の形で体外に排出させてくれる作用があります。

4.イノシトール
あまり知られていないかもしれませんが、動脈硬化を防ぎ、脂肪肝の予防にもなるといわれるビタミンB群に属するイノシトールも含まれています。

スイカは熱射病にも効果アリ!

夏に気になるものとして熱射病がありますね。スイカは、よく知られているように水分が豊富なうえ糖分も含まれており、カリウムやマグネシウムといったミネラルも豊富なので、あとは塩分を飴などで補充するようにすれば、熱中症の予防にも効果があると考えられます。

スイカが甘いので太りやすいと思われる方もいるようですが、スイカのカロリーは、100グラム当たり336キロカロリーとかなり低く、ある程度量を食べても太りにくい、満足感のあるおやつともいえます。

それから、果物で食物繊維も含まれているので、水分の摂取効果と合わせて、便秘をしにくくなるといったことも期待できます。

日焼けやしみをリセットしてくれる効果も!

スイカはしみやそばかすが気になりやすい、夏のお肌にもうれしい効果がいっぱいです。前述のカリウムが、利尿作用のほかに肌の新陳代謝のバランスをとってくれる働きがあるほか、注目されているのがスイカに含まれるビタミンCは日焼けやしみをリセットしてくれたり、できにくくしてくれる成分として有名ですよね。

また、リコピンのアンチエイジング効果で、お肌の若々しさを保ってくれることも期待できますね。

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医師からのアドバイス

食欲が減退しがちな季節ですが、スイカなど、夏に適した食物を積極的に取り入れて夏を乗り切りたいですね。

(監修:Doctors Me 医師)

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