netgeekやら保守速報に影響される人が多いので、書いておきましょうか。

「貧困女子高生は貧困じゃなかった」?

netgeekより。

NHKが特集した貧困特集に登場した女子高生の「うらら」さんについて、実はお金には全く困っていないのではないかと囁かれ始めた。当の本人が豪遊している証拠をネット上にたくさんアップしていた。

【炎上】NHKに自称「貧困女子高生」が登場するも豪遊発覚。同級生も怒りの告発|netgeek

出典 http://netgeek.biz

「豪遊!!一体どんな無駄遣いを!?」と思って見てみると、「iPhoneを持っている」「ニンテンドーDSを持っている」「2万円の画材(プレゼント)を持っている」「1,000円のランチを食べている」…ご、ごうゆう!?

ぼくはホームレス支援の「ビッグイシュー」にも関わっていますが、貧困問題は、この種の批判がつきまといますね。

「ホームレスなのにスマホを持っていた」とか「ホームレスなのに俺よりいい靴を履いていた」とか、真面目に言ってくる人がいてビビります。そういう人は、そうとう貧困なんでしょうね…。

いくつか整理して書いていきましょう。

貧困状態にある人が高価なものを持っていたとしても、おかしくはない

持っているものとか、着ているものでその人の貧困状態を把握することが、そもそも間違っています。

わかりやすいところだと、たとえば外資系のとあるアウトドアブランドは、ホームレス支援のために売り物にならなかったB級品を寄付してくれています。

普通に買うと8,000円くらいするサンダルが、B級品とはいえ無料。ホームレスの人が履いていたら「えっ?それけっこう高いよね?」と思うはず。

でも、実体としてはそれは無料で提供されているわけです。なので、「俺よりいい靴を履いている!あいつは貧困じゃない!!」と青筋立てて怒るのは頭が悪いですよね。

その逆に、ブランド品を買い込んで貧困状態に陥っている人なんかは、「めちゃくちゃいい服着ているのに、実体は貧困」ということもありますよね。

その人の持ち物や服装で、その人の貧困度合いを判断するのは困難です。一方的に怒って断罪しないようにしましょう。

お金の使い方を知らないから、貧困に陥る

より根本的には、貧困状態にある人は、お金の使い方を知らないから貧困に陥っていることを知るべきです。

「お金の使い方」というのは、スキルなんですよ。教育を通して身につくものなんです。だから、そういうスキルを身につける機会に恵まれなかった人たちは、お金をうまく使うことができず、自然と困窮状態に陥ってしまいます。

ネット民にとって身近な例でいうと「格安SIM」がわかりやすいでしょうか。

あれなんかも貧困世帯こそ使うべきサービスですが、格安SIMを使うためには、情報的なリテラシーが求められますよね。

「生活保護世帯がdocomoを使うなんて贅沢だ!俺は980円のSIM使ってるぞ!」みたいなのは、トンチンカンな批判なのです。そういうリテラシーがないから、貧困に陥っているという側面があるんですよ。

困窮状態になると、人はさまざまなレベルで余裕を失います。余裕を失うとお金の使い方も短期的になるので、さらに困窮が悪化します。

ただ、今回の女子高生の「豪遊」については、無駄なお金の使い方をしているとは思いませんけどね。あれで豪遊とか、どんだけ日本は貧しいのやら…。

「困窮者は徹底的に困窮しろ」という圧力の不毛さ

そう。

「貧困に陥っている人が1,000円のランチを食べる」ことに嫌悪感を抱くとしたら、あなたは相当、考え方が貧困です。

そんなことをしたって、なんらメリットはないじゃないですか。「俺の方が貧乏だ」という奴隷の鎖自慢は、何も生み出しませんよ。

むしろ主張するべきは「貧困状態であっても、1,000円のランチを食べる程度の豊かさは全力で守られるべきだ」ということでしょう。

「貧困者は贅沢してはいけない」と監視し合う社会よりも、「貧困状態にあっても、豊かな生活を享受できる」社会の方がいいと思いません?

つーか、たかだか1,000円のランチですよ?銀座で寿司食うわけでもなし、何をけち臭いことを言っているのか…。

「貧困者は徹底的に困窮しろ」と語る人は、自分が何かの都合(事故、病気、失業etc)で貧困に陥る可能性があることを、完全に忘れていますよね。能天気すぎて驚きます。

ぼくは自分自身も生活保護を受ける可能性があると思っているので、「何かの事情で経済的に困窮したとしても、ある程度の豊かさを享受できる社会」を望みます。

というか、それこそが「人類の進歩」なのですよ。歴史を振り返れば、それは明らかです。貧乏人に贅沢は許されないとか言ってる人は、戦時中で頭止まってるんじゃないのかね。

お金の使い方を知ろう

んで、これは貧困問題にかぎらない話で、ぼくからしたら日本のサラリーマンはほぼ全滅ですね。みんなお金の使い方が下手すぎる。

たとえば、「年収1,000万円で湾岸のタワマンに住む」とか愚の骨頂ですよ。まさにお金の使い方が下手すぎる。キャッシュでドーンと買うならまだわかりますが、借金して住むわけでしょう?大丈夫ですかね…。

うちは年商3,000万円くらいのビジネスを作ってますが、お金は「人」「住宅資産」に投資しています。

高知に来てから10人ほどの若者を、業務委託で採用しています。3名は卒業し、経済的に自立することができています。この感じで100人くらいの若者を卒業させ、イケハヤ軍団を作る予定です。

あとは住宅。具体的にいうと、広大な土地を買いました。8,000平米ほどあります。

別口で空き家の確保も進めています。こうした土地・物件を使って、ぼくのまわりの人たちが無償・安価で住める場所を作ろうとしています。田舎には土地が余っていますから、有効活用しないのはもったいない。

あとはもちろん、知識や経験にもお金を投資しています。

ぼくより本を買って読んでいる人は、そうそういないと思いますよ。毎日勉強しまくってるので、先見の明が鍛えられ、ブロガーとして成長し続けることができているのです。

あなたがいつまで経ってもサラリーマンなのは、お金の使い道を知らないからです。

何に投資すればおいしいのか、よく考えましょう。不動産投資とか株式投資とか、そっちの話じゃないですよ。もっと本質的に、あなた自身のためになるようなお金の使い方をしなさい、ということです。

そうですね、問いとしては「あなたの銅像ができるには、どういう投資が必要なのか」を考えてください。

ぼくは山奥にリアルで村を作ってるんで、そのうち銅像とか神社が建つと思います。イケハヤ大明神ができたら、どうぞ拝みに来てください。さしずめ「炎上の神様」かな。

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