2016年8月14日にドバイからマニラへ向かう「セブパシフィック航空機」5J015便がドバイ国際空港を出発して5時間後、インドに緊急着陸をする事態に陥りました。

そして緊急着陸したインドで事無きを得て、マニラ国際空港に到着したのが予定よりも9時間遅れての到着だったのです。

18時間の長旅だった乗客たちも、これにはほとほと疲れて航空会社に文句のひとつも言いたくなるでしょうが、乗客のほとんどが感動と祝福の気持ちで溢れていたのです。

理由はこの機内で・・・

赤ちゃんが誕生したからです!

なんと乗客の女性が妊娠32週目の出産予定日より二ヶ月も早い時点で陣痛が始まってしまったのです。
(妊娠22週から36週の間に、赤ちゃんが生まれる場合は早産となります)

ドバイから出発して5時間たって突如起きたハプニングにも関わらずセブ・パシフィック航空の搭乗員の対応はとても迅速なものだったそうです。
すぐに機内に医師か看護師はいないか声掛けをし、二人の看護師が名乗り出てくれたのです。

機内で出産の対応をする看護師

出典 https://www.youtube.com

そして、出産準備に入るため機内の広い場所が確保できる前方に女性は移動されたのです。
なんとこの時、既に赤ちゃんの頭が見え始めていたそう・・・。

同じ機内に乗り合わせていた女性によると、乗客全員が出産の無事を祈るように見えたと言います。
そして緊張が走る中、機内前方のほうでは女性が力む声が一度だけ聞こえ、その後元気な赤ちゃんの泣き声が機内に響き渡ったそうです
一緒に乗り合わせていた乗客達も一安心だった事でしょう。

この後すぐ客室乗務員は生まれてくる赤ちゃんの体を綺麗にするためにミネラルウォーターを容器に準備する姿が見受けらえたとの事です。

無事出産を終えて席に戻ってきた親子

出典 https://www.youtube.com

出典 https://www.youtube.com

ドバイからフィリピンまでの間で母親となった女性の表情には既に母性がにじみ出ているように見えます。

そしてこの母親は赤ちゃんの事を「ヘブン」と呼んでいたと周りの乗客は話しておりました。まさに機内に天国にも匹敵するほどの幸せが降りてきたと言えます。

そして、出産に立ち会う事となったセブ・パシフィック航空からは、この母子にマイレージシステム「Get Go」の100万マイルをプレゼントする事に。これには有効期限はないという粋な計らいで誕生を祝福したのです。

当時乗り合わせていた客室乗務員のメンバー

出典 https://www.cebupacificair.com

めったにない大仕事をした後のとても良い表情が見て取れます。

セブ・パシフィック航空は格安航空会社としても知られているのですが、格安だからと言って、あなどるなかれ!彼らの仕事は安くて良質で真心あふれる航空会社という事が世に知らしめるきっかけとなった事でしょう。

彼らだけではなく、この母子に対する乗客の暖かい対応などから「赤ちゃんが生まれる」という瞬間は多くの人々を幸せにする大きな力を秘めているのだと実感させられる出来事でした。

ちなみに今回この赤ちゃんの場合、国籍はフィリピンの航空会社であるセブ・パシフィック機の機内で生まれたためフィリピン国籍になるそうです。

この赤ちゃんには是非とも、元気にすこやかに、そして航空機内で頑張ったお母さん、そして迅速に対応してくれた客室乗務員、看護師の方々など自分のために頑張ってくれた人々の事を忘れないで育ってほしいものです。

そしてこの子が生まれてくるのを9時間も待った乗客の皆さんの事も忘れないでほしい・・・。

最後までご覧いただきましてありがとうございました。

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