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岐阜県の廃墟で火災発生

16日午前2時ごろ、岐阜市で「廃墟となった喫茶店が燃えている」と110番通報がありました。この火事で、鉄骨2階建ての建物がほぼ全焼しました。

出典 http://news.tv-asahi.co.jp

廃墟のため、近所のコンビニ客からの通報で火事が発覚しました。

出典 https://www.youtube.com

「UCC」の看板が残る元喫茶店。20年以上前に閉店しており今は営業していませんが、地元の人達には今でも「UCC」と呼ばる有名な存在でした。

激しく燃えているのがわかります。

廃墟のため、火事になる前からボロボロな建物ではありました。

通称「UCC」は、有名な心霊スポットだった

草木に覆われて異様な雰囲気を醸し出すUCCは、10年ほど前から心霊スポットとして注目されるようになり、県外からも肝試し客が訪れるようになっていました。出火した当時も、バイクのグループや県外ナンバーの車など、複数の集団が肝試しに訪れていたようで、警察と消防で出火原因を調べています。

オーナーが自殺?幽霊が出る?

過去に一家心中があった、経営難に悩んだオーナーが自殺をした等の定番の噂が囁かれている。また、女性の幽霊が目撃されたり、コーヒーを淹れる香りが今でも漂ってくるといった噂もある。

出典 http://www.k4.dion.ne.jp

実際に訪れた人も。

出典 YouTube

昼間の様子

出典 YouTube

以前から、トラブルが多発していた

 地元住民らによると、10年ほど前から、夏になると肝試しなどに訪れる若者たちが後を絶たないという。
 近くに住む40代男性は「夜中に花火などで遊ぶ人たちもいる」と話し、近くのコンビニの店員も「警察はパトロールをしているが、ぼや騒ぎやけんかなどのトラブルは無くならない」と語る。

出典 http://www.gifu-np.co.jp

前にも現場では不審火が発生するトラブルがありました。今回も、近所に住む地元の大学生の「タバコを吸いながら入っていく人を見かけた」という証言もあり、警察は不審火の可能性もあるとみて調べています。

県内外から多くの人が訪れることで、様々なトラブルが発生していた心霊スポットの廃墟。安易な気持ちで、中に入る人が多いのかもしれませんが、「廃墟に侵入する」という行為には様々なリスクが発生します。

廃墟へ侵入することのリスク

「心霊体験しちゃうかも!」そんな気持ちで心霊スポットとなった廃墟へ侵入するのは、本当に危険です。心霊的に、ではなく、現実的に物理的に危険がたくさん潜んでいます。

▼老朽化による思わぬ事故

廃墟と呼ばれる建物は、ずっと補修などをすることなく放置されているため、老朽化が激しく鉄も木材も劣化しています。建物が数階建てにも及ぶ場合は、周りの状況がわかりづらいので特に注意が必要です。

割れたガラス、腐食した釘、材木の破片…こういったものが散らばっている可能性もあります。また老朽化が激しいと、階段が抜け落ちる、床が抜けるといったトラブルも起こりえます。下手すると大怪我や命を落とす危険さえあるのです。万が一、大きな怪我をしてしまったとしても、建物に不法侵入しているため建物管理者に訴えることもできません。

▼動物との遭遇

誰も住んでいない廃墟には野生の動物が生息している場合があります。野良猫くらいでしたら大丈夫ですが、野犬・サル・いのしし・シカさらに熊に遭遇する可能性もあります。もし野生の動物たちが襲ってきたら?最悪の場合は命を落とすことさえあるでしょう。

▼危険人物との遭遇

廃墟を住処、使用している人物がいる可能性もあります。それは住所を持たない浮浪者たちや、素行の悪い人たちです。野生の動物と違って遭遇しても、意思疎通ができるメリットはありますが、話が通じない可能性もあります。また、廃墟や心霊スポットを訪れた人を狙った暴行事件も全国で多発しており、訪問者自身が狙われる場合もあるのです。

もしも、管理している人たちと遭遇していたら…

▼事件に巻き込まれる

廃墟は、犯罪行為の隠れ家になっている場合も。恐喝、闇取引、強姦なども含め、あらゆる事件を目撃、または巻き込まれてしまう可能性があります。また、廃墟に放置されていた死体を発見したというケースもあるのです。

上海大学の学生で恋人同士の男女が探検と称してキャンパス内の廃墟と化した立ち入り禁止のビルの中を歩いて回っていた。このビルはかつて外国人留学生宿舎として使われていたが、その後長い間使用されず、外観も内装も荒れ果てていたという。2人はビルの2階の一室で、首をつった状態の腐乱死体を発見し、警察に通報した。

出典 http://www.recordchina.co.jp

こちらは海外のニュースですが、日本でも同様に肝試しで廃墟に侵入したら死体を発見したという事件はおきています。第一発見者になってしまうと、「なぜそこにいたのか?」「どういう状況だったのか」など警察からの事情聴取に応じなければいけませんし、場合によっては犯人に疑われる怖れさえあります。

▼逮捕や裁判で訴えられる可能性も。

当たり前のことですが、廃墟への侵入は犯罪行為です。敷地内、建物などに侵入した場合は「住居不法侵入」になります。大学生のグループが肝試しのために廃墟に侵入していたところ、警察に通報されて事情聴取を受けた、というケースも発生しています。悪質な場合や所有者が訴えた場合は裁判にまで発展するおそれもあります

実際の裁判でも、ある廃墟に入った行為について、住居等侵入罪と軽犯罪法違反が成立するかが争われたケースがありました。その裁判では、その廃墟は、雨露をしのぐ効用さえ有しておらず建造物には当たらないとして、住居等侵入罪は成立しないとしましたが、その廃墟が、無断立ち入りを禁止していることから、「入ることを禁じた場所に正当な理由なく入った」として軽犯罪法違反となると判断されました

出典 http://city.living.jp

心霊スポットサイト「路地裏」管理人のTokyo‐Power氏は「むしろ生きてる人間とのトラブルを警戒すべき」と語る。

出典 http://nikkan-spa.jp

心霊スポットについて紹介しているサイトの管理人さんでさえ、人間との遭遇トラブルに警鐘を鳴らしています。幽霊よりも、人間のほうがよっぽど怖いのです。

むやみに立ち寄ってはいけません!

夏になると、「肝試し」と称して廃墟に侵入する…というケースは多く発生しています。しかし、廃墟とはいえ管理者の存在する建物です。これらのリスクを考えると、安易な気持ちで建物に入ることは危険です。心霊体験よりも、もっと怖い体験をするかもしれませんから、むやみに立ち入らないようにしたいですね。

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