日本中に多くの感動を与えてくれたリオ五輪。閉会式前にも、続々と各選手が帰国され、会見などを開かれています。メダルを取ることが出来た選手も、そうでない選手も、それぞれ多くのものを私達に当て得てくれましたよね。

一人ひとり、印象に残ったシーンはそれぞれかと思いますが、個人的に一番印象に残っているのはこのシーン。

卓球女子、福原愛選手の涙

出典 https://twitter.com

卓球女子の福原愛選手の涙。前回大会の銀メダルや、年長者としてのプレッシャーなど、色々な重責を背負っての五輪。「本当に苦しいオリンピックでした。」という直後の言葉も印象的でした。

全てのものから開放されての感謝と安堵の涙だったのでしょうが、思わずもらい泣きをしてしまったという方も多いことでしょう。本当に幼い頃から卓球をしている姿を見続けているというのも、私達が思わず感情移入してしまう一因かもしれませんね。

■そんな福原愛選手が、メダル獲得後にブログを更新

そんな福原選手が、メダルを取った後8月17日(水)にブログを更新。
「リオを終えて。」というタイトルで今の気持ちなどを語られています。

「皆さま連日のあたたかい応援、ありがとうございました!私にとって四年に一度のオリンピックが終了しました。」

そんな感謝の言葉から始まるブログですが、そこから先は今回の五輪が福原選手にとって本当に辛かったのだと思わせられる内容となっています。

ロンドンからリオへの四年間本当に苦しかった。
怪我や体調不良などひとつクリアしたら次、ひとつクリアしたら次と重なり毎日苦しい日々が続きました。
でもこの二週間は苦しかった四年間より更に苦しかったです。

おなかが空くこともなければおなかがいっぱいになることもなく、何を食べても味がしない。
勝つことでしか満足を得られることができず、練習している時だけ安心感を覚えました。

リオオリンピックに向けての合宿もしんどかった。
朝9時から夜9時以上練習しないと練習した気がしなくて、やりすぎだとわかっていても倒れるまで練習していました。

(中略)

前回より色はひとつ下がってしまったけど、日本にメダルを持って帰ることができて本当に本当に良かったです。

初めて最年長として出場したオリンピックは今までにないくらい長く苦しく感じました。
でも支えてくださっている皆さんの喜んでる顔が見たいから、頑張ってきた自分に後悔だけは残したくないから、最後まで頑張り抜くことが出来ました。

はやく銅メダルを皆さんにお見せして感謝の気持ちをお伝えしに参りたいです。

自分自身の苦労もさることながら、周りで支えてくれたスタッフへの感謝も。

このブログの文面からも、福原選手が本当に大変な重圧の中で戦っていたことが見て取れます。

そんな五輪に対する、メダルに対する思いを綴った最後に、ある一文でお願いを綴られています

最後に、東京は?2020年は?という質問がとても多くあります。

リオオリンピックが始まる前からありました。
正直な気持ちを話させていただくと、私はまだ昨日試合が終わったばかりです。生半可な気持ちで決断できることではありません。

人生をかけて、卓球をしています。


終えたばかりで私も私の気持ちにまだ全く向き合えていないのが現状です。ですから私にきちんと考える時間を頂ければと思います。

色々なことを考慮した上でじっくり納得のいく答えを出したいと思っています。自分と向き合い、答えが出たらまた皆さんにご報告したく思っております。今はリオオリンピックを無事に終えた安堵感と銅メダルを獲得できた余韻、そして皆さまへの感謝の気持ちに浸らせていただければ幸いです。

二週間、毎日時差があるのにも関わらず応援してくださった皆さま、本当にありがとうございました!!
心から感謝の気持ちでいっぱいです。

この様に、今後の去就について聞かれる事に対するお願いを綴られまいた。

今後の去就を問うのは、ある意味でお約束ですが…

4年前に銀メダルをとって、今大会、最低でも銀メダルということも大会前におっしゃってましたけれども、この4年間どのような点が一番成長して、今回の2大会連続のメダルに繋がったのかということと、このメダルを4年後の東京にどうつなぐかっていうことをそれぞれうかがいたです。

出典 http://logmi.jp

今回の記者会見でもこんな質問が。それに対して福原選手は…

私はロンドンオリンピックから、リオオリンピックまで、怪我がものすごく多くて、周りにご迷惑をたくさんおかけしてしまった4年間だったんですけれども、怪我を経験したことによって、精神的にとても強くなったと思いますし、あらためて卓球ができるうれしさとか喜びというのをさらに感じることが多かった4年間でした。4年後の東京につきましては、今は終わったばかりなので、まずはゆっくり休んで、喜びに浸りたいと思います。

出典 http://logmi.jp

この様に、答えられています。ブログでお願いされた通りのお言葉ですね。

坂上忍さんもバイキングで、このお約束質問に言及

出典 http://inouegaku.com

吉田沙保里さんが決勝戦で敗れた話題を取り上げた際に言及されました。

番組冒頭では、吉田選手の敗北に関する話題を取り上げた。出演者が吉田選手の健闘を称える中、坂上は苦々しい顔で「願わくは『東京オリンピックどうしますか?』ってこと、聞かないで欲しいよね! そんなの、(競技が)終わったばっかて分かるわけないんだから!」と、マスコミの報道に苦言を呈したのだ。

出典 http://news.livedoor.com

これに対して、雨上がり決死隊・宮迫博之さんも「報道陣が競技終了後に取材しなくてはいけないのは仕方ないにしても、選手に余裕を与えるべきではないか」とコメントされていました。

確かに次は日本で開催される東京五輪なだけに、次回大会に対する思いや去就ははこれまで以上に高い関心事ではありますし、私達もすぐに「次に期待したい!」という思いを持ってしまうのは当然でもあります。

ただ、福原選手に限らずやはり4年後を見据えて戦うというのは、大きな重圧を背負い、まさに命を削る決意を意味するからこそ、そう簡単に決められるものではないことはないのでしょう。

みなさん、本当にお疲れ様でした。

Licensed by gettyimages ®

もちろん、選手によってはすぐに次を見据える発言や行動に移される方もいらっしゃいますが、全ての選手がそうとは限りません。とにかく、応援する私達が「まずはお疲れ様でした。」と選手たちを思いやり、急がせず次の決断を見守ることが重要かもしれませんね。


五輪参加選手の皆さん、本当にお疲れ様でした。

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