アメリカ、アリゾナ州フェニックスにあるアニマルシェルターのひとつ、Arizona Animal Welfare League &SPCA。

この写真には、ある一匹の保護犬と、その犬に新しい家族を見つけてあげたいと心から願うWhitney Steeleさんが写っています。

一見すると、ただ普通に寝そべっている犬とパソコンをしている女性に見える写真ですが、実はここは保護犬が収容されているケージの中なのです。

この通り

彼女がケージに入っているのには深い理由がありました。

それにはまずこのメス犬、Lanaの素性からお話しなくてはいけません。彼女は4才になるブルマスティフで、もともと捨て犬でした。子犬だった彼女を拾った人物は自分では飼うことができないとこのシェルターに連れて来ましたが、幸いすぐに引き取り手が見つかり、それから3年間Lanaは幸せに暮らしていました。少なくともスタッフはそう思っていました。

ところが、今年の4月、なんの前触れもなく家族はLanaをシェルターに戻したいと連れて来たのです。

「新しい家族が見つかるまで、私がここで一緒に寝泊まりする!」

出典 https://twitter.com

これまで長い間家族と暮らしていたLanaは、ショックと悲しみで、なかなかシェルターでの環境に慣れることができませんでした。
4か月が経過しても、引き取り手が見つかりません。

そんなLanaの姿を見て、立ち上がったのがWhitney Steeleさんです。

スタッフミーティングも、ケージの中と外で。

地元ニュースでもLanaを家族に!

動画でも登場!

Whitneyさんのおやつが食べたくてしょうがない様子のLana.

Lanaは素晴らしい犬

出典 https://twitter.com

ベッドではなく、犬用のピローを使って床に眠り、食事も一緒に、仕事もここですることに決めました。

Lanaは、賢くて運動能力が高く、どんな家族にとっても素晴らしいペットになるはず、と語るスタッフ。

4か月の間、Lanaはスタッフの膝でお昼寝をしたり、一緒に寝転んだり、すっかりみんなと打ち解けて仲良しになっているようです。みたところ、体は大きくても、穏やかな子なんだろうなと思いますね。

Facebookでも大々的にキャンペーン

メディアにも取り上げられ・・・

そしてハッピーエンディング!

スタッフによると、LanaとWhitneyのストーリーがニュースで報道された直後に、ある女性から申し出があり、引き取られて行ったそうです。

Lanaのセカンドチャンス!末永く幸せに暮らして欲しいですね!中には今回のWhitneyさんとSPCAのキャンペーンはばかげている、性急に家族を見つけるのではなく、じっくり選ぶべき、などと批判する人もいましたが、Lenaが幸せに暮らせるためには、パブリシティーを利用しざるを得なかった事情も良く理解できます。

多くの人が子犬や子猫を好み、大きな犬種の4才になる犬を引きとるのは躊躇する人も多いのが現実です。だからこそ、少しでも多くの人の目に留まるようにと行動に移したWhitneyさんのアイデアは筆者には正しいものだったと思えます。

Whitneyさん、グッドジョブ!彼女のような献身的で動物を愛する人々がいるおかげで、たくさんの命が救われています。感謝の気持ちでいっぱいです。

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公式プラチナライター。テキサス州在住。料理研究家でフリーランスのコラムニスト

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