出典 http://7net.omni7.jp

記事提供:ダ・ヴィンチニュース

7月に82巻が刊行された『ONE PIECE』(尾田栄一郎/集英社)。さらに映画『ONE PIECE FILM GOLD』も公開されており、この夏のワンピースの勢いは絶好調だ。

さて、突然だが、読者は「SBS」をご存じだろうか。「(S)質問を(B)募集(S)するのだ」略して「SBS」。単行本を購入している方なら分かる名物コーナーだ。

2巻から募集が始まり、4巻から本格始動。読者の質問に尾田先生が真摯に答えるコーナーだけあって、毎回大盛り上がりだ。

しかし、ここで私は苦言を呈したい。最近の「SBS」はあまりにも質問が下品すぎる! どうしてこうなった!「SBS」をこんなにした犯人は誰だ! そこで今回は、誰が「SBS」をこんなに楽しい…いや、下品なものにしてしまったのか褒め称えるべく…

いやいや、厳しく追及するべく、「尾田先生を狂わせてしまったSBSワースト質問ランキング」なるものをぶち上げることにした! 読者はこの記事を見て、ぜひもっと下品な質問を…いやいやいや、もっと品のある質問を送ってほしい。

1位 10巻 「えーSBSをはじめます‼」 by ティミー上田

SBSを読んでいる方ならご存じだろう。ここ15年以上、尾田先生はまともにSBSを始めることができていない。心ない読者があらゆる手段を使い、勝手にSBSを始めて、風紀を乱している。

このティミー上田氏こそ、その「SBS乗っ取り系お便り」を初めて送りつけたパイオニアだ。彼は「SBS乗っ取り団」を名乗り、記念すべき10巻で勝手にSBSを始めてしまう愚行を起こし、現在まで至る「SBS乗っ取り系お便り」の礎となった。

82巻までのSBSの混乱具合の貢献度では、彼は相当なものだろう。12巻では「ティミー上田」の弟子である「マーサー下田」が、同じく勝手にSBSを始めている。

「ティミー上田」め…良くやっt…いやいや! 反省してほしい。罪を償ってほしい。彼の謝罪の質問を待っている。

2位 69巻 注意書きを無視する読者たち

非常に嬉しいことに、かつて私と同じ危機感を抱いた読者がいた。その方がPATAN氏だ。PATAN氏は以下の注意書きをよこしている。

このコーナーには、下品で汚らしい表現が大量に含まれているため、刺激に弱い方は、このコーナーはご覧にならずに引き続きワンピース本編をお楽しみ下さい。

出典 http://ddnavi.com

実に素晴らしい配慮だ。私は感動した。これ以降は、自粛したものが並ぶだろう…と思っていたら違った。それどころか、これ以降、3つの質問が過去ワーストレベルでひどいのだ。要約したものを並べてみよう。

読者「シーザーはローに心臓を渡せと要求するより、チン○を渡せと要求した方が良かったのでは?」

先生「絵的にどうだろう?チン○を持ったローと、心臓を持ったロー、どっちが迫力ある?(以下、まだ回答が続くが、あまりにひどいので自粛)」

読者「ヴェルゴはチン○にも武装色をまとうことができる?」

先生「フム…。可能だね。男として…(以下、自粛)」

読者「(ローによって人格が入れ替わったストーリにて、スモーカーがたしぎのブラジャーを引きちぎった話を持ち出して)スモーカーは酷すぎる。尾田先生みたく、頭に被ればいい。」

先生「…フム。…一緒に(自粛)」

これは大惨事である。あまりにひどい。せっかくの注意書きを無視する読者の乱心たるや、言葉がない。もっとやるべk…あー…下ネタは上品なワンピースの世界観を乱すので、ほどほどにしておくべきだ。

3位 74巻 「ロビンさんの手、綺麗ですね。スリスリさせてください。」 by ヨシカゲ0130

3位にランクインしたのが、上記のお便りだ。とりあえずこれだけは言っておく。SBSは質問コーナーだ。願望を述べる場所ではない。ヨシカゲ0130氏は反省するように。さて、問題はここからだ。この後の尾田先生の回答が問題なのだ。

変態かっ! ほんっとにもう勘弁してくれっ! 最近PTAから怒られてばっかなんだよ、このコーナー。品格を落とす質問はやめてくださいっ!

出典 http://ddnavi.com

尾田先生の発言が本当なら、とうとうSBSはPTAに問題視されるコーナーになってしまったのだ。大問題だ。それでも上記のような質問を載せているということは、もはや読者が下品を欲しているとしか思えない。

ちなみにこのページでは、以下2つの質問が続いている。

読者「尾田先生が自分で描いていて一番泣いたシーンは?」

読者「マルコのチン○は切ったら再生しますか?」

真面目な質問が下品な質問でサンドイッチされている。素晴らしい構成…ふむ…うーん…読者は質問を送るとき、これからはPTAを意識するべきだ。彼らは怖い。怒らせない方がいい。

4位 4巻 「質問。ナミのスリーサイズ。マジで、よろしくお願いします。」

このお便りから分かるように、残念ながらSBSは始まった当初からすでに風紀が乱れていた。しかし、この頃はまだ健全な雰囲気があった。ペンネームは掲載しておらず、尾田先生と読者の手探り感が見える。

だからこそ、尾田先生はここで一喝して「こんな質問は送らないように!」と読者に厳しく接するべきだった。ところが尾田先生は過った。以下が尾田先生の回答だ。

先生「なるほど。切実ですねマジで。(中略)これから測りに行ってみようと思います!(中略)うわっ!!」

ナミ
「へ~~~っ 私のスリーサイズ?」

なんとナミさんが登場しているのだ!こんなサプライズ展開は読者が期待してしまう。なにより「SBSは下品な質問OKなのか」と読者は勘違いしてしまう。上記の質問は、これまでのSBSの風紀を乱した決定的な質問の1つだろう。

そして、それに全力で答えてしまった尾田先生も尾田先生だ。こんな過ちは2度と繰り返さないよう…いやでも82巻までに何回もSBSでキャラが登場しているし、すでに手遅れか…

サンジの結婚相手であるプリンのスリーサイズが知りたい…ふむ…まあ質問するのは読者の勝手だ。それに答えるかどうかは尾田先生が決めることなので、思うままに質問してみてもいいかもしれない。

5位 41巻 「尾田さん。彼を王下七武海にいれてやってよ。」 by from光くん

5位にランクインしたのが図々しいfrom光くんのお便りだ。お便りには「彼」の絵が描かれており、本来はそれを記事に載せるべきなのだが、あまりにひどい絵に載せる価値がないと判断し、今回は掲載を自粛している。

当然尾田氏も「彼」に王下七武海の価値はないと判断して「いやじゃ。」とばっさり切り捨てている。ところが「彼」は諦めが悪く、44巻でも再登場し、「王下七武海に入っちゃだめ?」と食い下がっているのだ!

 当然尾田氏は激怒。「もう来るなよ!!絶対に入れてやらんからな!!」と語気強くはねつけた。

いかがだろう? このSBSワーストクラスの質問たちは。ここで正直に打ち明けるが、今回のランキングは大変だった。なぜか。思った以上にSBSの荒廃が進んでおり、どの巻にもランクイン級の「ぶっこみ質問」「ぶっこみお便り」が掲載されていたのだ。

特にナミやロビンのバストにふれる質問や要求が多く、尾田先生の変態回答も数多く見られ、選定を進める私はタマらなくなり、白目を向きながら原稿を書き進めた次第だ。SBSは、ワンピースの世界観にふれる真面目で有意義なコーナーだ。

だからこそ、堅くなりすぎないようにという尾田先生の配慮で、こんなおちゃらけたお便りも掲載しているのだろう。私はSBSが大好きだ。

これからも下品なお便りをたくさん送って…いや…真面目な質問だけを…いやいや! SBSをもっと盛り上げるためにも、下品で真面目なお便りをたくさん送ってほしい!

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