記事提供:R25

梅雨時や夏場の台風シーズンに付き物なのが、スポーツの「雨天中止」。観戦を楽しみにしていたファンからすれば「ガッカリ」の一言だが、もっと意外な理由で試合が中止になるケースもあるという。そんな“珍”事件を7つ紹介しよう。

・珍事件1:審判の判定を巡って大モメ→試合中止

今では考えられない理由でプロ野球の試合が中止になったことがある。1964年の広島東洋カープ対阪神タイガース戦。

2回裏の広島攻撃中、バントで上がったフライが「アウト(バウンドせずにキャッチ)」か「フェア(バウンドしてからキャッチ)」かで審判の判定が二転三転。これを皮切りに両チームとも激しく抗議して収拾がつかなくなった。

結局2時間29分も中断したあげく、試合そのものがノーゲームとなった。

・珍事件2:ドーム球場なのに「雨で中止」

ドーム球場の増加で雨天中止が少なくなったプロ野球。しかし2000年、中日ドラゴンズ対広島東洋カープ戦で、思いがけない出来事が起きる。

当日は大雨だったが、会場はナゴヤドームなので関係なし…と思いきや、降り注いだ雨が浸水して人工芝が水浸しに。思わぬ雨の影響で試合中止となった。

・珍事件3:ミツバチの大群が襲来して中止

高校野球でもとんでもない中止事例があった。2013年9月、秋季北海道高校野球大会・札幌予選での出来事。試合前の練習中、外野からミツバチの大群約5000匹が現れ、内野でノックを受けていた球児を襲撃。

その後もミツバチは球場内から移動せず、選手や観客の安全を期すため、やむを得ず試合は中止となった。

・珍事件4:審判が現れず中止! 寝坊かと思いきや…

雨だろうが雪だろうが、なかなか中止にならないのがサッカー。ところが2009年、サッカー・アルゼンチン3部リーグでは「審判が来ない」という、とんでもない理由で試合が中止になった。

当日、キックオフ2時間前になっても審判が現れず、不安になった関係者が連絡をとったところ、なんと自宅でスヤスヤ就寝中。「寝坊か!」と思いきや、そもそも本人に「審判の依頼をし忘れていた」ことが発覚。手違いによる連絡ミスだったらしい。

・珍事件5:あまりの暑さに選手も失神

2014年のテニス・全豪オープンでのこと、オーストラリアは連日の猛暑に見舞われ、会場があるメルボルンでは、最高気温44度を記録するほど。コート内の気温も40度を超え、あまりの暑さにボールボーイや選手が試合中に気を失う事態に。

「適度な気温に下がるまで中断」という判断がくだされた。

・珍事件6:股間が腫れ上がってレース中止

競輪の世界では、笑えない事情で試合が中止になったことがある。2014年12月の岐阜競輪で、その日の第11レースに出場予定だった五十嵐力選手が「股間が腫れ上がった」という理由で欠場を決めた。

競輪の場合、車券(勝者投票券、競馬の馬券に当たる)発売の締め切り間際での欠場は払い戻しに影響するため、1人でも欠場者が出るとレースそのものを中止にすることが多い。

このケースもご多分に漏れず、11レースは五十嵐選手の股間の影響で中止となってしまった。

・珍事件7:体重オーバーならぬ体重不足で試合中止

最後は2009年のプロボクシングでの珍事件。佐々木泰彦対西脇寿晴の試合が、「佐々木選手の体重が軽すぎる」という理由で取り止めとなった。この試合は52kg級だったが、当日の計量で佐々木選手はなんと48.5kgを下回っていたとか。

ボクシングには選手同士の体重差は「3ポンド(1.35kg)以内と定められており、開きすぎる場合は試合中止というルールがあったのだ。

以上、いずれもめったにあることではないが、今後も起きないとは言い切れない「珍・中止事件」の数々。せっかくのスポーツ観戦時、運悪くそんな事態に遭遇しないよう願うばかりだ。

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