・吉田選手、涙の銀メダル

Licensed by gettyimages ®

8月18日に行われたリオデジャネイロオリンピックの女子レスリング53kg級決勝、4連覇を目指した絶対王者である日本の吉田沙保里選手を破りアメリカのヘレン・マルーリス選手が金メダルを取得したことは大きなニュースとなりました。

・亡き父に「ここまで育ててくれてありがとう」

Licensed by gettyimages ®

亡き父のために4連覇に挑んだ吉田選手ですが、優勝には一歩届きませんでした。レスリングチームの主将として、レスリング界のトップにいる存在として想像もできない重圧の中での戦いだったの違いありません。
試合終了の合図とともに泣き崩れる吉田選手の姿に日本中が心を打たれました。本当にお疲れ様です。

・試合直後の吉田選手のインタビュー

吉田は「たくさんの人に応援してもらったのに銀で終わってしまって申し訳ない」「日本選手の主将として金メダルを取らないといけないところだったのに、ごめんなさい。取り返しのつかないことになってしまった」と号泣し、「お父さん、私をここまで育ててくれてありがとうっていうことを伝えたいです」と亡き父に感謝の言葉を贈った

出典 https://ja.wikipedia.org

・金メダルを獲得したヘレン選手との意外な関係

Licensed by gettyimages ®

吉田選手を倒すために階級を下げてオリンピックに臨んだというヘレン選手。以前から吉田選手は憧れの存在で、彼女の流す嬉し涙もまた印象的でした。

そんなヘレン選手と吉田選手には意外な関係がありました。

・ヘレン選手のプロフィール

Licensed by gettyimages ®

ここであの吉田選手をくだしたヘレン選手のプロフィールを少しご紹介します。

ヘレン・ルイーズ・マルーリス(Helen Louise Maroulis, 1991年9月19日 - )は、アメリカ合衆国のアマチュアレスリング選手。

2015年レスリング世界選手権(アメリカ合衆国・ラスベガス)では女子55㎏級で優勝。
2016年リオデジャネイロオリンピックでは、世界選手権を制覇した55㎏級がないため、1階級下の女子53kgで出場、決勝では日本のレジェンド・吉田沙保里と対戦し、第1ピリオドでアクティビティタイムによる失点1を取られたものの、第2ピリオドで4点を奪って逆転し、自身初、そしてアメリカ合衆国女子レスリングとしても初となるオリンピック金メダルを獲得した。

出典 https://ja.wikipedia.org

近年急激に力をつけてきた選手だということがわかりますね。

・ダルビッシュ有選手からのツイートで明らかに

Licensed by gettyimages ®

その意外な関係性はダルビッシュ選手のTwitterでのつぶやきがきっかけでたちまち話題となりました。
プロ野球選手でテキサス・レンジャーズに所属するダルビッシュ選手。なぜここでダルビッシュ選手が?と思われた方もいらっしゃるかと思います。

・ウワサのツイートがこちら

「吉田選手を破ったヘレン選手が聖子の教え子という^^;」というつぶやき。これに多くの人が驚きました。

・山本選手と言えば吉田選手のライバル

Licensed by gettyimages ®

ダルビッシュ選手との間に息子さんがいる山本選手は、吉田選手のライバルとして知られています。(写真右から2番目が山本選手です。)

・吉田選手の経歴に必ず登場する山本選手の存在

Licensed by gettyimages ®

<吉田選手の経歴>
自宅でレスリング道場を開いていた父の指導で3歳でレスリングを始める。1998年、1999年の世界カデット選手権で優勝の後、2000年、2001年の世界ジュニア選手権を2連覇する。
2002年のジャパンクイーンズカップでは前年の世界王者山本聖子を破り、アジア大会でも優勝。そのままの世界選手権、全日本選手権でも優勝した。2003年も世界選手権、ワールドカップと立て続けに優勝。

アテネオリンピックの代表選考試合となった全日本選手権と2004年のジャパンクイーンズカップでライバル山本に連勝し、女子レスリング55kg級の代表に選出される。2004年のアテネオリンピックで金メダルを獲得。

出典 https://ja.wikipedia.org

ライバルと言われていた2人、山本選手にとって吉田選手に連敗することもあった宿敵の相手でした。アテネオリンピック選考では山本選手は吉田選手に敗れ日本代表の座を奪われています。

・ヘレン選手にとっても吉田選手は倒すべき憧れの存在

Licensed by gettyimages ®

そして、今回金メダリストとなったヘレン選手は吉田選手に強い憧れがあり、「吉田選手を倒したい」という思いが非常に強い選手でした。

・なんといっても「霊長類最強」

Licensed by gettyimages ®

今回、ヘレン選手を含めた多くの選手が「打倒、吉田沙保里」を目標にオリンピックに挑みました。その理由は言うまでもなく彼女がレスリング界の絶対的女王であるからです。

2001年の全日本女子選手権56kg級準決勝で山本聖子(日本大学=当時)に判定(2-3)で負けて以来、公式戦119連勝を記録。また1996年より国際大会における27大会連続優勝も記録した。世界大会(五輪+世界選手権)の優勝記録では、2012年の世界選手権において、男女通じて史上最多となる13大会連続優勝を達成し、カレリンが保持していた12連覇の最多記録を破った。

出典 https://ja.wikipedia.org

凄まじい連勝記録を持つ彼女。最強の呼び声が高く多くの選手の憧れの存在であり、目標とする理由もわかりますね。

・まさかヘレン選手を山本選手が指導していたなんて…!

この意外な事実に驚き!多くのメディアで放送され、SNSを中心に話題となっています。さすが永遠のライバル。宿命の対決が裏で続いていた?なんて想像される方もいらっしゃいました。

・選手としても指導者としても一流

まさかここで山本選手の名前が登場するなんて誰が思ったことでしょう。教え子が結果を出したという事で指導者としての評価も上がりそうです。

・山本選手がコーチをしていたのは2013年

Licensed by gettyimages ®

ちなみに山本選手がコーチをしていたのは2013年6月からだったようです。

・ヘレン選手のインスタグラムには山本選手の写真も

この写真はヘレン選手が2013年9月に投稿したもの。まさにコーチを務めている時の姿という事になります。

・2年間、吉田選手に勝つためだけに特訓

Licensed by gettyimages ®

ヘレン選手は吉田選手と対戦し勝つことが夢でした。そのためオリンピックまでの2年間の時間を吉田選手に勝つためだけに費やしたと言います。その成果あってか、吉田選手のことをよく研究した試合運びになりました。

吉田選手が得意とするタックルをさせないようにしっかりと腰を下ろし、頭をつけてるような低い姿勢で組み手を取るように心がけていたように見えます。そのため吉田選手はなかなか点を取ることができませんでした。

この彼女の成果が山本選手のコーチがあったからなのかはハッキリとは言えませんが、少なくともヘレン選手も山本選手の指導の元、なんらかの影響は受けていたのではないかと想像できますね。

・正確に言うと「元教え子」

Licensed by gettyimages ®

ところで、先ほどのダルビッシュ選手のツイートには少し誤りがあったようです。それを訂正するツイートがその後にありました。

・それがこちら

コーチはやめているそうなので、元教え子という事になるそうです。しかし、あの山本選手のことですから吉田選手のことを知り尽くしていることでしょう。その経験が活かされてヘレン選手の能力を格段にアップさせたのではないかと想像を膨らませる方が続出しています。

・ダルビッシュ選手に対して優しいリプライをする山本選手

山本選手は現在、お子さんを出産したので家事や育児に専念されているという事でした。お二人の仲の良い会話もTwitterで確認することが出来ました。

・そんな山本選手から吉田選手たちへメッセージが

「今オリンピックに出た全ての女子レスラーは、世界の全ての女子レスラーの目標でありゴールです」「喜び、泣いたら、後は自分をしっかり褒めて下さいね」と優しいメッセージがTwitterに投稿されていました。

吉田選手とヘレン選手の戦いには終始ドキドキさせられましたが、まさか山本選手とも関係があっただなんて驚き!こんな意外な事実が発覚するのもスポーツの面白さであります。
熱いドラマの中に多くの涙がありましたが、吉田選手にもヘレン選手にも拍手を贈りたい、そんな感動の試合でした。

この記事を書いたユーザー

PERUME このユーザーの他の記事を見る

考えさせられる話から面白い話まで…ジャンルにとらわれず自分の心に響いたことを伝えていければと思います。

得意ジャンル
  • 話題
  • 社会問題
  • エンタメ
  • 感動
  • おもしろ
  • ニュース

権利侵害申告はこちら

Spotlightのライターなら1記事最大3000円もらえる!日本最大級メディアでライターデビューのチャンス