出典(C)あべゆみこ

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「1人でできる子になる『テキトー母さん流』子育てのコツ」の著者の立石美津子が、ママ達の育児の素朴な疑問に応えるQ&A連載、【テキトー母さん流☆子育てのツボ!】をお伝えします。

第26回は『イヤイヤ期にはどう対応したらよいのでしょうか?』の疑問にお応えしましたが、第27 回のテーマはこちら。

■拷問になってしまう理由

あなたが白いご飯が大好きだったとしましょう。そしてレバーが大嫌いだったとしましょう。そんなとき誰かから「レバーは栄養があるのよ。だから食べなさい。ほら、ご飯に混ぜておくから食べなさい」と言われたらどうですか?

大好物の白いご飯は白いまま食べたいのに台無しですよね。でも、これと似たような光景を保育園の給食時間に見たことがあります。

「好き嫌いしないで残さず食べる」習慣を付けさせたいあまり、保育士が子どもが苦手なおかずを味噌汁の中に入れて一気に飲ませたり、ご飯の中に嫌いなおかずを混ぜ込んで口に入れたり……。

大人は「好き嫌いしないでなんでも食べさせたい」気持ちで行っている行為でも子どもにとっては拷問です。ですから、家庭でもニンジンが嫌いだからと細かく刻んで大好きなハンバーグの中に混ぜたりするのは止めた方がいいかもしれません。

苦手な物に対して舌は敏感になっています。どんなにわからないように刻んでも過敏な舌はそれを見事にとらえます。

■嫌いなものを無理強いすると余計キライになる

幼児期から好き嫌いしないで食べさせる厳しいしつけにより、将来なんでも食べられるようになる人がいる一方、嫌いなものを無理強いさせられた経験がトラウマになってしまい一生それが食べられなくなる人もいます。

筆者の場合、後者で幼い頃、母から「ウナギはビタミンA、ビタミンBがたくさん含まれていて栄養価が高いから」とウナギのかば焼きの裏についているベロベロの黒い皮も口に押し込められました。

吐きそうになりながら食べた経験で今でもウナギがこの世で一番嫌いな食べ物となってしまいました。

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■どうすればいいの?

子どもを脅したり、食材をわからないように切り刻んで騙して食べさせるのではなく、周りで「美味しい~。このニンジンなんて美味しんでしょう」と目の前でパクパク大人が食べている様子を見せるとよいです。

牧場に連れて行って馬が食べている様子を見せてもいいかもしれません。

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昔、大ヒットしたアニメ『ポパイ』でほうれん草を食べて元気モリモリに変身するポパイの姿を見て、ほうれん草が苦手だった子の多くが食べられるようになった話があります。

アンパンマンやドラエモンの登場でケーキやクッキーの洋菓子だけでなく、和菓子を食べるようになった子もいると聞いたことがあります。嫌いなものは嫌いなのが人間です。食事時間が苦しみの時間になってしまわないように気を付けましょうね。

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