記事提供:It Mama

友人は美人でスタイルもよくて、経済的にも恵まれていて、おまけに子どももデキがいい、それに比べて自分は片手間なパート生活。

それでも日々の生活を切りつめて100グラム250円の肉か310円の肉か迷っている。手先を見ればささくれていてネイルもしていない、おまけに子どもは今ひとつパッとしない…。

こんな状態の自分を振り返って自己嫌悪になる。こんな経験ってありませんか?

そこで今日は、『1人でできる子になる テキトー母さん流 子育てのコツ』の著者の立石美津子が「子どもが他人と比較せず、自分を好きになる方法」についてお話します。

■他人の幸せを心から祝えない…こんな経験ないですか?

(1)友人の結婚式で…

結婚前の話、自分は彼氏と別れた直後、友達の結婚式に呼ばれました。

悲しみの中で出かけた披露宴会場。花嫁を見て「おめでとう」と満面の笑顔で祝福しましたが、心の中はなんだかわびしい。

(2)幸せそうな夫婦を見て…

不妊治療中。妊活中、励まし合っていたはずのお友達。ところが友人が先に妊娠、報告を受けて悲しくなりました。

テレビCMで子どもが出てくるとチャンネルを替え、鮭の産卵シーン、いくらスパゲティーを見ただけで「鮭にも劣る」と落ち込みました。

(3)他人の子どもと比較して…

アトピーで皮膚が汚いわが子。おまけに卵、牛乳に食物アレルギーもあります。

自由に菓子を食べているママ友の子、ファミレスで好きなものを注文できる子を見ると羨ましくなりました。

さらに「うちの子は好き嫌いが多くって嫌になっちゃう」の会話を耳にするだけで、「“普通に食事できる幸せ”をわかっていないんだな。贅沢な悩みだな」と妬む気持ちが起こります。

こんな自分自身の心を知って、ますます自分が嫌いになります。

■「人の不幸は蜜の味」は自然な感情かもしれない

皆さん、「シャーデンフロイテ」という言葉、ご存知でしたか?

これは、他者の不幸、悲しみ、苦しみ、失敗を見聞きした時に生じる“喜び、嬉しさといった快い感情”という意味です。

ドイツ語らしいですが「こういう言葉が当たり前のようにあるドイツは凄い!」なんて思いました。人として当然の感情。日本語に訳すと「人の不幸は蜜の味」ってところでしょうか?

誰でも一度は持ったことのある自然な感情だと思います。

■上には上、下には下がいる世の中

世の中は平等ではありません。皆がトップだったら社会は成り立ちません。官僚になる人もいれば、そうではなく陰で働く人もいます。

・どんなに給料が上がっても、上には上がいて下には下がいる
・成績が良くなっても、上には上がいて下には下がいる

他人の子どもとの比較、“相対評価”ばかりしていたら、幸せを感じることはできません。

どうして他人と自分を比較してしまうんでしょう?

おそらく、幼い頃からママ自身が親から「どうして皆は出来ているのにあなたは出来ないの」「○○ちゃんみたいになりなさい」と他の子どもと比べられて育ったからでしょう。

でもわが子には同じ思考回路を持ってほしくはありませんよね。

■自分が好きでいられる子どもに育てよう

「こうであれば幸せだろう」という親の価値観を押し付けず、他の子と比べず、“ありのままのわが子”を受け入れましょう。

そうすると、子どもも大人になった時、自分にないものを嘆くことなく、他人を妬むこともなく「自分は生きているだけで価値がある」という自尊感情を持つことが出来ます。

「自分が好きであること」は後の人生でどれだけ失敗しても、壁にぶち当たっても、乗り越えられる力となります。

いがかでしたか。

子どもがテストで45点。クラスの平均点が70点であることを耳にしても「一ケタじゃないね。頑張って勉強していたものね」と認めてやりましょう。

そうすると人の幸せを妬むような大人にならないかもしれませんね。

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