出典 http://ameblo.jp

記事提供:空間心理カウンセラー 伊藤勇司オフィシャルブログ

こんばんは。片づけ心理の専門家・伊藤勇司です。

今日はプレミアムメルマガの発行日。

今日この後配信するプレミアムメルマガで、記憶のことについて触れているので、その部分はブログでもシェアできればと思います。

と、その前に。

片づけ心理のご相談を受ける中で、伊藤が日々感じていることですが、

【大量の本を持っている人ほど、本の内容を覚えていない】

ということです。

また、違う角度から言及すると、

【本が手放せない人ほど、本の内容を覚えていない】

と、言い換えることもできます。

あなたは、いかがでしょうか?

伊藤はたまにご自宅セッションの最中で本の整理をする際に、

「この本って、どんな内容でしょうか?」

と、聞くことがあるのですが…。

「面白かったです、よかったです、勉強になりました…」

という風に答える人がほとんどで、

「具体的に、どんな部分がよかったのでしょうか?」

と、掘り下げた質問をすると…、

「えっと…すごく人生の役に立ちました…」

みたいな形の答え方になって、

【具体的によかったポイントを答えてくれた人】

は、ほとんどいませんでした。

なんとなくでしか、覚えていないのですね…笑。

こうしてなんとなくしか覚えていないのは、人の記憶についてのメカニズムが影響しているのですが、

人の記憶についてドイツの心理学者である、ヘルマン・エビングハウスが行った忘却記憶の有名な実験があります。


これは人が記憶した内容が時間経過によって、どのように忘却されていくのかを検証した実験なのですが、

20分後には42%を忘却し、58%を保持していた。
1時間後には56%を忘却し、44%を保持していた。
1日後には74%を忘却し、26%を保持していた。
1週間後(7日間後)には77%を忘却し、23%を保持していた。
1ヶ月後(30日間後)には79%を忘却し、21%を保持していた。

という結果が生まれました。

これをヘルマン・エビングハウスは、

【エビングハウスの忘却曲線】

として表しているのですが、たった1時間で、記憶した半分以上忘れているのですね。

なので、伊藤のブログを読んで、

「なるほどーーー!」

と、思うことがあったとしても、1ヶ月もすれば、なるほどと思ったことですら、8割方忘れているのです(笑)。

書いている身としては、非常に切ない現実ですね…笑。

まあ、仕方がないことではあるのですが、大量に本を読んでいる方の多くは、

【一度しか読まない】

傾向にあるので、読むことに満足してしまい、自分の中に落とし込まれていないケースが少なくありません。

ヘルマン・エビングハウス曰く、

【記憶は思い出した時に定着する】

ので、一度覚えた事柄を、

【もう一度しっかりと復習しないと】

自分の中に定着しないのです。

以前ホリエモンこと堀江貴文さんがテレビで、東大受験の時に行っていた勉強法について言及していたことがあったのですが、

その勉強スタイルがまさにこの記憶のメカニズムに直結する理にかなった方法でした。

その勉強法とは…。

1の項目を勉強したとしたら、次に2の項目にすぐに移行するのではなく、1の項目を復習してから2の項目に移行する。

そうやって2の項目を勉強したらまた1の項目を復習して、次に2の項目を復習してから、3の項目へ移る。

そして、4の項目へ移る際も、また1の項目から復習していく…。

という繰り返しを行って、東大に受かったと話をしていました。

これは素晴らしいなと思ったのですがそうやってしっかりと最初に学んだことも何度も復習しながら、次に進んでいくことを考えるからこそ記憶に定着して実力がつきます。

本をコレクションする目的ならまだしも、

【自分の人生に活かす】

ことを念頭においているならば、

100冊の本を読むよりも、1冊の本を徹底的に落とし込んだ方が圧倒的に人生に役立つ効果が生まれます。

あなたは、自分が持っている本の内容を人に熱く語れますか?

心に響いた本があるなら、ぜひ何度も読み返してくださいね。

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