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医師が解説する医療・健康サイト「Doctors Me」編集部です。
8月14日(月)千葉大学社会精神保健教育研究センターにて、ブロッコリーなどに含まれる「スルフォラファン(SFN)」が、うつ病予防、再発抑制に効果的である研究が発表されました。
深刻な社会問題となっている「うつ病」に対し、「ブロッコリー」が救世主になりうるニュースに各メディアや医療機関で大きな話題を呼んでおります。

そこで今回は「ブロッコリーのうつ予防効果」と題し、この「SFN」について医師に詳しく解説をしていただきました。

ブロッコリーに含まれる「スルフォラファン(SFN)」とは?

スルフォラファン(SFN)は、アブラナ科の野菜、ブロッコリーなどにわずかに含まれるもので、天然の化合物です。

植物内では、前駆物質のスルフォラファングルコシノレートの形で存在し、人間が口に入れて咀嚼することなどの加水分解を経てスルフォラファンに変化するとされています。

身体の中で物質を解毒する力や、抗酸化力を強める働きがあるとされ、がん、うつ病予防を含むその健康効果に注目が集まっています。

SFNを摂取したマウスにストレス耐性が!

千葉大学社会精神保健教育研究センターにおいておこなわれたマウスの実験でSFNの効果が明らかになりました。

研究方法として、小型のマウスを攻撃的な大型のマウスに、毎日10分間ずついじめさせるというストレスを10日間与え、人間が社会において敗北感を感じるのと同じような環境を作りマウスにうつ状態を作るという実験がおこなわれました。

通常健康なマウスは、7~8割くらい砂糖水を与えると飲むものが、このストレスを与えられたうつ状態のマウスは5割程度しか砂糖水を飲まなくなります。

しかし、ブロッコリーに含まれるSFNを前もって注射しておくと、ストレスを与えても健康なマウスとほぼ同じ割合である7割くらいの確率で砂糖水を飲むようになったということで、うつ状態が回避できたと考えられています。

また、子供のマウスでも、SFNの前段階の物質を与えると、ストレスに強くなるという結果が示されたということです。

SFNの量が桁違いのブロッコリースプラウト

SFNはブロッコリーに含まれる量は決して多くないのですが、ブロッコリースプラウトと呼ばれる発芽3日目のブロッコリーの芽であれば、品種によって通常のブロッコリーの7倍から20倍くらいのSFNの含有量があるとされています。

なかでもSFNの含有量が多いとされるブロッコリースプラウトが、スーパースプラウトとして販売されているようです。

SFNを効果的に摂取できる調理方法

ブロッコリースプラウトは、生で、よく噛んだり刻んだりして細胞を破壊して食べるのが効果的といわれます。ただ、熱にも強いので、さっと火を通してもいいでしょう。

また、ブロッコリー本体の場合は、切ってから5分くらいおいて、SFNが前駆物質から生成されてから調理するとよいなどといわれています。

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医師からのアドバイス

お薬ばかりでなく、毎日食べる食事からも身体的・精神的に状態改善できるとしたら非常に好ましいことです。

日常的にバランスのとれた食事を心がけることで、うつ病改善に近づくでしょう。

(監修:Doctors Me 医師)

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