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記事提供:まだ東京で消耗してるの?

瞑想に関心がある方はぜひとも!読んでもらいたい一冊。プラユキさんのお話が超面白いです。

歩く瞑想

本書のテーマは「脳と瞑想」。脳外科医と瞑想指導者の対話という、またえらくニッチな対談です。サンガの書籍は面白いなぁ。表紙はヒビノケイコさん!

書中では図版付きで、丁寧に瞑想のやり方が解説されています。いくつかの方法が掲載されているのですが、ここでは特に「歩行瞑想」「指先瞑想」についてピックアップ。

1 歩きます。一歩一歩に、ただただ気づいていきます。

2 速度は普通に歩く速度です。

3 十数歩、歩いたら折り返します。

4 一、二、一、二とか、右、左、右、左などと言語化せずに、ただただ足の一歩一歩の動きに気づいていきます。

5 考えごとが浮かんできたら、気づいて、受け止めて、また足の動きに意識を戻す。それの繰り返しです。

6 こうした気づきの繰り返し作業から、自然に受容力が培われ、あるがままに現象を感知できるようになり、その洞察によって、智慧が育まれていきます。

〈歩行瞑想のポイント〉

原理は手動瞑想とまったく同じです。足に生ずる細かい感覚にはこだわりません。思考が起こってきたら、それに気づき、そしてまた足の動きに意識を戻します。

この足は、昨日の足でも、明日の足でもありません。どこか他のところにある足でもありませんし、またイメージで作った足でもありません。今ここのリアルな足です。

したがって、足に意識を戻せば、自ずと今ここの現実に立ち返ってくることができます。

一歩一歩、丁寧に気づき続けます。

「われ知らず」といったような言葉がありますが、心はついついあちこちにさまよっていきがちです。

さまよったらさまよったでオッケー。そのつどそのつどわれに返る。すなわち足に意識を戻して、今ここに戻ります。そんな感じで続けていってください。

出典脳と瞑想

どうでしょ!これ面白いと思いませんか?もう、普段の生活のなかでバリバリ実践できちゃいますよね(笑)

プラユキさんの解説を読むとわかりますが、別に「無我」になる必要はないんです

変な想念や考えが浮かんでくるのは当然であって、それを受け止めて、また意識を戻すことが重要。

「あぁ、歩いていたら邪念が浮かんできてしまった、修行が足りない!」とかなんとか、自分をいじめる必要はありません。我をなくすことなんてできませんから。

そういうトレーニングをしていくと、自分の中で「妄想」が浮かんでくる瞬間に気づけるんですね。「あ、今妄想が出てきた」と気づくことができれば、それに冷静に対処することができます。

もちろん、「憎しみ」や「怒り」といった感情が生まれることにも気づけます。「あぁ、今自分のなかで憎しみの火が灯った」と客観視できれば、そのエネルギーを爆発させないで済むようになります。

といっても、怒りの処理はかなり難しいですね……。ぼくもなかなかできるようになりません。

指先を使った瞑想

もひとつ、指を動かすだけの裏技的瞑想について。

人差し指と親指の指先をこすり合わせながら、その動きに気づいていきます。電車の中などでは、大きな動作で手動瞑想をやるわけにもいきませんから、指先だけでどうぞ。

たとえ小さな動きであっても、気づき自体はまったく同じです。このときも、指のこすれる感覚・感触に集中していくのではなく、指が動いていることにただただ気づいていきます。

指の動きを通して、今ここ、今ここに引き戻していく感じですね。

出典脳と瞑想

これも簡単ですね。東京で消耗しているみなさん、ぜひ電車でお試しください。「目の前に立ってる女の人が綺麗だなぁ」「夏のセール、お得だなぁ」みたいな雑念が出てきたら、指先に意識を戻しましょう(笑)

瞑想はもっとカジュアルでいい

最後に、プラユキさんの解説をもうひとつ。

「瞑想修行」というと厳格な感じを受けますが、もっと気楽に、朗らかにやっていいのです。心を閉じずにオープンハートに生きていくと、心も明るくなります。

今ここを幸せに生きることを主体的に選択できるようになれば、いつでも幸せに生きていくことが可能になります。

また、手動瞑想のような単純な動作で幸せを感じられるようになれば、平凡な日常さえもが味わい深い一コマ一コマに変わっていきます。

事故にあいそうになったり、何か大きな危険に遭遇したとき、私たちは自然に意識の覚醒度を高めます。

しかし、気づきの瞑想を続けていると、そうした緊急時だけでなく、普段の日常生活の一コマ一コマにおいても、覚醒した意識でイキイキと快活に生きていけるようになります

感受には「不苦不楽受」といって、快でも不快でもない中立的な感覚があります。

ともするとわれを失ってしまいがちな中立的な感覚時においても、しっかりと目覚めを保って生きられるようになります。それによって生活の質も高められていくのです。

出典脳と瞑想

多分、日本人って「禅」のイメージが強いんでしょうね。瞑想というと滝に打たれたり、正座して目を瞑って背中を「ビシッ!!」と叩かれたりする感じじゃないですか。

もちろんあれはあれで意味のある手法なんですけど、プラユキさんのいうとおり、もっとカジュアルにできるようになったほうがいいですよね。座禅するのはエネルギー必要ですから。


ここで紹介されている瞑想は、歩きながら、座りながらできます。心を自由にするために、みなさんも日々トレーニングしてみましょう。

こちらの本はKindle Unlimitedで無料で閲覧できます。ポチッとどうぞ。

プラユキさんの本が好きなら、ここらへんもぜひ。ぼくが関わってます。いずれもUnlimited対象なので、無料で読めます。

自由になるトレーニング[Kindle版]
posted withヨメレバ
プラユキ・ナラテボー,イケダ ハヤト,ヒビノ ケイコ Evolving 2016-03-31

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