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9月28日にデビューシングル『おんなのこ☆おとこのこ』をリリースする、篠原ともえさんとアイドルユニット「バニラビーンズ」のふたりによる新ユニット「シノバニ」。

8月17日に初お披露目イベントを控える彼女たち。楽曲について、衣装について、そして「プロデューサー・篠原ともえ」について、話を聞いてみました。

8年間温めた渾身の1曲

今回のデビュー曲『おんなのこ☆おとこのこ』は、篠原さんが「8年間温めていた」と話す渾身の楽曲。

作詞作曲はもちろん、衣装デザイン、ミュージックビデオの世界観にいたるまで、すべて篠原さん自身がプロデュースしています。

では、「8年間温めていた」というのは、具体的にどのように温存させていたのでしょうか?

篠原:「普段から思いついたメロディーをボイスレコーダーやパソコンに録音するようにしてるんですけど、8年くらい前、この『おんなのこ☆おとこのこ』のメロディーが頭に浮かんだんです。

録音してからというもの、8年間このメロディーはずっと頭から離れなくて、この曲は自分で歌うというよりも、いつか誰かに楽曲提供とかプロデュースという形でお渡ししたい曲だなとも思っていたんですよね。

で、今回の『シノバニ』CDデビューのお話が出たとき、私から『プロデュースさせてください!』って志願して、この曲のデモテープをつくって関係者のみなさんにプレゼンしたんです。聴いていただいたら、即OKでした」

確かに、一度聴いたら頭から離れず、つい鼻歌で口ずさんでしまうこの曲。篠原さんは、「バニラビーンズのふたりに初めて聴かせたとき、一度聴いたらすぐに覚えてその場で歌ってくれたのが嬉しかった」と振り返ります。

歌詞と衣装をリンクさせる…篠原プロデューサーの徹底したこだわり

芸能界で20年以上のキャリアをもつ篠原さん。テレビでは長年にわたっていつも明るいキャラクターを届けてくれており、多くの人は“プロデューサー”として活動する彼女の姿は想像しにくいかもしれません。

しかし、インタビューから見えてきたのは、「強いこだわりを妥協せずに突き詰めるプロデューサー」としての篠原さんでした。

まず、バニラビーンズのふたりは、篠原さんを「空気を変えられる天才」と話します。

リサ:「篠原さんは、現れた瞬間、小さい風じゃなくて台風のような風を吹かす人なんです。一気に空気を変えて、全部を飲み込んじゃう」

レナ:「私たちのライブに飛び入りで出ていただいたときも、もう篠原さんのワンマンショーかと思うくらい空気をもっていってました」

この“バニラビーンズのライブへの飛び入り”について篠原さんに聞くと…。

篠原:「出るときに、今日まだバニビのふたりが“やってないこと”って何だろうって考えて、紙吹雪をこっそりポケットに入れてそれを撒きながら登場していきました(笑)。お客さんも、ワクワクッてするだろうなと思って」

篠原さんにプロデュースや表現へのこだわりについて聞くと頻繁に出てくるのが、この「やってないこと」という言葉です。やってないこと、すなわち、オリジナルであること。

今回の楽曲では、どんなオリジナルにこだわったのでしょうか?

篠原:「ハーモニーをかさねることに、かなりこだわりました。

60チャンネルくらいをかさねたと思います。3人の声を何回もかさねて、ハーモニーをつくって、それが“層になっている”感じの表現は、この曲の世界観のオリジナリティーを高める上でかなり突き詰めました」

このような篠原さんのこだわりから、バニラビーンズのふたりはレコーディングで100回以上に及ぶほど歌うことになったといいます。

まさに、妥協しない姿勢。篠原さんによれば、「バニラビーンズがこれまでにやってきていないこと」という点も深く探りながらプロデュースに臨んだそうです。

そして、篠原さんのこだわりがより如実に表れるのが、衣装プロデュース。

デザイナーとしても活躍する篠原さん。8月17日のライブイベントで初めてお披露目されるという今回の『おんなのこ☆おとこのこ』のワンピース衣装は、自らデッサンを書き、生地からつくり、何度も打ち合わせをかさねて作成したそうです。

篠原さんが、「構想3カ月なんですけど、そう言っても、なんだかふつうのことに聞こえちゃいますね」と話すその衣装。

時計のベルトまでワンピースと同じ素材でつくられており、ワンピースに描かれている柄は曲の歌詞と連動している、という驚きの徹底ぶりとなっています。

「私のいいところを盗みなさい!」

さらに、篠原さんはこんなことを考えながらプロデュースしていたそうです。

篠原:「バニラビーンズのふたりが喜び楽しむのを想像しながらつくりました。

光る衣装を着させてあげたい、見たこともない柄のテキスタイルをつくってあげたい、浮かび上がるようなカチューシャを付けてあげたいって。まるで彼氏みたいな気分でした(笑)」

この言葉からは、バニラビーンズに対する篠原さんの“姉”のような愛情も感じられます。実際、レナさんにレコーディング中に最も印象的だった篠原さんの言葉を聞いたところ、次のような答えが返ってきました。

レナ:「篠原さんから、“私のいいところを盗みなさい!”って言われたのがすごく印象的でした」

この答えに、「え!?しのはらそんなこと言ったの?大御所みたい!」と照れる篠原さんでしたが、その言葉の裏にはこんな想いがありました。

篠原:「この言葉自体は覚えてないけど、盗んでほしかったんでしょうね。私がこの20年のなかで偉大な先輩方から学び、経験してきたことっていうのはすごく豊かなもので、

それをしっかりと受け取ってくれる人たちに“手渡しで”受け継ぎたいなって思っているので。

そして、自分自身、そういう思いでいると背筋が伸びるんです」

篠原さんは、レコーディングの際は「本当は集中してスタジオでひとりで歌いたいタイプ」とのことですが、今回の楽曲のレコーディングでは、バニラビーンズのふたりに見てもらっていたそう。

後輩から見られているというプレッシャーが、「いつも以上の力を与えてくれた」と篠原さんは話していました。

プロデューサーとして、そして良き先輩として。多くの人が知ることのない“篠原ともえの顔”を紹介してきました。

しかし、どんな話をしても最後には「ま、バニビのふたりにしのはらの熱い想いが通じてるのかは分からないですけどね~(笑)」などとおどける姿は、私たちがイメージする篠原さんそのまま。

そしてこれに、「通じてますよ!ビンビンきてますよ!もう、通じてしかない!」と元気に返すバニラビーンズのふたりは、篠原さんの言葉を借りれば、まさに「愛すべき存在」でした。

なお、同ユニットは、3人が出演しているテレビ朝日の動画番組『シノ×バニ』(毎週金曜16:00~ 配信中)をきっかけに結成されました。今回は、番組開始当初から言い続けてきたCDデビューの願いが叶った形となっています。

**【イベント情報】

シノ×バニCDデビュー★初お披露目イベントpresented by横浜八景島シーパラダイス

開催日:2016年8月17日(水)11:30開場 12:00開演
出演者:篠原ともえ、バニラビーンズ(レナ・リサ)
場所:SUMMER STATION LIVEアリーナ(六本木ヒルズアリーナ)
料金:無料

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