日本では、子供の交通事故による死亡率は90年代に比べると7割ほど減少していると調査で明らかになっています。

とはいえ現在も、飲酒運転やスマホに気を取られながらの運転など、安全運転を十分認識していない運転手により子供が犠牲になる事故や、乗車している子供にシートベルトを着用させていなかったりすることで起こる事故があります。これらは一人一人の認識と注意によって未然に防ぐことができる事故ではないでしょうか。

あなたは、制限速度を守っていますか?

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筆者は現在、イギリスで運転免許を取得すべく運転を練習中です。イギリスでは教習所というのが存在しないために、いきなりインストラクターを横に乗せての路上運転となります。

日本とシステムも法律も違うために、筆者はいきなりの路上運転に最初こそ恐怖を感じましたが、何もわからないビギナーが路上運転をすることで、より一層気を付けなければいけないことなどが実体験できるのは逆にいいことだと思えるようになりました。

緑の多い綺麗なカントリーサイドを走る時などは「イギリスで練習できるなんて最高!」と思いながら運転を楽しんでいますが、走行車も対向車もない田舎の広い道はついうっかり制限速度を超えてしまいがちになるようで、スピード制限30kmのところ、31kmになってもインストラクターに注意を受ける始末。

実は昨日も、ちょっとドキッとしたことがありました。駐車場で車庫入れの練習をしていたのですが、止まってある車の横に止めてと言われて周りを確認しながらゆっくりとバックをしていました。

そして入れ終わるという時に、ミラーに子供の姿が見えたのです。インストラクターも気付いていなかったようで驚いていましたが、恐らく止まっていた車の後ろに立っていたのでしょう。そして筆者の車が車庫入れするのを見ていたようで、車が止まったと同時にスッと横に出て来たのではないか、と思いました。

ある程度の子供であれば「危ない」という認識もあり、ドライバーもスピードに注意して周りをよく見まわしていれば、ドキッとしても事故は絶対に避けることができると実感しました。

でも、やっぱりスピードを出して走る車はあるのです。ある一人の女性が「もううんざり。いい加減にしてほしい」と怒りを込めてFacebookに投稿した写真が話題になっています。

「気が狂ったみたいに走るのはやめて!」

出典 https://www.facebook.com

スウェーデンの郊外にある住宅街に住んでいるリン・バークさんという2児の母親が、このほどFacebookに投稿したメッセージと写真を公開しました。「住宅街であるにも関わらず、制限速度30kmを守らずに気が狂ったみたいに走る車があるわ。」

小さな子供たちが遊ぶ可能性もある住宅街の道路では、当然ドライバーは制限速度を守り気を付けて運転をするべき。それができない運転手にいい加減腹が立ったリンさんは、6歳と4歳の息子たちの顔写真を使ったオリジナルの標識を作成。

そこに「スピード落として!僕たちは繊細なんです」と書かれたボードを添え、スピード標識のところに設置。「こうまでしないと気を付けてもらえないというのが悲しいわ。でも、これで効果があるといいんだけど。」とリンさんはFacebookに願いを込めてそう綴りました。

リンさんの投稿は反響を呼んだ

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リンさんの投稿を見た他の親たちがリンさんのアイデアを称賛し、投稿は拡散。5万7千もの「いいね」を集めました。そしてこれがきっかけでリンさんによると、その後の状況は改善されたようです。「息子の顔付きの標識のおかげで、最近は、スピードを出して走る車が減ったと感じるわ。」とスウェーデンのニュースサイトにコメント。

一瞬の気の緩みが事故に繋がる

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その気の緩みを防ぐのは、運転しているあなた自身。スマホを必死で見て、ストレートの道ならハンドルさえ持っていない運転手も見かけます。そして、子供はひょんなところから飛び出して来たりします。どんなに子供が悪くても、事故を起こしてしまえばもうお終い。制限速度をしっかり守って、じゅうぶん過ぎるほど注意してきっとちょうどいい運転になるのではないでしょうか。

子供を守らなければいけない親の必死な気持ちは、親である筆者にも十分理解でき、今回のリンさんの怒りはもっともだと思います。免許が取れても、絶対にルールを守って運転しなければ!と再認識している今日この頃です。

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公式プラチナライター。イギリス在住22年目。いつも読んで下さる皆さんに感謝。Twitterアカウントは@mayonesque18です。よろしくお願いします。

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