記事提供:まだ東京で消耗してるの?

こんにちは、イケダハヤトです。

ぼくは急進派の「アンチ名刺派」です。日々、孤独に日本の名刺文化と戦っております。

まだ名刺を消耗してるの?

ぼくは2011年に独立してから、ほとんどの期間を「名刺なし」で過ごしています。

何回か「必要かな~」と思って名刺を印刷したことはあるんですが、結局使わず、そのまま捨ててしまいました。ぼくの名刺を持っている人は相当レアです。500枚も流通してないんじゃないかな……。

名刺なんてほんといらないと思うわけですよ。ぼくは名刺を持たずにビジネスをしていますが、まったく困っていません。なんでみんな名刺持ってるんでしょ?

もっと飛躍すると、いまだに名刺を持って仕事をしている人は、その時点でダメだよなぁ、とすら思います。21世紀的じゃないですよね~。

自分のことを知っている人と、仕事をする。

ぼくが名刺を使わずに済んでいるのは、「イケダハヤトのことを知っている人」としか仕事をしないようにしているからです。

ぼくに仕事を発注してくれる方々は、100%、ぼくのブログやツイッターを見てくれています。だからこそ、仕事をいただけているわけですね。

ということは、つまり、ぼくは自分から自分のことを紹介する必要がないのです。だって、あちらはぼくのブログをよく読んでくださっているんですから。

あとは、そもそもリアルに会うことも少ないですね。一度も会ったことがない仕事のパートナーとかもいます。仕事をするだけなら、ネットで十分です。

「自分のことをあらかじめ知っている人としか仕事をしない」のは合理的なんです。コミュニケーションを取る手間ががっつり減るわけですからね。

情報インフラが発達してくると、多くのビジネスパーソンが、ぼくと同じようなワークスタイルを取るようになるでしょう。だって、合理的ですから。

知らない人に「はじめまして」と名刺を渡してビジネスをするというのは、本質的に無駄が多いのです。

わかりやすくいえば、「仕事上、名刺がどうしても必要」という時点で、あなたの働き方は「古い」んですよ。それ、SNSが出てくる前の働き方でしょ?w

「フェイスブックやってない人はどうするんですか?」

そういうことを書くと、「でも、SNSやってない人だっているじゃないですか。そういう人と連絡するときはどうするんですか?」とか寝ぼけた質問が返ってきたりします。

ナンセンス!

そんな昭和脳な人とは、仕事はできませんよ……どう考えても話が合わないし、動きが遅そうじゃないですか……。

堀江さんも2013年に同じようなことを書かれてますね。

名刺を持つことも交換することも不要で、フェイスブックさえあれば十分なのではないかという確信めいた気持ちが芽生えてくるのだ。

個々人はこの事象に対してどう思っているのだろうか。

何人かの知人に聞いてみると、「フェイスブックアカウントを持っていない人へのアプローチに困る」

という意見があったけれど、そもそもフェイスブックアカウントを持っていないような人とは仕事をしないと割り切ってもいいレベルに私の周囲は到達しつつある。

ホリエモン 「名刺は不要、日本は無駄が多いよ」 〈週刊朝日〉|dot.ドット 朝日新聞出版

出典まだ東京で消耗してるの?

情報がこれだけ重要な時代において、ビジネスレベルでSNSを使ってないというのは、まぁ、正直致命的というか、ぼくは一緒に仕事ができません。

そういう人たちって電話大好きだったりするので、嫌な思いをすることが多いんですよねぇ……。ぼくとは関わりのないところで仕事をしていただき、産業の衰退とともに、粛々と世代交代していただきたいです。

「名刺ってマナーじゃないんですか?」

え?何?名刺を渡さないのはマナー違反じゃないかって?

お主、江戸時代から来たのでござるか?

前時代的なマナーなんてものを気にするような「常識的な人」とは、やっぱり一緒に仕事はしたくないですよね~。ぼくとか、いろいろ他にも怒られそうだしw

紙っきれにこだわる人たちって、面倒な臭いしかしないじゃないですか……。「見積書をFAXで送ってください」「請求書は押印して郵送してください」とか言われそう。PDFでいいじゃん!なんなの?実家が文房具屋なの?

とまぁ、たかが名刺を持っていないだけで、「マナー違反だ!おまえとは仕事ができない!」と怒るような人とは、そもそも距離を置くべきなのです。

その意味で、名刺を持たないと仕事のクオリティは上がりますよ。お客さん選ぶことができますから。

名刺の情報ってすぐ古くなるし……。

意識高いビジネスパーソンが大好きな「Forbes」にも「Business Cards Are Dead -- Here's Why(名刺は死んだ。その理由)」という記事がありました。

ここで指摘されていて面白いのは「名刺の情報が古くなるスピードは加速している」という話。

今日もらったその名刺、明日にはもう電話つながらないし、メールも届かないんじゃね?

(The card someone hands you today could lead to a disconnected phone line or a dead email address tomorrow.)

出典まだ東京で消耗してるの?

転職を繰り返す「ジョブホッパー」が優秀である5つの理由」という記事を書きましたが、これからはさまざまな会社を転々として働く時代なのです。

同時に、「パラフト」が提唱するような「複業」をする人も増えていくでしょう。「ひとつの会社でひとつの仕事しかしない」というワークスタイルが、すでに古いんですよ。

だとしたら、「ひとつの会社のひとつの役割」しか印刷されていない名刺なんて、まさにナンセンスですよね。

情報はすぐに古くなるし、その人の仕事の一部しか表していないわけです。それこそフェイスブックとかツイッターでいいんじゃね?って感じです。

そもそもコストだよね。

余談ですが、名刺ってなにげに金銭的なコストがかかりますよね。

年間1,000枚を刷るとしたら、コストは3,000円くらいでしょうかね。こだわる人だと1枚50円くらいの名刺使ってたりするので、ヘタすると名刺代だけで年間数万円?すごい、無駄だ……。

あとは保管・整理にかかるコスト。ほんともう、悪いけどゴミにしかならないじゃないですか……ぼくはもらった名刺、かたっぱしから捨ててますよ。家が狭いんだから仕方ないじゃないですか!でもちゃんと情報は見てますからね!

21世紀になったというのに、名刺を大切に保管して整理する……という精神性が!ぜんぜん仕事できる人っぽくないんですよねぇ。

そんなことに時間を割いている暇があるなら、何か生み出せばいいのに。ポケモン集めてるわけでもなし、そんな紙っ切れ大切にしてどうするんでしょ?

関連記事:イケハヤ名刺論:「すごい人と名刺交換する」のは時間の無駄でしかない。

「名刺」を過去の遺物にしよう。

FAXや電話がビジネスシーンから消えようとしていますし、そうなるべきだと思いますが、名刺もまた、早々に「平成の歴史」に閉じ込めてしまいたいですね。

つーか、ビジネスだけ考えるなら、名刺にこだわるくらいなら、ブログでも書いた方がよっぽど有意義ですよ。ブログだけで飯食ってるぼくがいうんだから間違いありません。

というわけで、未だに名刺に囚われている人は、ぜひともブログを書き始めてみてください。

「え?会社にバレたら困る?」

……うーん、それじゃあいつまでたっても、外の世界とつながりませんよ。

まさに檻に囲われた「社畜」じゃないですか……。時代はもう、変わってるんですよ。

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