古きよき日本の文化「銭湯」

最近はめっきり減りましたが、まだ町によっては見かけることがある「銭湯」。
そんな銭湯と言えば何を思い浮かべますか?

・独特の脱衣場
・男湯女湯両方見ることが出来る番台
・話題になった映画「テルマエ・ロマエ」

一人ひとり思い浮かべる事は違うでしょうが、筆者はやっぱり「お風呂あがりのコーヒー牛乳」を思い浮かべてしまいます。いや、実際飲んだことは無いのですが、なんだかそんなイメージなんですね。

思い浮かべるのは、やっぱり瓶入り

出典 http://moterukikou.com

見るからに美味しそうですね。

さて、何故こんな話をしているかというと、実は今Twitterで「銭湯のコーヒー牛乳」に関するあるお話が話題になっているんです。

そのお話を投稿されたのはTwitterユーザーの「(めんたいこか?)」さん。なにやら、「コーヒー牛乳に関する値段と売上の関係」についてのお話なのですが、とても興味深いものでしたので紹介したいと思います。

■その投稿がこちら

なんと、銭湯のコーヒー牛乳を80円から100円に大幅値上げしたというのに、売上が跳ね上がったというお話。

その理由は無料で使える100円ロッカー。
なるほど、なかなか興味深いお話です。

■この事例に反響の声が集まる

なるほど!!!

Licensed by gettyimages ®

まさにビジネスデザインですね。

思ってた!

仮に100円より高いものを安くしても、その分売上伸びそうな位納得できますよね。

是非100円化を検討して頂きたい!

イラストがあればさらに

「戻ってきた100円=コーヒー牛乳の100円」と、より分かりやすく脳にイメージさせる手段としてアリかもしれませんね。

他の場所でも思う

色々ストレスが軽減されるんですよね。

■これも同じ理屈?

コインパーキングは必ず自販機があるのも…

出典 http://clicccar.com

細かいお釣りをその場で使えますもんね。

イベントでの販売価格も

ちょうどビックサイトでコミックマーケットが開催されていますが、確かにお釣りを出さなくていいもしくは、お釣りが必要ない単位だと、売る側も買う側も楽ですよね。

■でも、なんでついつい買ってしまう心理になるんだろう?

これは「心理的財布」という概念で説明できるみたい

Licensed by gettyimages ®

心理的財布とは、

個人の価値観の違いより、同じ金額でも商品・サービスによってお金の支払いに伴う”心の痛み”が違うとういことであり、”心の痛み”が小さければ購入しやすくなるということです。

一言で言うと、価値観ですね。

(中略)

つまり、来訪者の目にたまたま入った商品が、来訪者の価値観をくすぐり、購入スイッチをバチン!と押せれば、一瞬にして来訪者が顧客へと昇華するのです。

わかりやすく言えば、衝動買いしてしまうということですね。

つまり衝動買いしたくなるきっかけを作ることさえできれば、
買う気がなかったお客さんが、商品を購入する確率がグーンと上がるということです!

では、どうすれば心の痛みが少なくなるのか?
それを解決する方法の1つとして、感覚的に訴えることがあります。

「これは、今買っといたほうがお得だ!」
「○○的なことを考えると、安いかも!?」

と思わせる工夫をすることです。

出典 http://ii-plus.seesaa.net

心理的財布を説明した文章から抜粋。

これを、先の銭湯での行動に当てはめてみると…

「お風呂あがりで喉が渇いたし、(自分で出したお金なのに)100円ちょうど返ってきたし美味しそうだから買っちゃおう!」


といった具合に「心の痛み=ストレス」を少なくさせる流れが出来たのが、「80円→100円」に値上げしたのに売上が増加した理由なんでしょうね。

そもそも、何故か自分で払った100円なのに、返ってきた時には得した気分になっているのが不思議です。

※ちなみに、無料なのに一旦100円を入れさせる理由は?

銭湯に限らず、とりあえず後で返却してくれるのに100円入れさせるロッカーって結構ありますよね。最近ではスーパーなどでの子供が乗れる買い物カートなどでもよく見かけます。

そもそも、なんで返してくれるのにわざわざ100円を入れさせるのでしょうか?

「昔から導入されているため、詳しいことはわかりませんが、軽い気持ちで鍵を持って帰ってしまうことを防ぐ、という理由を聞いたことがあります。10円ではなく100円なのも、より持ち帰りを難しくするためではないでしょうか」(図書館)

「荷物や上着などの多いお客様が、ロッカーを気軽に3つ4つ使ってしまうと、混み合った場合に、他のお客様が入れなくなってしまうんですね。それを防ぐためというのが、大きな理由です」(スーパー銭湯)

出典 http://www.excite.co.jp

どうやらこんな理由みたいです。確かに、無料で使い放題となったらちょっと困った使い方をする方が現れるかも。

それにしても、ちょっとした工夫でたとえ値上がりしたとしても売上が増加するこのアイデアは、色々なビジネスシーンで活用できる良例。とても勉強になるお話でした。

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