記事提供:ダ・ヴィンチニュース

及川眠子。言わずと知れた『残酷な天使のテーゼ』の作詞家である。完成前の『エヴァンゲリオン』の企画書を見て、幸福感を与えて残酷に去っていく未完成な少年のイメージが思い浮かび、一気に書き上げた詩が大ヒット。

めちゃくちゃ大メジャーなんだけど、内容は哲学的で意味深……という誰もが一番狙いたい作品ポジションをかっさらった『残酷な天使のテーゼ』。

ついでに印税も6億ほどがっつり稼いだ眠子先生だったが、旅先のトルコで絨毯屋の店先に座っていたイアン・ソープ似の若造(18歳年下)と「面白いネタになるから」と結婚してしまったところ、エヴァ・マネーの3億が溶け、7000万円の借金までも背負う羽目に。

一体、眠子先生と18歳年下トルコ人夫との間に何が起こったのか? エヴァ・マネーはどこに消えたのか? やっぱり男は金目当てだったのか? トルコ夫のために有名作詞家は自宅ケバブをやったのか?

 そんなゲスい好奇心を上回るメガ破壊的な結婚生活を総まくりしたのが『破婚』である。銀行残高3万2千円になるまで愛と金をトルコ人夫に注いだ眠子先生ならではの珠玉の名言が『破婚』には満ちている。

「たとえ自分を下げてでも徹底的に相手を愛し抜こうとするし尽くす。だから、男はしんどくなって私から逃げて行く」

「私は男に食わせてもらいたいとか、何かを買ってもらいたいと思ったことはない」「金を目当てに近寄って来るヤツもいる。やれるもんなら、私が満足できるぐらいの愛情で、E以上に私を振り回してみろ」

ケンカ売ってんのかと思うほどストロングスタイルの恋愛観はどうだ。そして、3億7千万のダメージと離婚で背負った借金返済中という火事場の人ながら、新しい恋もする。

その鋼の精神力とあっさり恋に落ちるガードのゆるさが、及川眠子の魅力なんだろうと思う。。

去る8月3日には、『破婚』の出版を記念して、原宿の某所で「及川眠子出版記念パーティー」が開催されました。

90人のキャパに100人越えのゲストが詰めかけ、そのメンツも、音楽・出版関係だけでなく、代議士秘書、石屋、健康ジャーナリスト、元関脇、万引きGメン、オカマ、映画プロデューサーなど様々。

『5時に夢中!』でもお馴染みの新潮社の中瀬ゆかり出版部部長と眠子先生との『破婚』トーク(ゆかりたん、ハコン・キョコン・ダンコンと連発)。

庄野真代さんによる「飛んでイスタンブール」、元ジャックスの水橋春夫さんの天然ぶりが炸裂するステージなど、盛り沢山の夕べでした。

しかし、小洒落たイタリアンの店なのに、床に座ってパスタを貪り食う某ノンフィクション作家がいたり、ヤサメンな裏社会ライターが眠子先生の結婚相手に半ばパワハラ的に任命されたり。

某映画会社のプロデューサーがAV男優だと紹介されたりのカオスっぷりの中、元Winkの相田翔子さん(!)が降臨というむちゃくちゃな一夜なのでした。

あ、ちなみに自分、ガンガーラ田津美も眠子先生とのトークショーの相方をつとめ、「可愛い男は正義」論を熱く語らせて頂きました。

新潮社の中瀬さんとのトークで、「及川さんは生まれ変わっても女になりたいですか」と聞かれた眠子先生は、一瞬の間も置かずに、「だってあたし、生まれ変わっても及川眠子やりたいもん。やるよ、もう1回、及川眠子」と断言。

すげえなあ、やっぱ。そんな女の書いた『破婚』、全てがスケールでか過ぎだから!

文=ガンガーラ田津美

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