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これは、飲みの席での何気ない行動に、とんでもない秘密が隠されていた話です。

和田涼香さん(仮名・22歳・大学4年生)は、5ヶ月前にバイト先の同僚だった福田陽一さん(仮名・21歳・大学3年生)と交際に発展。

ある日、「おまえの彼女に会ってみたい」という陽一さんの高校時代の親友・奈良康平さん(仮名・21歳・大学3年生)の声を受け、3人で集まって飲むことになりました。

トイレに立った彼氏のある行動

それぞれの家が近いということもあり、立川駅前の居酒屋に入った3人。簡単なあいさつを済ませたあとは、康平さんから2人への質問タイムが始まりました。

康平:2人はどこで付き合うことになったんすか?
涼香:ちゃんと(付き合うのが)決まったのは、陽一くんちかな?
康平:え、「ちゃんと」ってどういうことですか?陽一はなんて言ったの?陽一:まぁまぁそこは秘密にさせてよ。

やがて、お互いの魅力に話題は移行。

康平:陽一はどこが好きなの?
陽一:全部だよ、全部。そういう話されても困るって。
康平:涼香ちゃんは?
涼香:うーん、おもしろいところ!

会話は尽きず、陽一さんのハイボールが5杯目に突入したところで…

「おれ、ちょっとトイレ行ってくる」

そう言って、陽一さんは席を立ちました。テーブルの上にはおしぼり、ハイボールのグラス、そして、陽一さんのiPhoneが置かれています。

涼香さんは何気なく思いました。「スマホ、持ってかないんだ…」

康平:で、で、さっきの続きなんだけど、陽一って家で一緒にいるときどんなかんじなの?
涼香:うーん、甘える系かな。
康平:え、そうなんすか! 意外! どうやって?
涼香:「なんにもできないから服着せて~」とか言ってきますよ。あとは…
康平:えっ!? あいつ、そんなに甘えん坊なの!?
涼香:料理もあーんで食べさせたりしますし。
康平:やべぇ! 超おもしろいこと聞いちゃった!

と、ここで陽一さんが席に戻ってきたので、この話題は一旦終了。30分後、明日がバイトだという涼香さんに配慮し、21時半で会はお開きとなりました。

「おまえ、康平に甘えるとか言ってなかった?

事件は、それから2日後に起きます。

この日、陽一さんの家にやってきた涼香さんは、やけに彼の機嫌が悪いことにすぐに気付きました。

レンタルしてきた映画を見ようとDVDを挿入しようとしたところ…
「ちょっと待って、話したいことあるんだけど」
陽一さんが単刀直入に涼香さんに話を切り出しました。

「おまえ、康平にオレが甘えるとか言ってなかった?」

どうやら、2日前の飲み会についての話のようです。あの日、確かに普段は甘える彼の話を康平さんにした涼香さんでしたが、そのとき彼はトイレに行ってた…。話は耳に入っていないはず…。

「そんなの言ってないよ」と必死に否定する涼香さん。しかし、陽一さんはやけに自信満々にそれを否定し返すのです。

しばらくの沈黙のあと、陽一さんが口を開きました。

「あのさ、聞いてるんだって。その話。だからウソついてんじゃねぇよ」

言っていることの意味がつかめない涼香さん。すると、陽一さんはその根拠をこう話したのです。

「ぜんぶ、このiPhoneに入ってるから。だからウソはやめろって」

このとき、すべての事態を察した涼香さん。

あの日、居酒屋でトイレに立つ際にテーブル上にiPhoneを放置していたシーンが思い浮かびました。そう、彼はトイレに行っているあいだ、2人の会話を録音していたのです。

実は、iPhoneの録音アプリはスリープ画面状態でも録音が可能。画面上では録音しているかがわかりません。

そんな手口を使って話を聞かれていたのか…と降参した涼香さん。「ごめんね」とその場では謝ったものの、もはや勝手に会話を録音していたことを知った彼女は、これ以上彼との交際は無理だなと心のなかで判断。それから2週間後に別れることになりました。

◇◇◇

本当にあった、身近でこわ~いこの話。彼氏彼女に限らず、友人同士や会社の同僚の飲みの場でも、じゅうぶん起こり得る可能性のある話ですね。

学べることは、「当人がいない場で秘密を漏らしたり陰口を言ったりするのは、やっぱりやめたほうがいい」ということでしょうか。

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