記事提供:Doctors Me

医師が解説する医療・健康サイト「Doctors Me」編集部です。
健康や美容に意識の高い人が愛用しているというチアシード。試した事はなくても、粒状の商品をスーパーなどの売り場で見かけ、多くのかたが気にかけているのではないかと思います。
今回は、チアシードに期待できる効果などについて、医師に詳しい話を聞いてきました。

チアシードに期待できる効果は?

チアシードは、メキシコ原産でシソ科の種です。
種の色は白、あるいは黒で、白いものは「サルバチアシード」とも呼ばれています。
チアシードには、中性脂肪の高い人、糖尿病やその予備軍、肥満や高血圧のかた、便秘症のかたに、改善の効果が期待できるといえます。

【含まれる成分】
・ビタミン
・ミネラル
チアシードには豊富なビタミン、鉄分やカルシウム、マグネシウムといったミネラルが含まれています。

・オメガ3系不飽和脂肪酸
チアシードには「オメガ3系不飽和脂肪酸」という、血液中の中性脂肪を下げる働きのある栄養素も含まれています。
オメガ3系不飽和脂肪酸は、抗アレルギー作用や抗酸化作用、脳神経保護作用をもつといわれ注目されています。

・食物繊維
チアシードは大量の水分を吸収し、約10倍に膨らんでゼリー状になります。種の周囲に透明なゼリー状のかたまりがみられますが、これは「グルコマンナン」とよばれる、消化されない食物繊維です。
チアシードにはこの食物繊維が豊富に含まれ、食欲を抑える働きや、糖分や脂質の吸収を抑えたり便秘を改善したりとさまざまな効果をもたらしてくれます。

チアシードが注目される理由

チアシードは、ミネラルや食物繊維を豊富に含み、ダイエット中に不足しがちなビタミン類などの栄養成分が含まれているため、
・腹持ちがいい
・肌荒れをおこしにくい
という状態でのダイエットができると、注目を集めています。

腹持ちがいいのは、チアシードの容積が増えるためだけではなく、食物繊維が多いため、食事の際に急激な血糖上昇を抑えるためです。
その結果、脂肪が蓄積しにくく太りにくいからだになっていきます。

また、ダイエット中は、鉄分やカルシウムなどミネラルの摂取量も低下しがちですが、チアシードをとることによって、貧血骨粗しょう症の予防にもつながるといえます。

チアシードの上手な取り入れ方

チアシードの1日に推奨される摂取量は約10~15g、目安としては大さじ1杯程度です。

チアシードは水分を大量に吸収しますので、乾燥した状態で食べてしまうと、胃腸の水分を吸収し、消化不良を起こしたりお腹が張ってしまいます。
このため十分に時間をかけて水分を含ませ、ゼリー状になってから食べましょう。

食事の30分前にとると効果的です。熱いお湯などでは栄養成分が壊れてしまいますので、ローフード(加熱しない食事)に利用しましょう。
好きな飲み物に混ぜたり、ヨーグルトと一緒に食べると簡単に取り入れられます。
十分に水でもどしてからサラダに入れてみてもプチプチした食感を楽しめていいですね。

チアシードはほとんど無味無臭ですが「味がわからないと不安」と思うかたには、味見の意味で、市販されているチアシードドリンクから試してみるのも良いかもしれません。

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医師からのアドバイス

ダイエット目的や健康維持のためでも、バランスのとれた食事が最も大切なのはいうまでもありません。
チアシードはとても優れた食品ですが、大量にとればカロリーオーバーになります。正しく、効率のよい方法でチアシードをとりましょう。

(監修:Doctors Me 医師)

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