今のヤンキーはマイルドヤンキーなどと言われていますが、昔のヤンキーはどんな人たちだったのでしょうか?今回は世代別ヤンキーの特徴と、代表的な漫画・キャラクター・芸能人とともにヤンキーの歴史を振り返ってみましょう!

1960年代 芯のある不良・番長の「バンカラスタイル」

バンカラスタイルで代表的なのは「魁!男塾」。バンカラはもともと西洋風の生活様式を表す「ハイカラ」をもじってできた用語でした。
一般的なイメージとしては、喧嘩に強いが仁義にあつく、弱いものには手を出さない・子分の面倒見がいいといった芯のある男のイメージが強いです。

明治期に、ハイカラに対するアンチテーゼとして粗野や野蛮を主張するスタイルとして創出されたもの。バンカラの典型的な様式としては「弊衣破帽」がある。このファッションスタイルから、後に番長の意味に解釈され、「蛮」に対して「番」を用いた「番カラ」とされている場合もある。

出典 http://blog.livedoor.jp

1970年代 暴走族による「ツッパリスタイル」

1970年代の不良少年は主に東京など関東地方でツッパリ(突っ張り、つっぱり)と呼ばれた。不良少女はスケバン(女番、スケ番)と呼ぶ。ツッパリは、シンナーや覚醒剤の乱用事件や、喧嘩から発展した暴力事件を引き起こし、暴走族の流行とも呼応して特攻服などのツッパリファッションを生んだ。

出典 https://ja.wikipedia.org

代表的なのはロックバンド「横浜銀蝿」はこのツッパリスタイルをバンドのコンセプトに掲げていました。代表曲である「ツッパリHighSchool Rock'n Roll」は文字どおりこのツッパリからインスピレーションして発表された楽曲です。

また女性もスケバンなどと呼ばれ、制服も私服も長いスカートを好んで着用していました。

1980年代 ヤンキー達による「ボンタン・リーゼント」全盛期

1980年代後半から1990年代初頭にかけて、不良少年少女全般を指して「ヤンキー」と呼んだ。またこれらを“古典的なヤンキー”の意で「クラシックヤンキー」と呼ぶ。当時のクラシックヤンキーの男性はリーゼントに幅の広いズボンや、主に紫色をベースにした派手な柄のシャツ等

出典 http://plaza.rakuten.co.jp

この時代から不良がヤンキーと呼ばれ始めました。象徴しているのが「ビーバップハイスクール」です。原作が漫画ですが、人気が高まり映画も公開されました。リーゼントヘアが特徴で、「ドカン」「ボンタン」など独特なスタイルを確立していました。

女性も引き続きロングスカートが主流でした。スケバンスタイルの女性が主人公の「スケバン刑事」もこの時代のドラマです。
また、人気ロックバンド「氣志團」もこのスタイル。

1990年代 「ヤンキー」から「チーマー」へ

1990年代に入ると徐々にヤンキーというスタイルは変化していき、
旧来のヤンキーに加え、アメリカの不良少年の文化に影響を受けたチーマーという新タイプのヤンキーが登場しました。
チーマーは、アメカジファッションにロン毛でヤンキーとは一線を画す存在。
スラムダンクの三井寿は制服を着ていますがロン毛。この時代のヤンキーとチーマーどちらの影響も受けていると言えます。

1980年代後半から1990年代前半頃に、東京の渋谷で中学生や高校生の不良少年少女達が、アメリカ映画『ウォリアーズ』『アウトサイダー』などに影響されて、ストリートギャングを模倣したグループを作った事が発端となっている[4]。彼らは、渋谷センター街などでたむろしてグループ同士で抗争を行ったり、一般人に喧嘩を売る、パーティー券などの押し売りをする、等を行うようになり、こうした若者やそのグループが自らのグループを「チーム」と呼んでいたことからチーマーと呼ばれるようになった。

出典 https://ja.wikipedia.org

2000年代 メンズナックルなどの雑誌が牽引した「ギャル男」

2000年代に入ると雑誌「メンズナックル」や「 Men's egg」に出てくるモデルたちのように派手なファッションを好むギャル男が登場してきます。不良たちのスタイルもそこにシフトすることが多くなりました。

ギャル男(ギャルお)は、1990年代後半の日本で発祥した、男性のストリートファッション、あるいはその系統に属するファッションを愛用する男性たちの総称である。

出典 https://ja.wikipedia.org

2010年代 エグザイルが筆頭の「悪羅悪羅系」

2000年を10年も過ぎると今度はギャル男が進化した悪羅悪羅系が登場します。大人気グループEXILEや漫画「闇金ウシジマくん」に出てくる社長さんが代表的です。強さや不良っぽさを強調する威圧的なスタイルが特徴です。

オラオラ系の定番スタイルは、「短髪、黒髪、肌はしっかり焼く」というスタイルで、ブランド物のジャージに、ハイブランドのアクセサリーをつけています。
ちなみに、オラオラ系という言葉そのものは、雑誌『SOUL Japan』や『メンズナックル』、『egg』などが「進化する渋谷系不良ファッション」を意味する言葉として生み出した造語なんだそうですよ。

出典 http://xn--n8j6de3j1fyh0k.net

現在 マイルドヤンキー

現在の不良は「マイルドヤンキー」と呼ばれるようになっています。あからさまな不良スタイルを誇示することはしませんし、反社会的な行為をするわけでもないので、不良というよりも「今時の若者」といった方がよいでしょう。最近では月曜から夜更かしに出てくるイルマニアさんやフェフ姉さんなどがそれに該当します。 

マイルドヤンキーの見た目は普通の人とあまり変わりません。
一時期ヤンキーが多かった時代はダブダブのズボン、リーゼント、竹刀、という感じでぱっと見分かったのですが、マイルドヤンキーはぱっと見分かるものではありません。
現在では、どちらかといえばお洒落で帽子やブランドの靴を履いていくなど、お洒落なヤンキーが多くなってきています。
都会ではお洒落ヤンキーが多く、田舎ではジャージやイカツイ系のヤンキーが多いようです。

出典 http://tokutyou.com

今回は世代別の不良のスタイルを振り返ってみました。不良と呼ばれる人たちが出てきたのが1960年ごろでそれ以降もスタイルをシフトしながら続いています。その時代の学生や若い人たちに影響を与え、それに伴い漫画やドラマ・映画などが放映されました。現在はマイルドヤンキーですが、この先はどんなスタイルの人たちが出てくるのか気になるところでもあります。

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