米ペンシルベニア州在住のジェニ・ステピェンさん(33歳)にとって、この日は誰よりも特別な一日となりました。10年前に強盗被害に遭い殺害された父マイケルさんの心臓を持った男性と、ヴァージンロードを歩くことができたからです。

マイケルさんの心臓を移植されたアーサー・トーマスさん

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10年前、アーサーさんは死の瀬戸際にいました。マイケルさんの心臓を移植されなければ助かっていなかった命ですが、このほどその命の恩人マイケルさんの娘ジェニさんから連絡をもらい、一緒にヴァージンロードを歩き幸せをシェアしました。

2006年に殺害されたジェニさんの父マイケルさんの心臓をもらうまで、アーサーさんは実に16年間も移植を待ち続けていました。10年前に新しい命を受けてから、ジェニさんとは手紙や電話で連絡し合ったりギフトの交換もしたりと家族ぐるみの付き合いを続けていたそう。

そんなアーサーさんにとっても、ジェニさんのウエディングに、しかも共にヴァージンロードを歩くという形で参列するのは光栄なこと。挙式前に会った二人は改めて喜びを分かち合いました。

「父が生きているわ!」

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涙ながらにアーサーさんが来てくれたことに感謝の気持ちを述べるジェニさんに、アーサーさんは「ほら、触ってごらん」とジェニさんの手を取り自分の脈を確認。「あなたのお父さんの心臓があるからこそ、私は生きていられるんだよ。」

そしてアーサーさんの胸に手を当てたジェニさんも「父が生きているわ!」と感激。「これで、ようやく家族が揃いました。こんなに嬉しいことはないわ」と喜びを語りました。

アーサーさんの存在は、ジェニさんだけでなくジェニさんのお姉さんにとっても特別でした。「アーサーさんが傍にいるだけで、父が戻って来てくれたかのように感じるんです。妹の挙式には、彼は絶対に必要不可欠な存在でした。完璧なウエディングになりました」とその嬉しさをメディアのインタビューで語りました。

今回のジェニさんの依頼に、アーサーさんは自分の娘にまず「ジェニさんとヴァージンロードを歩いてもいいか」と聞いたそう。すると娘さんは二つ返事で同意。「私にとってもこんなに嬉しいことはない」と胸の内を語ったアーサーさん。

ジェニさんは、父マイケルさんが亡くなったペンシルベニア州スイスヴェールの教会で式を挙げました。

お父さんは、きっと天国から見守っているはず

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「父の心と共に挙式を迎えられたことを本当に感謝しています」と語ったジェニさん。家族がまさに一つになって迎えた特別な日を、マイケルさんもきっと天国で見守っているに違いありません。ジェニさんの幸せが末永く続きますように!

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公式プラチナライター。イギリス在住22年目。いつも読んで下さる皆さんに感謝。Twitterアカウントは@mayonesque18です。よろしくお願いします。

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