記事提供:Doctors Me

医師が解説する医療・健康サイト「Doctors Me」編集部です。
はじめて「妊娠」に気がつくタイミングはひとそれぞれかと思われますが、出来れば早くに気がつきたいものです。
しかし妊娠初期の症状は他の病気と似ている場合があるので、なかなか気がつくのに難しいといわれています。

そこで今回は「妊娠初期の症状」について、医師に解説していただきました。

妊娠初期とはいつからいつまでの期間を指しますか。また、どのような症状が出ますか?

妊娠期間は、3カ月ごとに初期、中期、後期の3つの期間に分けられます。
妊娠初期は妊娠2カ月から4カ月、週数にすると妊娠4週から15週までを指します。

妊娠初期に現れることのある症状としては、以下のようなものがあります。

妊娠初期にあらわれる症状

胸の張りや乳首のピリピリした感じ、眠気やだるさが続く、あるいは腹痛や腰痛などを感じる方もいます。
吐き気や嘔吐をふくめ、いわゆるつわりの症状は早い方であれば妊娠4週、つまり28日周期の方であれば生理が来ないな、と気づいた前後から出始めることがあるといわれています。

また、着床出血と呼ばれる微量の出血がある方も全体の半分以下ですがいらっしゃいます。生理が予定通り来ないことや、高温期が持続することはもちろんみられる症状です。

妊娠初期は妊娠に気がつきにくいといわれていますが、その理由を教えてください

妊娠初期に起こる症状は、生理前や風邪のひきはじめなどの症状と似通っていることが多く、今までに経験したことのないような特別な症状がおこる、というわけではありません。

また、妊娠を希望してタイミングをとっておられる方や、一部の意識の高い方を除いて、基礎体温をつけて体調を管理している方もそう多くはないですよね。

これらのことから、妊娠初期には妊娠していることにまったく気づかなかった…という方がかなりの数いらっしゃるものと思われます。

妊娠初期に妊娠に気がつかないと起こりうる危険について教えてください。

妊娠に気づかないことで知らずに赤ちゃんに影響するお薬などを飲んでしまったり、本来妊娠中にないほうが良いワクチンなどをてしまったり、飲酒喫煙などをしてしまうこともあり得ます。

この時期は赤ちゃんの重要な器官も形成される時期ですから、自分の体に入るものには常に気を付けたいものです。

また、予定を詰め込んで体に負担をかけてしまったり腹部を締め付ける服装をしてしまうことも妊娠初期にはよくありません。

妊娠に早く気がつくために行うべき行動を教えてください。

定期的に性交渉のあるかた、妊娠を希望している方などはやはり、できるだけ日ごろから基礎体温をつけ、生理予定日を過ぎても高温期が続いているようであれば、妊娠の可能性を頭に入れて行動することが大切です。

また、性交渉から3週間後から妊娠判定薬を使うことができるので、しっかり性交渉の日付を記憶し、自分の生理周期を把握しておくことが大切ですよ。

妊娠初期に気をつけるべきことを教えてください。

喫煙や飲酒は避け、お薬の使用などは赤ちゃんに影響がないものであることを確認してから行う必要があります。

また、サプリメントや化粧品、湿布や塗り薬なども産科の主治医の相談してから使用することが重要です。

ほかにも、いつも以上に食事の内容にも気を配り、偏らないように食べましょう。

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医師からのアドバイス

妊娠初期はつわりがあってつらい方も多いですが、これから赤ちゃんに会うまでの妊娠期間の第一歩です。

一生にそれほど多くあることではないので、自分なりに前向きに楽しめたらいいですね。

(監修:Doctors Me 医師)

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