記事提供:Doctors Me

医師が解説する医療・健康サイト「Doctors Me」編集部です。
「朝食抜きダイエット」と検索すると「効果がある!」 「逆に太ってしまう」などさまざまな諸説が飛び交っています。
結局のところ朝食を抜いたところでダイエット効果はあるのでしょうか。健康面に悪影響は与えないのでしょうか。
ここは白黒をはっきりつけたい!と思い、医師に「朝食抜きダイエット」について解説していただきました。

そもそも、なぜ「朝食」ととるのですか?

朝食は、私たちが朝から元気に活動したり、物事を考えたりするためのエネルギーを供給してくれるものです。

前の晩の夕飯から、8時間以上もカロリーを摂取していない私たちの身体はいわば、ちょっとした飢餓状態にあります。
朝食には、このエネルギー切れの状態に必要なエネルギーを補充してくれる重要な役割があります。

朝食をきちんと摂ることによって私たちの脳は記憶や思考などを正常におこなうことができます。
また、身体も一定時間にきちんとエネルギーが入ってくることで、エネルギー節制モードに入らず、本来のように体温を上昇させ、代謝を活発にすることができるのです。

それから、朝食の摂取は、朝の胃腸に適度な刺激を与え、特に女性にお悩みの方が多い便秘にも役立ちますね。

「朝食」を取らないことによって、太りやすくなるのは本当ですか?

毎朝きちんと朝食をとることは、体がきちんと目覚め、代謝を活発にして体温を上昇させて活動しやすい状態にするために大いに役立ちます。

反対に、朝食をとらないことは体が長時間エネルギー不足の状態に置かれることによって、活動に用いるエネルギーをセーブしてしまうようになり、以下のような症状を引き起こします。

朝食を抜くと起こりうる症状

・低体温
・体の動きや目覚めが悪くなる
・精神不安定
・ダイエットのカギとなる脂肪燃焼に悪影響

朝食を抜くことによってダイエット効果は期待できますか?

朝食は眠気や忙しさなどで、食欲がわかない場合も多いことから、一日のトータルカロリーを抑える方法としてこのようなダイエットが考え出されたものと思われます。

しかし、便秘や新陳代謝の低下を招いてしまう可能性も高く、結果としてあまり効果が上がらないことも考えられると思いますので、あまりおすすめできるダイエット法とは言えません

「朝食抜きダイエット」において起こりうる危険性はありますか?

朝食抜きダイエットのみならず、食事量を極端に減らしたり、食事を一日一回、スキップする方法などは新陳代謝を起こして痩せにくい体を作ってしまったり、肌荒れや髪の毛がばさばさになってしまう、イライラが強くなるといった弊害が起きる危険性があると思います。

ダイエット法としておすすめできる方法ではありませんが、それでもやはりおこなうということでしたら、一日に必要な栄養素を昼食、夕食できちんと補えるように、よりその他二食の栄養バランスに気をつかう必要があります。
また、午前中のパフォーマンスを下げないためにも、おなかがすいたら軽くつまめるものを持ち歩くとよいと思います。

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医師からのアドバイス

朝食抜きダイエットは、朝が弱く、食欲があまりないかたにはおこないやすい方法かもしれませんが、ダイエット法としてあまりおすすめできるものではありません。

特に体重を急いで減らそうとするあまり、朝ご飯を抜いたうえ、空腹の午前中にジョギングなどの運動をすると倒れてしまう可能性もありますので、絶対にやめるようにしましょうね。

(監修:Doctors Me 医師)

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