子供の成長は個人差があるというのはよく聞くことですよね。乳歯が生え始めるのはだいたいが生後6ヶ月以降と言われていますがもちろんこれにも個人差があります。時に生後3ヶ月で生えてくる子もいれば、9ヶ月になって初めて乳中切歯と呼ばれる下顎の真ん中の歯が生える子もいます。

チョロリと生え始めた小さな小さな歯。とっても可愛いですよね。でもこの歯が、実は生まれた時から生えている赤ちゃんがいるのをご存知でしょうか。2000人から3000人に1人といわれるほど稀なケースですが、「先天性歯」と言うそうです。

米ミズーリ州のママも驚いた!

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2015年に生まれたアリッサちゃんの下顎には、生まれた時から歯が生えていたそうで母親のジャクリーナさんはなんだか特別なギフトを授かった気分になったと言います。ジャクリーナさんの出産を担当した医師でさえも、勤務年数25年の間に見たことがなかった例だったそうで、「え!歯が生えてるわ!」と驚くと周りの看護師たちも「わー」「本当⁉」と分娩室は一気に賑やかな雰囲気に。

先天性歯の場合は下に2本生えるのが特徴的

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専門家によると、先天性歯の場合下顎の2本から生え始めるのが特徴ということですが、稀に上顎に生えたり2本以上の歯が生えて生まれて来る場合もあるそう。

先天性歯にも、過剰歯(余分な歯)の場合と乳歯の場合の2種類あります。
先天性歯は歯の表面を覆っているエナメル質が薄く、歯の付け根ももろいため、多くの場合自然に抜けてしまいます。そのため通常はそのまま様子を見ます。
ただし、
・その歯が原因で舌を傷つけたり、口の中に潰瘍(かいよう)ができる
・授乳の際にママの乳首を傷つけてしまう
このようなことがある場合は、歯の先を丸く削ることもあります。

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先天性歯は、歯の根っこ部分の形成が不十分で、歯根もできていないためにグラグラしていることが多いそう。知らない間に抜けて赤ちゃんが誤飲してしまうという危険もあるので抜歯してしまうこともあるようです。

原因は今のところまだ不明の様子。しっかり生えているようであれば様子を見ながら処置を考えるというケースが多いのだとか。先天性歯の場合は、黄色がかっている歯も多く、これは通常の歯と比べてエナメル質が劣っているためなんだそうです。そのため虫歯になりやすいという特徴があるので、日頃マメに歯をケアし、定期検診を受けることが大切なのだそう。

先天性歯が抜け落ちた場合、そこに乳歯が新たに生えて来るので問題はないということです。でも子供が先天性歯で生まれると、ママは授乳するのがちょっと大変ということも。アリッサちゃんの場合は検査の結果、歯にも異常が見当たらなかったということなのですぐに抜歯をせずにこのまま暫く様子を見るということになったそうです。

「もう歯が生えてる!異常では⁉」と心配になるママもいるようですが、病気ではないということなので安心ですね。アリッサちゃんだけでなく、2013年にはイギリスでも先天性歯を持って生まれた赤ちゃんがおり、この赤ちゃんのママ(当時26歳)は授乳をするつもりだったそうですが、娘の2本の歯を見て諦めたのだとか。

生命の神秘はいろんな形で現れる

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一つの命が生まれ、形成され、そして無事に産まれることは奇跡。こうした生命の神秘はその途中で思わぬギフトを神様に与えられて世に出て来ることがあるのですね。小さな細胞の一つ一つが折り重なってできる一つの個体。生まれて来る赤ちゃんにそれぞれ個性があるのは当たり前のこと。

驚きの症状でも、ある程度の知識があればショックを半分にすることもできますよね。そういう意味では赤ちゃんが生まれる前に色々調べておくのも一つの選択方法でしょう。何より特別なギフトをもらって生まれた赤ちゃんたちも、この世ですくすくと元気に育ってほしい。それが親としての何よりの願いではないでしょうか。

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公式プラチナライター。イギリス在住22年目。いつも読んで下さる皆さんに感謝。Twitterアカウントは@mayonesque18です。よろしくお願いします。

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