Twitterユーザーの「CozyBoyRalph」さん(@HeAintRalphTho)が、モデルガンを集めて作られたアート作品をツイートして話題になっています。

その作品は、ワイヤーを使って複数のモデルガンを宙に吊るして、ひとつの大きな拳銃を表現している作品なのですが…

出典 https://twitter.com

たしかに大きな拳銃に見えますね。

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近くで見るとモデルガンがたくさん。

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しかしそれを角度を変えて見てみると…

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また違ったものが見えてきます。これ、何に見えますか?

そう、実はこれ、アメリカ合衆国を上空から見た地図なんです。

アメリカ合衆国は、言わずと知れた銃大国。州によって法律は違えど、多くの州では書類を提出するだけで簡単に拳銃を購入することができます。身を守るために護身用の銃を購入するというのはまだ分かりますが、実際に店で売られているのは大きな狙撃用の銃なども多数…。

そんなこともあってか、銃犯罪が絶えないというのも事実。先日も、フロリダ州オーランドのナイトクラブで銃の乱射事件があり、少なくとも容疑者を含む50人が死亡、53人が負傷したという痛ましい事件が起きました。

出典 Vimeo

こちらの作品は、ニューヨークのブルックリンで活動しているアーティスト、Michael Murphy(マイケル・マーフィー)さんの作品で、vimeoにもその映像が公開されていました。

出典 https://vimeo.com

アメリカ合衆国と…

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拳銃…。

vimeoには作者であるマーフィーさんから、このようなメッセージが書き込まれています

Identity Crisis is about the United States rooting its image in violence and intimidation. By persistently sustaining the largest military in the world we have accepted violence as a our primary solution; being not only viewed as the strongest country but also occupying this role is fundamental to Americans' national identity . In order for taxpayers to support funding the military, militarization must first be normalized in our homes, on our streets, and in our backyards. Once violence is normalized as a part of everyday life, it is a only short step to accepting violence as an inherent facet of human existence. Which in turn allows the excuse for our government's continual murder of civilians at home and abroad.

出典 https://vimeo.com

Identity Crisis(作品名)は、アメリカに根付いている暴力と脅迫のイメージについて表現している、と。

アメリカは、政府が軍事力にお金を費やすのが当たり前になっていて、世界からもその軍事力で物事を解決していると見られる傾向にあり、そのために政府も税金を集めて軍事力をサポートしていて、それらが日常的に普通にアメリカでは受け入れられるようになっている、と発信しています。

ある情報によると、アメリカ合衆国では年間100万人中31.2人が、銃による事件や事故で命を落としているというデータがあるそうです。これは、同国での「乗用車による事故で死亡する確率」とほぼ同じだと言います。ちなみに日本は、年間100万人中0.1人で、落雷による死亡と同じ確率。

アメリカ合衆国以外でも、エルサルバドルやメキシコなどはそれ以上の確率となっているのですが、「銃保有が一般的に許可されている国」「銃犯罪が多く勃発している国」といえば、アメリカ合衆国が挙がってくるのも事実…。

身を守る術としての銃と考えれば、安易に反対と言えない側面もありますが…。いつの日か銃犯罪による事件が無くなる日は来るのでしょうか…。

色々と考えさせられる作品でした。

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