記事提供:Doctors Me

医師が解説する医療・健康サイト「Doctors Me」編集部です。
夏はアウトドア、海や川で泳ぐのがとてもいい思い出になりますよね。
一方で海や川での水難事故をよくニュースなどで目にされると思います。このような事故にどのように対応すればいいのでしょうか?

今回は夏のアウトドアで起こりうる、水難事故の対応方法を医師に聞いてみました。

海でおぼれている人を見つけた場合、どのような対応をすれば良いですか?

すぐに助けに飛び込んだりすると、自分にも危険が及ぶことがあります。
おぼれている人が意識があるかなどを確認し、落ち着かせるように呼びかけます。周りの人にも助けを求め、救助にあたる人を集めましょう。
さらに、浮き輪やペットボトル、空気をいれて膨らませたビニール袋など浮くもの、ロープや棒、ベルトや服をしばって紐状にするなどして、つかめるようにしてあげましょう。

できたら陸から引っ張りあげるのが安全です。飛び込んで本人を抱えたりすると、もがいたりして自分もおぼれてしまう可能性もあります。まずは本人を落ち着かせることが大切になります。

泳ぎに自信があるような時も、一人で助けようとはせず、救命衣などをつけて救助にあたるようにし、意識がないような場合に抱きかかえる時も、暴れられて自分もおぼれないように、後ろから抱きかかえるようにすることが大切です。

川でおぼれている人を見つけた場合、どのように助けに行けばよいですか?

川でおぼれている人を見つけた場合にも、まずは救助にあたる人を集め、救急などに連絡しましょう。

浮き輪やペットボトルなど、浮くものや引っ張るものを投げてつかませ、 陸から引き寄せましょう。
水に入る時も誰かが柵などにつかまって手をつなぎ、次の人も手をつないでいくことで陸にいる人とつながっている状態でおぼれる人を助けます。

溺れていた人を助けた際に、意識がなかった場合に行うべき応急処置を教えてください。

まず呼びかけて意識を確認し、呼吸、脈があるかをみます。
呼吸をしているようであれば、嘔吐などで窒息しないように、回復体位といって、横をむけるような形で寝かせ、下あごを前に出し気道を確保し、膝は軽く曲げるようにし、救急車を待ちましょう。

呼吸がなければ、人工呼吸を、呼吸も脈もなければ、人工呼吸と胸骨圧迫(心臓マッサージ)を絶え間なく行いながら救急搬送するようにします。

海・川での水難事故を起こさないために、気をつけるべきことを教えてください。

水難事故対策には、油断は大敵です。風邪気味、寝不足や二日酔いなど普段より体調が悪いなというような時は泳がないようにしましょう。また、飲酒して水に入ることはないようにしましょう。

小さいお子さんなどはライフジャケットや浮きなどを使用するといいですね。
ロープや浮き輪なども用意しておけると事故対策になります。

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医師からのアドバイス

不幸な事故をおこさないために、油断しないようにし、対応方法を知って二次災害を起こさないようにしましょう。

(監修:Doctors Me 医師)

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