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小池百合子新都知事の就任会見をお昼のバラエティ『バイキング』で時間の限り生放送した。

会見前まではメインMCの坂上忍をはじめゲスト出演者から「小池さんはトーンダウンしたのでは」と懸念する声が聞かれたが、彼女の言葉に耳を傾ける表情に批判の色は見られなかった。

8月2日の『バイキング』(フジテレビ系)は東京都議会員の塩村あやかさんや音喜多駿さん、政治ジャーナリスト・鈴木哲夫さん、元横浜市長の中田宏さんをゲストに迎えて放送された。

小池百合子新都知事の就任会見が13時30分から始まるまで、出演者が新都知事は公約の“東京大改革”に基づき情報公開や東京五輪対策などを実行できるかを討論した。

中田さんは元横浜市長の経験から、最後に決定権を持つのは議会であり、現在4人いる副知事のうち新たに小池カラーの人材を登用するならば議会の決議が必要なため難航するだろうと予測する。

「4人の副知事を留任すれば議会も協力する姿勢を見せるかもしれない」という意見には「すでに戦いは始まってるんだ」と周囲に緊張感が走った。

また、当選前と当選後では小池百合子さんの“東京大改革”に関する言葉のニュアンスに差があり「トーンダウンした感がある」という声が何度も聞かれた。

坂上忍が音喜多議員に「都議会の情報公開はできるのか?」と問うと「かなりの部分でできるのではないか」「民意を受けた知事がしっかりとファイティングポーズを続ければ情報公開は進んでいく」と期待を示す。

東京五輪について「五輪組織委員会がやっていると他人事のようにしているが、副知事も理事に入ってるのだから情報を開示するべき」と指摘する音喜多議員に、

「小池さんが公約通りでなく、トーンダウンして体の良いところで折り合いをつけようとしたらあなたは怒るんでしょうね?」と坂上が詰め寄ると「怒りますよそれは!」と気色ばんだ。

そんな激論が交わされるうちに都庁からの中継で新都知事の就任会見が始まった。

小池百合子さんは挨拶もそこそこに「今朝もメールSNSなどで皆様から“都政の改革に頑張れ!”と多くの励ましを頂戴した」との趣旨を伝えると、

「東京大改革を掲げて多くの賛同を得たが、選挙のための言葉ではなく、都民との約束なのでしっかりと実行したい」とキッパリ言い切った。

さらに具体的な取り組みとして“都政改革本部”を設置して都の職員に加え既得権益にとらわれない外部の委員もメンバーとする。

さらに都政改革本部のもとに調査チームを設置、“情報公開調査チーム”そして“オリンピック・パラリンピックの調査チーム”を考えており、

「都政改革で最も重要なことは徹底した情報公開。暴くというより開くを目的としたい」

と“情報公開”を強調する。また、オリンピック・パラリンピックの調査チームについては次回都議会定例会の開催前「9月には中間報告」ができるように作業を進めたいと期限まで示した。

『バイキング』では途中までしか放送できなかったが、ついさっきまで「トーンダウンしたのでは」と懸念していた坂上忍は「結構踏み込んでいる。ここまで具体的に話されるとはちょっと驚いた」と感想を語ると、

「正直に期待したいし、あとはチェックしたいですね」「これだけ具体的におっしゃったので見続けていきたい」と今後も注視する決意を見せた。

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