ジョージア州リティア・スプリングス在住のマーナ・カイネースさんも、近頃起こっている様々な事件に心を痛めていた一人でした。そんな彼女が、いつもよく行くスーパーマーケット「ウォルマート」で一人の従業員の男性がホームレスにしていることに目を留めました。

従業員は自分が履いていたスニーカーを…

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カイネースさんは、その従業員の男性がホームレスの男性に自分が履いていたスニーカーをあげたところを目撃。彼の親切な心遣いに感動したカイネースさんは、その従業員に駆け寄り「Facebookであなたのことを広めたいわ。是非写真を撮らせて!」とお願いしました。

拡散された写真がこちら

出典 https://www.facebook.com

フィルと名乗ったその従業員男性は、ちょっと照れたようにピンクの靴下でポーズ。カイネースさんが「ピンクの靴下なんて珍しいわね」と言うとフィルさんは「先日、祖母が乳がんで亡くなったんです。だから祖母の死をリスペクトするためにピンクの靴下を履いているんです」と答えたそう。

乳がんのサポートカラーはピンク

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乳がんキャンペーンにはピンク色のリボンをつけたサポーターたちが多く見られます。ピンクリボンがその象徴ということで、乳がんで亡くなったおばあさんのためにフィルさんはこの日、ピンクの靴下を履いて出勤していたというわけです。

ホームレスにスニーカーをあげるだけじゃなく、何て心根の優しい男性なの…そう感動したカイネースさん。早速Facebookの「Love What Matters」にフィルさんの写真と共に「ウォルマートにこんな素晴らしい従業員がいるんだってこと、ウォルマート社に報告するわ」とメッセージを綴りました。

そのメッセージをタイムリーで見たウォルマートのストアマネジャーは、店で靴下のまま仕事をしているフィルさんを見つけ、話を聞くことに。するとフィルさんは「自分も10代の頃、ホームレス生活をしていたことがあったんです。だからその辛さがわかるんで…」と語ったそう。

どこまでも謙虚なフィルさんだった

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他人を思いやる気持ちにいたく感動したストアマネジャーは、フィルさんに「靴売り場に行って靴を選んで来なさい。代金は私が払うから」と指示しました。ところがフィルさんが選んだのは、若者好きなおしゃれなスニーカーでも真新しい靴でもなく、わずか13ドル(約1,300円)のサンダルでした。

注目を浴びたいという気持ちとはまるで無縁の、心からくる優しさを率直に他人に示す人は、称賛に値すべきだとカイネースさんもフィルさんの行いを絶賛。「だって、私たちの住む世界は、今やネガティブなことに満ちているでしょう。そんな中で親切なことをしているフィルさんのような人を見たら、やっぱりみんなでシェアして彼の良さを認めるべきよ」とアトランタのニュース番組で語りました。

「Love What Matters」~愛こそ全て

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Facebookのアカウント「Love What Matters」には、私たちの周りで起こったちょっとした嬉しいことや感動したこと、ハッピーなことをみんなが綴っています。それだけ多くの人が少しでもポジティブな感情をシェアしたいという願いの表れなのでしょう。

「そんなちっぽけなこと」中にはそう思う人もいるかも知れません。でもその些細なハッピーは、SNSを通して大きな喜びへと広がっていくのです。そう考えると、やはりSNSのパワーは偉大ですよね。

そして、カイネースさんのように偶然見つけた親切行為を放っておかないという心も素敵だと思う筆者。こうした人と人との優しい繋がりがもっと広がっていく社会であってほしいと思います。

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公式プラチナライター。イギリス在住22年目。いつも読んで下さる皆さんに感謝。Twitterアカウントは@mayonesque18です。よろしくお願いします。

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