2015年度の「ミス・インターナショナル」で見事優勝に輝き賞金と名声を手にした、ペンシルベニア州のビューティー・クィーン、ブランディ・リー・ウィーバー・ゲイツ(24歳)。

ところが、とんでもない詐欺女だった!

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美の象徴として誰もが欲しがる「ミス・インターナショナル」のティアラ。見事手に入れたこの女性は支援を得るため、そして優勝するためにとんでもない嘘をついていたのです。

「白血病を闘い克服」と同情を集めた

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ゲイツはFacebookに毛髪が抜けてマスクをしている病気の様子の写真を投稿したりして用意周到に世間を欺きました。

「白血病と闘っていたが克服した。これからは自分が同じ病に苦しむ人を助けて行きたい」という彼女は、当時大学生活を送る傍ら慈善事業に熱心なそぶりを見せ、彼女の病気を嘘と知らずに支援をしてくれていた165人から総額3万ドル(約300万円以上)を搾取。

家族や友人までをも騙していたゲイツ容疑者

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ゲイツ容疑者は、2014年のメディアのインタビューで「家族だからこそどういう風に言えばいいのかわからず、なかなか言えなかったんです。結局、病気のことは本人にしか理解できないものだと思うから」と嘘を感じさせないほどの役者ぶりで語っていたそう。

Instagramにも「白血病が寛解になってもう1週間。自分がこんなに元気だなんて信じられないわ」とワイングラス片手に乾杯しているセルフィーも投稿。どれだけ病を乗り越えるのが大変であったかなどとSNSに綴っていました。

ゲイツ容疑者は言葉巧みに周囲を騙し、見事ミス・インターナショナルの王冠を手に入れました。国民の篤いチャリティ精神を利用し、多くの人のハートを掴んだ悪意ある詐欺を図ったゲイツ容疑者。

自分の犯罪がバレるとは考えずに、華々しくミス・インターナショナルの座を手にした後も支援を願うためにビンゴ大会を開催し、1万4千ドル(約142万円)という基金を騙し取ったのです。このビンゴ大会で警察による捜査が入りました。

「ミス・インターナショナル」のコンテストでは、ゲイツ容疑者がバルチモアのある病院に入院して治療を受けていたとして病室での様子や車椅子に乗った姿など数々の写真を紹介していました。ところが警察の調べでは、そのような証拠は何も上がってこなかったとか。病院側の記録が全くないことから詐欺であると確信、逮捕となったのです。

その後すぐにミス・インターナショナルのタイトル、サッシュとティアラはもちろん返還。優勝金も起訴されて返金が命じられました。

懲役2年から4年の刑が科せられた

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少なくとも4つの大手チャリティ団体をも騙して多額の金額を搾取していたゲイツ容疑者には、懲役2年から4年の刑が言い渡されました。全ての団体や人から搾取した金額は全額返金するように命じられ、現在は深く反省してるということですが人の善意をとことん利用した犯罪に人々の怒りは隠せない様子。

「私の兄は白血病で死んだのよ。実際に苦しんでいる人の病気を騙るなんて酷すぎる」「地獄に落ちるわね」「病気でもないのに病気だと嘘を付くのは本当にシャレにもならない」「最低としかいえない」といった声が寄せられるのも理解できるような。

事実、本当に病気で苦しんでいる人がこの世には多く存在します。そんな病気の人たちを支援している人の善意を利用するのはやはり人としても間違っているでしょう。ゲイツ容疑者の刑を「軽い」と考えている人も多い様子。

裁判で、ゲイツ容疑者は「病気だって言えば家族がもっと私に注目してくれると思った」という発言をしていたそうです。どこかしら孤独な闇を抱えていたのでしょうか。当時23歳という若さで、用意周到に人を騙すことを考えていたゲイツ容疑者。ただ、どんな理由があるにしろ、病気を騙るというのは病気を患って闘っている人たちを蔑ろにしていることと同じではないでしょうか。あなたはどう思いますか。

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公式プラチナライター。イギリス在住22年目。いつも読んで下さる皆さんに感謝。Twitterアカウントは@mayonesque18です。よろしくお願いします。

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