産後、最も心配なのは上の子の気持ちでした。
それまで家族のアイドルはただ一人。
パパママおじいちゃんおばあちゃんの愛情全てを独り占めしていたのに、その愛情を分ける日がやってくるのです。
前回のエピソード:二人目が欲しい!渋る夫に野獣化した妻。夜這い作戦の結果…!?

そこで、上の子にどう接するべきか念入りに対策を立てることに。
色々調べたり、周りから言われたのは、とにかく「上の子優先で」ということ。
そのアドバイス通り、出来る限り息子優先で頑張りました。

産後に家族と一緒にお見舞いにきた上の息子。
下の妹にデレッデレなおじいちゃんおばあちゃんを見て、心ここにあらずという表情がなんとも印象的だったのを覚えております。
そこで私はお見舞いにきてくれている間、息子だけずっと笑顔で見ていました。
息子も私と離れていたのと、知らない赤ちゃんもいて私に近づいてきませんでしたが、私の熱い視線に気づくとなんとも嬉しそうでしてね…。

授乳する時も上の息子を一緒に抱いてあげておりました。

そのたびに息子のくすぐったそうな嬉しそうな顔をみて安心しました。

生まれてからしばらくたっても、赤ちゃん返りや下の妹の授乳を阻止したり、邪魔者扱いするそぶりもなく、私は心底安心しきっていました。
良かった。うまくいっている。これで良かったのだと、そう思っていたのです。

そんなある日、下の子の授乳中に近くで息子が遊んでおりましてね

授乳してしばらく経ってから、ふと近くにあった鏡を見てみたら…
息子が…

んっ?

なんとも寂しくも悲しい顔でこっちを見ていたのですよ…

息子おおおお‥!!

気づかなかった。全然気づかなかった。完璧安心しきっていた自分がいた。
どんなに上の子にかまっても、それで満足していると思っていたのは私の思いこみであって、実際は違っていました。

寂しかったんだね。ごめんね…
この時息子は2歳6カ月でしたが、言葉に出来ない嫉妬や妬ましさなどが
息子の小さな胸の中で渦巻いていたのでしょうね。

この日以来、妙に息子を気にしてしまう私がおります。
私にできる精一杯のことをしているつもりではありますが、
それでも、息子が寂しい想いをしている時は沢山あるのでしょう。

兄妹がいるのだから、仕方ないといえば仕方ないことですが、
将来、「お母さんはずっと妹ばかりだった」と言われないように
また、その逆もないように、これからも少しでも頑張っていきたいと思います。

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