小学校と中学校のときにあった道徳の授業をおぼえていますか?国語や数学とはまた違った授業内容が楽しいと感じた人も多いはずです。その道徳の時間が2018年度から正式教科となります。

道徳の授業とはどのようなものだったのか、当時を思い出しながら振り返ってみましょう。

文部科学省の専門家会議が成績評価の方法を提言

文部科学省の有識者会議は22日、2018年度以降に小中学校で正式な教科となる「道徳」の評価方法を示した提言をまとめた。評価は5段階などの数値ではなく記述式とし、入試に使う内申書には記載しないよう求めた。文科省は今月中にも都道府県教育委員会などに通知する。

出典 http://www.nikkei.com

ほかの生徒と比べる相対評価をするのではなく、“いかに成長したか”という点を重視することとなりました。記述式となる「個人内評価」にすることで、良かった点や改善点をアドバイスして、成長を促すことができると考えたようです。

他教科の評定とは異なるとし、調査書(内申書)には記載しないこととなりました。

道徳の授業とは?歴史を振り返る

道徳教育(どうとくきょういく)とは、道徳的な心情を育て、判断力・実践意欲を持たせるなど、道徳性を養う教育のことを日本では主にいう。

出典 https://ja.wikipedia.org

「道徳」は58年度から小中学校で週1時間、「教科外活動」として設けられてきました。しかし、2011年に起きたいじめ自殺事件などがきっかけで、道徳教育の大切さが問われることに。それによって、13年2月、政府が道徳の教科化を提言しました。

道徳の時間は何を行っていたのか

みなさんは「道徳の時間」、どのようなことを行っていましたか?

・席替えをした 
・レクレーションをした
・先生の説教があった
・資料を読んで感想を言った 
・平和についての資料を読んだ 
・ビデオをみた 
・いじめなどの問題が起こった時に話し合いをした、などです。

出典 http://www.kyoushi.jp

お題を決めて議論しあう「ディベート」のようなことを行ったり、NHKのテレビをひたすら見ていた、という人も多かったようです。道徳の授業は、学校や先生によって内容は異なります。そのため、先生独自の内容を求められる場合も多いようです。

道徳の授業の思い出は?

中学年〜高学年になると、教科書を使いつつ、たまにディベートのようなことをしていた。賛成派と反対派など、主に2つのグループに分かれて、教室内の机を向かい合わせて議論タイム。テーマによっては、休み時間にずれ込むまでに盛り上がることもあり、かなり楽しんで参加していたように覚えている。

出典 http://yamayoshi.hatenablog.com

ディベートが印象に残っているという人が多いようです。クラス全員で話し会う機会はそんなに多いわけではないので、よい刺激になったのかもしれません。ひとつのことに対して討論することで、仲間との団結意識も高まりそうですね。

教師側の道徳についての意見も

週に1度の道徳授業をきちんと実践している教師の学級は,空気が違います。柔らかいのです。そして、生徒の眼差しが優しいのです。週に1度,教師と生徒が生き方について考えを交流させる。こんな素敵な時間はないと私は考えます。

出典 http://www.kyoushi.jp

道徳の教科書が無いため、出版社が作った副読本に従って授業を進めている先生が多いようです。ただそれだと生徒の心を掴むのは難しく、そのクラスに適合した内容を見極める力が必要となります。

そのため、道徳の授業を教えるのが一番難しいと感じている先生も多いそうです。

今後の授業内容が問われる「道徳」

何が良くて何が悪いことなのかを教わる「道徳の時間」。周りの意見に流されてしまう人が多いなかで、自分で考え正しいことを判断する力を身につけることが重要となります。定義をしっかり決めて、道徳の時間が有意義な時間になることを願いたいですね。

価値観が多様化することで、さまざまな考え方を持っている人が増えています。最近は残虐な事件も増えているので、「何が正しいのか」を道徳の授業でしっかりと教えていくことが求められるのではないでしょうか?

道徳が正式に教科になることで、授業の内容がどのように変化していくのか気になるところです。

この記事を書いたユーザー

鳥羽花子 このユーザーの他の記事を見る

広告代理店勤務を経て、結婚後フリーライターに。

エンタメやグルメ、ネットでの流行など幅広く興味があります。
子育てのかたわら、休日はカフェで執筆作業が息抜き。
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