母乳の匂いに興奮して泣くというのは思いつきもしなかったので、この時の母の言葉は衝撃的でした。

まさかそんなわけ…いやでもあり得る…?

最初は半信半疑ではありましたが、この一言は確実に私のモヤモヤを吹き飛ばしてくれました。

私の頭の中では、赤ちゃんにとって母親は“安心感を与える存在”という認識だったので、その母親であるはずの私の抱っこで泣く=私は母親として駄目なんだ…とすら思っていたのですが、母乳の匂いが原因かもしれないという考えを持った途端、

「おっぱい飲む気でいるのに、いつまでもおっぱいこなかったらそりゃ泣くわ」


と、自分の腕の中で泣く娘の姿をすんなり受け入れられました。

それと同時に、泣いている娘の抱っこを代わってもらうことへの後ろめたさも和らぎました。

夫からも、

こう言われるくらいだったので、自分ではよくわかりませんでしたが、多分かなり母乳の匂いをさせていたのだと思います。

しばらくして、夫が乳くさいと言わなくなったあたりから、娘が私の抱っこだけで泣くということもなくなったように記憶しているので、

母の言った言葉は本当だったのかもしれません。

そして、これから半年後、女の子を出産したばかりの友人とのメールのやり取りの中で、この話題がでました。

舌打ちも、実は一生懸命おっぱいを飲もうとしているのかもしれないと想像すると、可愛い仕草に思えるから不思議です。

赤ちゃんがお母さんの抱っこだと泣く本当の理由はまったく違うものなのかもしれませんが、この話で少しでも気持ちが軽くなってくれればいいなぁと思います。

余談ですが、私の抱っこで泣いていた娘はどんどんお母さんの抱っこが大好きな子となり、二ヶ月後には逆に私が抱っこしていないと泣くまでになり、その後はなんと私か夫の抱っこ以外は泣くように。

あれだけ寝かしつけてもらっていた私の母でも泣いていました。

一歳九ヶ月の今は、おじいちゃんおばあちゃんの抱っこでは泣かなくなりましたが、やっぱり抱っこはお母さんが一番のようです。

著者:チカ母
年齢:30歳
子どもの年齢:1歳

2014年6月に娘・チカを出産。同年8月より育児絵日記ブログ「抱っこだ立つんだ揺れるんだ」を開始。抱っこが大好きな娘のお陰で、腕だけやたらとたくましいお母さんです。

※プロフィール情報は記事掲載時点の情報です。

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