1日に30品目の食材をバランスよく食べる

筆者のような30代オーバーの世代は、小さな頃から「1日に30品目は食べましょう」というような教えを受けてきた方が多いと思います。

そもそもこの方針は、当時の厚生省(現厚生労働省)が打ち出した食生活指針によるものだったのですが、なんといつのまにかその「30品目食べましょう」という指針が無くなっていたと、今ネットで話題になっています。

事の発端は、Twitterユーザーで作家活動もされている「斗比主閲子」さんによるツイート

■その驚きを伝えるツイートがこちら

この様に、もう十数年前、2000年にはその「1日30品目食べる」という標語が削除されている事を伝える文献を発見。驚きとともにツイートされています。

どうやら「脂肪肝・NASH・アルコール性肝炎の安心ごはん」という書籍に書かれていた内容のようですが、そこには

「30品目以上とっている人の多くは、エネルギー、脂質、タンパク質の過剰摂取である事が判明し、2000年にはその標語は削除されました」

としっかりと記載されています…。

さらに、その経緯についても調べてみると…

この様に続けてツイート。

リンク先を確認してみると…

2000年3月、厚生省(現厚生労働省)は農林水産省、文部省(現文部科学省)と連携を図って、新しい食生活指針を策定・公表したが、その食生活指針では、「主食、主菜、副菜を基本に食事のバランスを」とあるだけで、「1日30品目」の表現は削除された。厚生省の担当者は、「30の数字を絶対視して食べ過ぎてしまうことがありかねないので、誤解を避けるために、数値表示をしなかった」のだという。

出典 http://www.maff.go.jp

確かに農林水産省のHPに記載がありました。

なんと30品目という数字には全く根拠がなく、その削除にも明確な根拠は無かったようす。

さらにさらに…当時の議事録には「主婦には実現不可能」

まあ冷静に考えて、30種類の食材を使うのはハードル高すぎですが…。

1日30品目摂取、主食、主菜、副菜を揃えて等とあるが、家庭の主婦にこれが実現可能とは思えない。主婦の調理技術や素材知識に対して過剰な期待をすると実現不可能になる

出典 http://www.maff.go.jp

「食生活指針検討委員会」による会議の中で、この様に発言された委員の方が居るようです。まあ普通に考えればそうなりますよね。

■この衝撃事実に驚きの声

えっ…知らなかった!!

Licensed by gettyimages ®

衝撃を受ける人多数…

子供たちに教えていたのに…

30品目食べるというのはそれっぽいですし、まさか削除されているどころか、栄養過多になりやすいなんて思いもしませんもんね。

アプリにいつも怒られてた

アプリは正しかった!

そもそも30品目なんて諦めてたけどね…

実現しようと頑張っていた方は稀でしょう。

まあ無意味よね。

確かによくよく考えと、意味がわからない指針ですね。

まだ信じている人たちがたくさん

今回の発見を教えてくれた斗比主閲子さんのお宅のように、姑さんなどにグチグチ言われてしまうケースも多そう…。

後に教わる機会ないもんね…

歴史の年号が変わったとか、偉人の顔が変わったとか、色々昔教わった事と違うことが出てきても、それを学び直す機会なんて無いですからね。勘違いし続けても仕方ない部分はあります。

過ぎたるは及ばざるが如し

仰るとおりですね。

■ただ、まだ目安として「30品目」を使うケースも

「毎日30品目とは、1985年に厚生労働省が作った『健康づくりのための食生活指針』で提唱された栄養目標です。『30』という数字が分かりやすくて広まりました。一方で、数に神経質になる、食べ過ぎる例も増えたので、2000年には『主食、主菜、副菜を基本に食事のバランスをよく』と表現が変わりました。

ただ、食べる品目の数が少ないと、栄養素の必要な量を確保することができません。『毎日30品目ぐらいを食べる』と、自然に栄養のバランスがよい食事になるので、いまも栄養指導の際の目安としています」

出典 https://gakumado.mynavi.jp

こんな管理栄養士さんもいらっしゃるようす。

また、

①穀物類
②豆・豆製品
③魚介類
④肉類
⑤牛乳・乳製品
⑥卵
⑦果物
⑧海草類
⑨キノコ類
⑩イモ類
⑪緑黄色野菜
⑫淡色野菜
⑬油脂
⑭嗜好品(酒、茶、コーヒーなど)

といった14品目を取ればバランスが良いというような事を提唱されている方もいらっしゃいました。確かにこれなら具体的で朝から3食でどうにかなりそうですね。

最終的には、品目よりもバランスが大事かも

出典 http://www.hamayouresort.com

30品目を目標にする必要はないものの、厚生労働省が発表しているように、主食、主菜、副菜を基本に食事のバランスを」という言葉を意識して自分なりに考える必要があるようです。

夏は特に暑くて食生活が偏りがちが季節。上の14品目ならなんだかんだでクリア出来そうなので、ちょっと意識してみてはいかがでしょうか。

この記事を書いたユーザー

ももかん このユーザーの他の記事を見る

なるべく波風立てないように生きる事が信条の30代(♂)です。軽い気持ちで読める記事を心がけたいと思います。

得意ジャンル
  • 話題
  • インターネット
  • 暮らし
  • おもしろ

権利侵害申告はこちら

Spotlightのライターなら1記事最大3000円もらえる!日本最大級メディアでライターデビューのチャンス