記事提供:東京都議会議員 おときた駿 公式サイト

こんばんは、おときた駿@ブロガー都議会議員(北区選出)です。

今日も各地で熱戦が繰り広げられた東京都知事選挙ですが、その陰でひっそりと重要なことが発表されています。

知事専用車の使用を違法・不当としてその使用に要した経費の返還を求める住民監査請求の監査結果について

地方自治体には「住民監査請求」という制度がありまして、住民は知事などに対して、その地方自治体の業務に関わるものであれば、

「その支出はおかしいでしょう、返還しなさい!」という訴えを起こすことができます。

こちらの住民監査請求は、舛添前知事が行なっていた

・湯河原へほぼ毎週、公用車で通っていたこと
・およびその過程で、かなりの頻度で自宅に立ち寄っていたこと

について疑義を呈し、不適切な支出だとして、約400万円相当の返還を求めていたものです。

住民監査請求監査結果について(http://www.kansa.metro.tokyo.jp/PDF/08jumin/28jumin/28jumin02.pdf)

で、こちらがそれに対する報告書です。

結果としては「棄却」されてしまったのですが、その結論部分を抜粋します↓

5 結論

(1)結論

前知事が本件建物まで知事専用車を使用して復路通勤した経費について、都は前知事に対する本件債権の行使を怠っているとする請求人の主張には理由がない。

(2)意見

公務終了後、前知事を都外の自宅以外の場所まで送り届けるため、ほぼ毎週末、知事専用車の運行をしていたことは、違法・不当であるといえないものの都民の理解が得難いと思われる。

財務局は、政策企画局と連携の上、知事専用車の厳格な運行に努められたい。

出典住民監査請求監査結果

…まあつまり、「不適切であるが違法ではない」ということで、これってまんま舛添前知事(とその弁護士)が言っていた理屈と同じなんですよね…。

けっこうなボリュームになっている報告書を読むと、過去の地裁の判例を引いたりしながらこれでもかと、

「違法・不当ではない理由」

がこねられていますが、

>執務場所である都庁からの所要時間も片道2時間程度であることを考慮すると、社会通念上、自動車を利用して移動する距離として長すぎるものとはいえない

なんてことがサラッと書いてあり、都民感覚として納得できる方は少ないのではないかと思います。

県外から高速使って片道2時間の車通勤が、「長すぎるものとはいえない」って…。

ちなみに東京都監査委員は条例上、5名のうち2名が都議会議員から選出され、それは慣例上「大会派順」に選ばれることになっています。

つまり自民党・公明党の都議会議員が1名ずつ入っていると。

舛添前知事を最後までかばい続け、適当なところで「手打ち」をした知事与党のメンバーが入っている監査委員ですから、厳しい追求をすることなど不可能というわけです。

図らずもこの報告書が示したのは、舛添要一氏ひとりを追放したところで、都政の体質は変わらないという事実です。

舛添前知事の問題をこのまま風化させず、きっちりと事実関係を追及し、また新たなルール作りにまで踏み込むためには、こうした従来のしがらみから抜け出た都知事の存在がどうしても必要ではないでしょうか。

今日は「敵情視察」で(その他にも理由があるんだけども)、増田寛也候補の街頭演説を拝見しましたが、都議・区議などの各級議員の姿がズラリ。

まさに舛添前知事と同じやり方で、組織によって担ぎだされた方に、公用車不正使用問題を含む都政の改革を成し遂げることができるでしょうか。

小池百合子候補を見るために本日夜、アルタ前に集まった人々。私は都民の皆さまが、新しい都政を求めていると信じています。

明日も小池百合子候補は私の地元・北区田端に登場予定!

ぜひ16時に、緑のものをワンポイント身につけてご参集くださいませ。

緑のたぬきは…オススメしておりませんが…。

宜しくお願いいたします!

それでは、また明日。

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