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女性と話すときの3つのコツ。Web上ではしばしばこうしたテーマの記事を見かけますが、その多くは「共感する」「否定しない」など、内容が重複しがち。

にもかかわらず、少なくない男性がこうした記事の内容通りに行動できないのはなぜなのでしょうか?

理由のひとつとして、「具体性に欠けるから」という指摘があります。言われていることはわかっても、いまいち想像ができない。だから実践できない…。しかし、ある見方を導入するだけで見違えるように女性との会話が変わった男性がいます。

子供との会話で大切なことは?

先月、親戚の法事で久しぶりに姉と会ったという高野さん(32歳男性・独身・仮名)。

1歳年上の姉は5年前に結婚し、現在は一児のママ。甥っ子の拓斗くん(4歳・男の子)は赤ちゃんの頃と違ってすっかり話せるようになり、興味津々で高野さんに話しかけてきました。

拓斗くん:ねえねえ、お兄ちゃんは恐竜しってる?

高野:知ってるよ。プテラノドンとか、ティラノサウルスだよね。

拓斗くん:そう!ティラノサウルス強いんだよ!ティラノサウルスっておおきいんだよ!

高野:ティラノサウルスが好きなんだね。

子供との会話には慣れていない独身の高野さんですが、必死に会話を続けます。

4歳児の元気がなくなった一言

高野:ティラノサウルスのどこが好きなの?

拓斗くん:強いところ!強いんだよ!

高野:ほかに何が好きなの?

拓斗くん:ウルトラマン!ウルトラマンが好き!強いから!

高野:ウルトラマンか。強いよね。怪獣いっぱいやっつけるしね。

拓斗くん:そうなの!怪獣やっつけるの!強いの!

高野じゃあ、ウルトラマンとティラノサウルスはどっちが強いの?

拓斗くん:…わかんない。

急に先ほどまでの元気がなくなる拓斗くん。いまの質問はマズかったのかな、と高野さんは少しだけ後悔の念を抱きました。

子供への接し方で気づいた会話のコツ

この会話を聞いていたらしい高野さんの姉が、小さい声で話しかけてきました。

「拓斗はまだ子供だから、どっちが強いとかヘンなこと聞かれても答えられないの。拓斗は『恐竜が強いよ!すごいよ!』って興奮してることをわかってほしいのよ。

だから、一緒に恐竜って強いよねって共感してあげるだけですごく喜ぶの。理由とか比較とか、そういう話題はあんまり盛り上がらないの」

なるほど、と思った高野さん。

再度拓斗くんに話しかけてみると、会話は大盛り上がり。恐竜が大好き、かっこいい、強い。拓斗くんはとにかくそのことに共感してほしいのだと悟った高野さんは、こんなセリフを繰り返したのです。

「ティラノサウルスってかっこいいよね」

「ティラノサウルスって強いしかっこいいし、スゴいよね」

「拓斗はティラノサウルスが大好きなんだね」

このとき、高野さんはある女性と交わした会話をふと思い出したのです。

子供と女性。会話の盛り上がるポイントは一緒

法事の少し前に一緒に食事に行った美咲さん(仮名・25歳・エステティシャン)。彼女とは合コンで知り合い、この日の夕食は2人ではじめて会う日でした。話題の中心は、合コンでは話せなかったお互いのプロフィール。

当時の会話を回想します。

美咲:高野さんは先週の連休はなにしてたんですか?

高野:ずっと家で映画を見てましたね、特に洋画が好きなんですよ。

美咲:え!私も映画好き!最近日本でも公開になった『●●●(有名なシリーズもの映画の最新作)』って見ました?あれ、すっごくおもしろかった!人生でナンバーワンかも!

高野:あ、もう見たんですね!最新作はまだ見てないんですよ。

美咲:絶対見に行ったほうがいいですよ!すっごくおもしろかったから!

高野うーん、迷うな。正直アメリカでの評価は低いから見るのは微妙かなとも思ってるんですよね。

美咲:…私は見たほうがいいと思いますよ。

このときから美咲さんのテンションが急激に下降。最後まで盛り上がりに欠ける時間になってしまったのです。

共感しなかったことが原因だった!

高野さんは甥っ子の拓斗くんとの会話を思い出し、先週のデートと重ねあわせました。

「あのとき、美咲さんは好きな映画の話で興奮していたんです。とにかく一緒に『すごいんですね!それだけおもしろいんですね!』って共感してあげればよかった。

アメリカでの評価との比較をするのは完全に間違っていたんじゃないかと今さら気付きました。少なくとも、彼女はあの時の会話ではそういう比較は求めていなかった」(高野さん)

必要なのは共感。

何度も目にしたことのある言葉ですが、それが子供との会話を通してクリアになったいま、高野さんはようやく当時話すべきだった言葉を見つけたのです。

「これまで、会話での共感というのがイメージしにくかったのですが、ようやくわかりました。子供と話す時のように一緒に興奮したり、すごいねと言ったり、好きなんだねって確認したり。そういう会話をすべきだったんです」(高野さん)

男性は意味なく理屈っぽくなってしまうものですよね。共感の作り方は、子供との会話をイメージする。会話に悩む男性は、一度実践してみてはいかがでしょうか。

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