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「俺ってゲイの人たちからすっごくモテるんだよね」

これは、週に1回は合コンをするという小笠原由佳さん(27歳・仮名・人材)が近頃複数の男性から言われたセリフなのだそうです。

「最近合コンですごく多いんですよ。オレって女のコにはモテないけど、男にはすごくモテるんだよねって言ってくる男性が。先週飲んだ28歳の商社の人も、『このあいだ新宿二丁目で飲んだらモテモテで困った』みたいな話をドヤ顔で語ってました」

小笠原さん曰く、ゲイにモテるというエピソードを語る男性は、ここ1~2年でかなり目立つようになったといいます。

ノンケ男性が語る「ゲイにモテる」は本当か

しかし、そんな話を聞かされる度に、彼女はこんな疑問を持つようになりました。

「でも、彼らがゲイにモテるって本当なんでしょうか。そんなにノンケ男性(ゲイから見たゲイではない男性)がモテるって不自然じゃないかと疑問に思ってきたんです。これって調べられませんかね?」

新宿二丁目のゲイの回答は…

そこで、favclip編集部はアジア最大のゲイタウン新宿二丁目で取材を敢行。複数のゲイバーで「ゲイにモテると勘違いしてるノンケ問題」について話を聞いてみました。

「よくそう言う人いるわね。でも、少なくともこの店ではニーズがない子が多いわよね」(A店・ゲイバー歴10年)

「たまに言われるけど、話を流しちゃう。ウチはノンケのお客さんが多いけど、そこでチヤホヤするお店じゃないからね!」(B店・ゲイバー歴16年)

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少なくとも、「オレってゲイにモテるんだよね」と語るノンケの男性客の存在は知っているようです。では、彼らに対してゲイバー店員はどのように思っているのでしょうか?

「ノンケ好きもいなくはないけど、ノンケって清潔感がなかったり、ゲイ特有の視点が欠けてるのよね。だからムラっとこないのよ」(C店・ゲイバー歴8年)

「たぶん一緒に連れてくる女のほうを私たちがイジるからじゃない?二丁目は女は基本的にイジってノンケは優しくするお店が多いから」(E店・ゲイバー歴7年)

「オカマがいないところで『オカマにモテる』って、欠席裁判よそれ!!」(B店・ゲイバー歴16年)

「初回のお客さんからそう言われたら『あなた、ウチの店のタイプではないわよね!』って言うことにしてるわ。一応もてなすから批判はしないけど、言うことははっきり言っておくわよ!」(D店・ゲイバー歴14年)

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ノンケ男性の勘違いが生まれる背景

取材の結果、この問題については以下のような結論が導き出されました。

・ノンケ男性の語る「ゲイにモテる」は大半が思い込み
・ゲイバー店員はノンケ男性の客を“お客様”として手厚くもてなし楽しませているだけ
・ノンケ男性は店でのもてなしを「モテている」と勘違いする
・原因の一つに、ゲイバーでは女性をイジり、ノンケ男性はイジらない構造がある

そして、ゲイバーに通う40代女性客からはこんな分析も聞かれました。最後に紹介しましょう。

「ノンケの男性が『おれはゲイにモテる』って言いたがるのって、多くの若い女のコたちが“ゲイは人を見る目がある”ってゲイに対して敬意をもって考えてる共通認識を利用してるのよね。

見る目があるゲイの人たちからモテちゃうおれってどーよ、的な考え方で。そういう人たちって、だいたい1回か2回くらいしか二丁目に飲みに来たことないものなのよ」

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とにもかくにも、「ゲイにモテる」と勘違いするノンケ男性がそれだけ多くいるのは、ゲイバーのみなさんの接客力が非常に高いということなのかもしれませんね。

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