記事提供:CIRCL

皆さんは居眠りが「inemuri」として海外で紹介されていることをご存じだろうか(※1)。なんとこの居眠りというのは日本独自の文化で、海外の人から見ると驚きの行動なのだとか。

日本人は一般的に「勤勉、まじめ」で通っているが、海外では怠惰の象徴とされている「居眠り」を所構わず行ってしまう。皆さんも会議中や授業中など身に覚えはないだろうか。

今回は、海外の人たちが居眠りに驚く理由と、なぜ日本人は居眠りをしてしまうのかといった理由について考えていこうと思う。

「inemuri(居眠り)」は世界の非常識!?海外の人から見た居眠りとは?

学生時代、来日していた米ハーバード大学の学生に授業後、次のように言われたことがある。

「日本人は授業中に寝るなんて変わっているわね。あれは許されるの?」。この学生の反応からも分かるように「居眠り」は海外の人から見ると、驚き、目を疑う行動なのだ。

私たちの文化ではある意味、居眠りに対して寛容になっているところがある。しかし海外では必ずしもそうとは言えないのだ。

英国の国営放送、BBC Newsで以前、「Are you getting enough?」にて、日本人の居眠りが次のように紹介された。「イギリスでは仕事中の居眠りは許されていないが、日本では国会であろうと仕事の会議であろうと居眠りが許されている」(※1)。

ちなみにBBCの記事では、当時の小泉純一郎首相が国会開催中に居眠りをしている写真が一緒に掲載されていた。

日本人の居眠り「添い寝の習慣」が原因なのか?

では、日本人が居眠りをしてしまうのはどのような背景があるのだろうか。

「日本人と眠り」について研究をしているケンブリッジ大学のブリジット・ステガー博士は、「日本人の添い寝の習慣」が居眠りと関係があるのではないかと注目をしている(※2)。

個人差はあるが、日本ではある程度自立した年齢になるまで、親と一緒に寝るのが一般的だ。「親子3人川の字になって寝る」というのもその状況を表している言葉の一つだ。

ステガー博士によると、こういった環境で育てられたため、人前で寝ることに抵抗がなく、居眠りもできるのではないかという見方を示している。ちなみにイギリスでは、子供は小さなころから親とは別室で寝かせている。

それは規則正しい眠りの習慣を確立するためだとステガー氏は語る(※2)。

昼寝を上手に取り入れて仕事や勉強の効率化を図ろう!

ステガー氏が注目をしているように「幼少期からの生活」も少なからず影響しているだろう。しかし、睡眠不足が続くと体だけではなく、脳も疲れてきてしまう。

これまでにも紹介をしてきたが、睡眠は疲れた「脳」を休めるために行う。少しでも脳が疲れてきたと感じたら、休憩時間にお昼寝をするなどして、仕事中に居眠りをしないように心がけていこう。

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