この50年で、自動車の開発は目覚ましいものがあり、自動運転できる車は、もう夢の話ではなくなりました。

しかし、
日本で年間発生する交通事故は、わずかな減少を見せてはいますが、それでも昨年53万件を越えています。そのうち事故で命を落とされた方の数は4117人、重傷を負った方は3万人を越えています。

車の進化に人間の進化が追い付いていない!

そこで、オーストラリアの交通事故委員会-TAC(The Transport Accident Commission)は、今回交通事故に耐えられる進化した人間「Graham」を作りました。

「Graham」

出典 https://www.tac.vic.gov.au

オーストラリアの外科医、交通事故調査官、アーティストが共同で作成。

首から下は人間に近いのですが・・・

出典 http://www.meetgraham.com.au

横顔がこちら

出典 https://www.tac.vic.gov.au

首が全くなくなり、耳たぶも鼻もありません。額は突き出ており、衝撃のインパクトを最小限に食い止めるような作りになっています。

これなら、むち打ち症状も出なさそうですね。

顔の下には脂肪がびっしり

出典 https://www.tac.vic.gov.au

脂肪がクッションの役割をするようです。その脂肪の下に隠れるように目や鼻が位置しているのがわかります。

出典 http://www.meetgraham.com.au

段ボールや緩衝材に空気の穴があるように、頭蓋骨内も多くの空洞が見られ、衝撃を和らげる構造になっています。

足の神経や骨も複雑

出典 http://www.meetgraham.com.au

骨折を防ぐために、関節だけではなく、とにかく複雑に多数の骨が組み合わされています。膝の下にもう一つの関節があり、前後に動かすことができます。膝の関節は前後左右に動かせることができます。

足のサイズも小さいですね。

胸骨の下にはエアバッグ?

出典 http://www.meetgraham.com.au

空気を入れられる場所があり、これでエアバッグの役割をするそうです。このメカニズムは、大切な臓器を守るために必要不可欠なのでしょう。


腕は普通に見えますが・・・

出典 http://www.meetgraham.com.au

皮膚の内部構造が何層にもなっています。

ヴィクトリア州の交通安全キャンペーン「Towards Zero」では「Graham」を紹介することで「人間の体がどれほど交通事故の衝撃に対して微弱であるか」を社会に知らしめ、「交通安全」を訴えています。

Grahamができるまで

出典 YouTube

メーキング動画です。

あらゆる知識を終結して作成されていく様が見れます。

こんな姿になるよりも、今できることがあります。

ハンドルを握るみなさん、交通安全を心掛け、スピード違反、飲酒運転、無謀運転、わき見運転など、絶対にしないでください!

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公式プラチナライター。テキサス州在住。料理研究家でフリーランスのコラムニスト

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