■全国各地で夏の甲子園の地方大会が実施中

日本の夏の風物詩といえば、全国高等学校野球選手権大会、いわゆる「夏の甲子園」ですね。今年も8月7日から開幕予定で、現在日本各地でその地方予選が繰り広げられています。

2年前の優勝校である福井県代表敦賀気比高校が初戦で敗れたり、その他にも埼玉県の浦和学院、新潟の日本文理高校、愛媛の済美高校、2年前の覇者である大阪桐蔭高校などが既に敗れるなど、なかなか波乱の予選になっています。


そんな中、ある高校の快挙が話題となっています。

その快挙を起こしたのは「クラーク記念国際高校」

出典 https://www.clark.ed.jp

あまり聞き慣れない名前の高校ですが、この「クラーク記念国際高校」、なんと創設3年目にして北北海道予選を勝ち抜き、見事初の甲子園出場を決めました。

■この快挙には多くの驚きの声が

この様に驚きと称賛の声が多数SNSにも投稿されていました。

創部1年目には7人しか部員が集まらず、試合には他の部活から選手を借りてくるほどだった本校野球部。しかし、佐々木啓司監督のもと、部員全員で力を合わせ日々努力を重ねてきました。

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同校のHPには、甲子園出場の報告とともにこの様なエピソードが。

当初は専用グラウンドはなく、近くのラグビー場や中学校を転々として練習し、更に初公式戦となった一昨年の春季大会は、サッカー部から3人を借りての出場でコールド負けだったんだとか。

公式戦では1年目も2年目も僅か1勝のみ。そんな高校が甲子園出場を果たすなんて、一体何が起きたんでしょうか。

■そこには、名将と言われる監督と地域の協力が

名将・佐々木啓司監督

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名将・佐々木啓司監督の下で野球をしようと全国から選手が集まる一方で、編入者の受け皿にもなっている。

「クラーク高に入って、本当に良かった」。21日、3点リードの九回の守備、二塁手の福田健悟選手(3年)は勝利を目前にし、「一時は甲子園出場の夢をあきらめた」と言う2年前のことを思い出していた。

 出身地の京都の中学から地元の高校野球部に入部した。だが、なじめずに約1カ月で学校を辞めた。そんな時、父親からクラーク高野球部の存在を聞いた。「自分は甲子園を目指したい」。自分のそんな心の声を感じ、もう一度野球に打ち込もうと決意。1年時の6月、クラーク高に編入した。

(中略)

選手たちの成長を支えたのが学校と地域の支援だ。深川市が事業費の一部を負担し、市内の閉校した中学校を利用して室内練習場、野球部寮をつくった。今夏には野球場も完成予定だ。

出典 http://dd.hokkaido-np.co.jp

駒澤大学附属岩見沢高等学校で何度も甲子園出場を果たした、名将佐々木啓司監督。その監督のもとに、全国から才能ある球児が集まるとともに、何らかの問題を抱え一度は夢を諦めてしまった様な球児たちも集まってきているんだとか。

さらに、そんな球児たちを地域が支え、当初は専用グラウンドすら無かった野球部に多くの施設を作るまでに至っているようです。

■そんな同校、非常に珍しいシステムを採用しています

通信制でありながら、全日型を採用する日本初のスタイル

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通信制とは、言葉の通り「通信による教育を行う課程」のことですが、同校は日本で初めて、通信制ながら週5で学校に通う全日型の教育を導入しています。

通信制・単位制を使った独自の教育システムを実施するクラークでは、週5日通学(制服着用)の全日型コースを基本的な学びのスタイルとしています。

もちろん、通信制・単位制のメリットを活かし、週に数日の通学や自宅学習をメインとしたコースも選ぶことができるので、自分のペースに合わせて無理なく学ぶことが可能です。状況に応じて在学中に通学日数を変更することも可能なので安心です。

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いわゆる、よくある普通のタイプの学校と同じように通うことも出来るんですね。

ちなみに、改めて「通信制」とは

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通信制は、全日制・定時制と並ぶ教育課程で、一人ひとりに合ったペースで学習し卒業資格を取得することができるため、すでに働いている人や、高校を中退した人、学業不振で現在の学校では卒業が困難な人など、さまざまな人が通っています

この他にも、芸能活動やアスリート活動と学業を両立させるために通信制高校を選択する生徒もいます

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基本的には課題の添削(レポート)、面接指導(スクーリング)、試験(テスト)などを通じて単位を取得していきます。通信制高校では、学年制よりも単位制を採用しているところが多いのですが、単位制であれば個人の進度で学習をすすめていくことが可能なため、最短では3年、在籍期間を活用して10年以上かけて卒業する人もいます

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既に働いていて、なかなか全日型の学校に通うことが出来ない方々を対象とした学び方が「通信制」。だからこそ、芸能人などが通っているケースも多いんだとか。

さらに最近では、不登校で悩む生徒や、発達障害により通常の学習が難しい生徒などにも適したスタイルとして注目されているようです。


先程も紹介した引用先の中にもありましたが、実際に今回快挙を果たしたクラーク記念国際高校の野球部の中にも、他校で馴染むことが出来ず学校を辞めた部員がいたようですし、そういった方々のよい受け皿になっているんでしょうね。

■実は多くの芸能人も同校の出身者だったりします

芸能人が通う高校と言えば、古くは「堀越学園」や「日出高校」などが有名ですが、最近ではこの「クラーク記念国際高校」も、多くの芸能人が通っていらっしゃいました。

その第一号がモデルの森泉さん

出典 http://ameblo.jp

栄えあるその第一号は、タレントとして活躍中の森泉さん。

北川景子さん

出典 http://official.stardust.co.jp

HKT48の指原莉乃さん

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俳優の岡田将生さん

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他にも、ジャニーズなどでも、関ジャニ∞の錦戸亮さんや、NEWSの増田貴久さん、キスマイの藤ヶ谷太輔、二階堂高嗣さんなど多くの芸能人が同校の通信制を卒業されています。

ただ、同校卒業生と言っても、今回甲子園出場を果たした北海道本校に通っていたわけではなく、日本各地に数多ある同校のキャンパスに通っていたんですけどね。

■そんな各地にキャンパスがある高校なので…

応援もすごそう!!

出典 http://ryukoku-sports.jp

日本最大の通信制高校である同校。HPによると、1万1000人以上の生徒がいるらしいですよ。当然卒業生は更に多いでしょうから、全国各地から応援に人が集まるかもしれませんね。

創部3年目にして甲子園出場という、まるで漫画のような奇跡を成し遂げた、クラーク記念国際高校野球部。8月7日から始まる本戦でも目が離せませんね!

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