世界最大の売上額を誇るWalmart

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「Walmart(ウォルマート)」はアメリカのアーカンソー州に本部を置き、米国では知らない人がいないという世界最大のスーパーマーケットチェーンであり、その売り上げも世界最大を誇っています。自分が働いたことがなくても、周りに誰か絶対1人はウォルマートでの仕事の経験があるぐらい。

つまりは、アメリカの全体人口の1%がウォルマートの従業員、言い換えるとアメリカでは210万人以上の人がウォルマートからお給料をもらっているということになるのです。それだけ多くのチェーン店を持ち、従業員数も半端ないウォルマートはさすがアメリカサイズ。

接客業だからカスタマーサービスは当然

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こうした仕事は、お客さんと常に距離も近いためにどれだけサービスができるかがポイントですよね。お店で愛想のいいスタッフや親切なスタッフを見ると「またここに来よう」と思ってしまうのは自然の流れ。

ウォルマートが世界規模で成長しているのは、事業を拡大する十分な資金はもちろんのこと雇われている従業員たちもみな、それなりの上質のカスタマーサービスをしているのでしょう。

そんなスタッフの一人、クリストファー・ハドソン君

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ハドソン君は現在18歳。カレッジに行くお金を貯めるという目的で、夏の間もウォルマーㇳで週に5日勤務しています。実はハドソン君、なかなか他の人にはできない素晴らしいことをしているのです。

彼はカレッジのお金を貯めているだけではなかった

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ハドソン君は、ただ毎日をカレッジのお金を貯めるためだけに働いている青年ではありませんでした。彼は将来のことを思い、これから学んで成長していく子供たちのために、社会がより良くなることを願い、また子供たちにもできるだけいい環境で勉強に励んでほしいと思っていました。彼は18歳にして既に確固たる信念を持ってあることを実行していたのです。

新学期に備えて文房具などが揃えられている

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どこのスーパーマーケットでも同じですが、新学期(欧米は9月)に備えて大手のスーパーでは文具コーナーが設けられており「Back to School!」(新学期に備えよう)というキャッチフレーズで様々な文具が販売されています。

ハドソン君は、特に特別なケアが必要な子供たちのためにもっと学べる機会を与えられる社会になって欲しいという願いを込めて、ウォルマートのお給料の中から実費で文房具を買い、子供たちに寄付をしていたのです。

これらの寄付された文具は特別ケアの必要な子供たちへ配られる

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ハドソン君はなぜ寄付をし続けるのでしょうか。それはハドソン君を育てて来たお母さんの意思の受け継ぎでもありました。「誰かに親切にしなさい。そうすればきっと大きな喜びと幸せを感じることができるものよ。」常にそう言い聞かされて育ったというハドソン君。

そして「人は誰でも幸せになる権利があると思う。そしてみんな、教育を受ける価値もあると思う」と言うハドソン君。そんな彼の素敵な行為に他の従業員たちもインスパイアされている様子。

66ドルを払い文具309点を寄付

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毎回、お給料が出る度にできる範囲で寄付を続けているハドソン君。今回は66ドル(約7千円)分の文房具を購入。その数なんと309点にも及びました。教育を受けたくても、施設や備品が整っていない子供たちもいます。特別なケアを必要としている子供たちだけへの思いやりではなく「みんながこれを手にすることができるように」というハドソン君の願いも含まれた寄付なのです。

「僕もちょこっと参加してるんだ」

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ハドソン君が毎回文具を寄付していることに気付いたストアマネジャーのマッコラムさんも「彼にインスパイアされてね。2,3ドルは寄付するようにしているよ」とコメント。ほんの少額でも、ハドソン君の行為を見た人の親切の連鎖で一人一人の数ドルが何十ドル、何百ドルへと変わっていくこともあるのです。

「お客さんの笑顔が見たいから」

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ハドソン君のこうした親切行為は「ウォルマートの給料明細よりもはるかに価値があるものだ」と各メディアも彼の行為を称賛。できるようでしていないことが私たちも普段の生活の中にきっとたくさんあるでしょう。

でも、ハドソン君を見れば「私たちもできる何かをするべきだ」と思ってしまいます。人は自分の生活のためにお金を稼ぎ、家族がいれば家族を養うために仕事をします。でも、見知らぬ誰かのために一生懸命頑張って働いたお金で買った文具は、世界中のどんな高価な品物よりも価値があるものと言えるのではないでしょうか。

「お客さんの笑顔を見ると嬉しくなるんだ」とハドソン君。彼によって文具を手渡された子供たちも、きっと笑顔を見せているに違いありません。「これ以上ないほどの幸せを感じる時は、誰かに親切なことをした時なんだ」というハドソン君。ちょっとした思いやりの実行で、自分もハッピーになり見知らぬ誰かも幸せにするなんて素敵。彼のような人たちが社会にたくさん溢れるといいですね。

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公式プラチナライター。イギリス在住22年目。いつも読んで下さる皆さんに感謝。Twitterアカウントは@mayonesque18です。よろしくお願いします。

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